娘が学校へ通い始めたら、読み聞かせたいとずっと思っていたのが、
くすのきしげのり先生の絵本。
現在は、作家として大活躍していますが、
教育大学を卒業してから26年間、小学校で働いていた元学校の先生なので、
小学校を舞台にした、子ども同士のトラブルや交流等を題材とした作品は、
どれもとてもリアルで、共感できるものばかり。
作品が読書感想文コンクールの課題図書になったり、
教科書に掲載されたりするのは、当然の流れでしょう。
先生の代表作と言えば「おこだでませんように」でしょうか。
他にも、娘に読ませたい魅力的な作品がたくさんあります。
それでも、内容の素晴らしさは変わりません。
くすのきしげのり先生の作品は、単体でも十分に楽しめるのですが、
実は主人公が思わぬ作品に、思わぬ形で登場していたりするので、
何作も読んで、そういうのを見つけるのも面白いです。
あまり知られていないようですが、東洋館出版社のWebサイトに、
くすのきしげのり先生の作品の相関図が出ています。
上記の画像はブログ用の縮小サイズなので、
気になる方は、東洋出版社のWebサイトからご確認ください。
相関図には、パート1とパート2があります。
子どもたちにやさしく寄り添っている、道徳的な内容もさることながら、
作品にもよりますが、日本の小学校や小学生の様子を垣間見れたり、
俗に言う、日本人の一般的な価値観に触れることが出来るので、
海外で生まれ育っている日本のバックグラウンドを持つ小学生への、
読み聞かせにも良いと思っています。オススメです。