【私のリアルストーリー】⑭この世に産まれるという奇跡~突然の出血 | 40歳から2人産む!!~高齢ハイリスク出産ママの妊娠・出産&育児記~

40歳から2人産む!!~高齢ハイリスク出産ママの妊娠・出産&育児記~

お医者さまに自然妊娠は無理といわれた私が40歳で初産!
そして2016年5月、41歳で第2子出産予定。
高齢ハイリスク出産ママ、ずんたんのドタバタ妊娠・出産&育児記。

こちらは、重度の卵管両閉塞、複数の巨大子宮筋腫。
お医者様に「自然妊娠は無理です」と言われた私が、第一子を妊娠するまでのリアルストーリーです。

以前、アメブロに記載していたものを一部修正して転記します。

今、必要な方に届きますように・・・。


私のリアルストーリー            



~この世に産まれるという奇跡~


MRIを待つ間、私は主人にメッセージを送りました。

赤ちゃん、ダメだったみたい…

あれだけ楽しみにしていただけにさぞかしガッカリしたはずですが、彼はとにかく私の心配をしてくれました。

今回の事は悲しいけれども
今まで妊娠できないと言われていたのが自然に妊娠出来る事がわかったのだから、また2人で頑張ろうと彼は言いました。

私も、この子は私に
「産めるよ!」
ってメッセージを伝えに来てくれたんだ。

と、必死でこの悲しみにも理由があるのだと思うようにしました。


昨日まで、我が子を慈しむ様に撫でては眺めていた自分のお腹・・・。

お腹も膨らんでいる。
ツワリもある。

でも、もうこの子は生きてはいないんだ・・・。
まだ、頭では理解をしていても、心は受け止める事ができませんでした。

20代の時は妊娠や出産なんて、時期がくれば自然にそうなるものくらいにしか思っていませんでしたが

受精して、着床して、10ヶ月以上を無事にすごし、五体満足にこの世に産まれてくるという事は、こんなにも大変な事なのかと改めて実感しました。

私自身だって、この世に産まれてこれた事自体が「奇跡」なんだと・・・。


さあ、これから「自然流産」を選んだ私には「小さなお産」が待っている。

赤ちゃんが出てくる時にはかなりの痛みを伴うらしい。

でも、冷たい棒で掻き出されてしまうより、お腹を痛めて産もう。
そう思いました。



~突然の出血~


フラフラになって日赤病院を出ると、もう時刻は5時半を過ぎていたので、今日はもう休みますと会社に電話をしましたが、どうしても確認してほしい事があると言われ1時間だけ会社に顔を出す事になった私。

今後いつ自然流産が起こり、出血するかわからないので、薬屋さんにある中で一番大きなナプキンを買い、念のためそのオムツの様なナプキンを付けて会社に向かいました。

そして抜け殻のまま作業を淡々とこなし仕事を済ませると、ようやく帰路につく事ができました。

いつものバスに乗り、受け止められない現実から離れ、ただ窓の外の景色をボーっと眺めていた時・・・

突然、左足の付け根に痛みが走り、私はいっきに現実に引き戻されました。

今まで痛みを感じた事のない場所。
いやな予感がしました。

「まさか。さっき病院から戻ったとこなのにそんなすぐに・・・」

そんな思いとは裏腹にどんどん強くなる痛み。

そしてとうとう最寄り駅の3つ手前まで来た所で、つぅーと生温いものを感じました。


数時間前に稽留流産の宣告を受けたばかり
まだ心の準備もできていない私を「そのタイミング」は容赦なく襲ったのでした・・・。


つづく

にほんブログ村 マタニティーブログ 高齢出産へ
にほんブログ村


高齢出産 ブログランキングへ