UR都市機構(都市再生機構)とオオスズメバチ / 悪いクセのオンパレード
数日前の投稿に、ちょっと追記しました。
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2020年12月22日の新聞に、「UR都市機構」の広告がありました。
これを見て、「都市再生機構」のことを思い出しました。
平成23・24年の宅建業法のテキストでは、
宅建業の免許が不要な例外として、
国や地方公共団体のほか、都市再生機構なども、列挙されています。
<宅建業法78条1項 : 2020年イーガブより>
この法律の規定は、国及び地方公共団体には、適用しない。
そして、私の悪いクセの一つ(細かいことが気になる)が発動し、
疑問がわいてきました。
「UR都市機構」と「都市再生機構」は、どうちがうのか?
それとも、同じ組織なのか?
ちなみに、平19宅建試験 問46 によると、
平成19年4月1日に、
「住宅金融公庫」が、「住宅金融支援機構」になったそうです(リンク↓)。
そして、ここでまた、悪いクセの一つ(早とちり)が発動します。
「ああ、きっと、『都市再生機構』が『UR都市機構』になったんだな♪」
・・・と、思ってしまいました。
しかし、「UR都市機構」のホームページの「組織概要」を見てみると、
案外単純な話で、
「都市再生機構」の愛称が、「UR都市機構」なのだそうです。
(便宜上、リンクは断念しました。 すみません。)
なお、「組織概要」によると、都市再生機構は、独立行政法人だそうです。
そして、平成23年の行政法テキストによると、
独立行政法人は、行政主体だそうです。
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オオスズメバチは、最近は、「オオスズメバチ」に統一されていますが、
私が小学生の頃の図鑑等では、
「オオスズメバチ」のこともあれば、単に「スズメバチ」のこともありました。
そのため、
「『オオスズメバチ』という種類のハチがいて、
さらに、それとは別に、『スズメバチ』という種類のハチもいるのか?」
・・・と思ってしまい、混乱してしまいました。
まあ、もっとも、こういうことは、ある程度は、ありうる話です。
ナンセンスネーミングの代表格だった「時効の中断」は、
「時効の更新」になりました(民法152条など)。
また、平成8年の民法のテキストでは、
「成年被後見人」が「禁治産者」と呼ばれています。
それはさておき、
オオスズメバチやカブトムシは、戦闘力が高いので、
クヌギなどの樹液に、後からやってきても、
力ずくで他の虫(カナブンやチョウなど)を蹴散らしてしまいます。
これ(後からでも勝つ)をイメージしてこじつけたおかげで、
「不動産保存の先取特権や不動産工事の先取特権は、
登記をすれば、先に登記された抵当権にも勝つ」
という知識を、すぐに覚えられました。
<民法339条 : 2020年イーガブより>
前二条の規定に従って登記をした先取特権は、抵当権に先立って行使することができる。
ところで、
オオスズメバチとカブトムシが直接対決したときは、どうなるかというと、
総合的・俯瞰的にいえば、だいたい互角のようです。
オオスズメバチがあきらめて立ち去った動画もあれば、
カブトムシが逃げ出した動画もありました。
ただ、オオスズメバチは昼がメインで、カブトムシは夜がメインなので、
この両横綱が激突するケースは、それほど多くないと思われます。
ひねくれたとらえ方(悪いクセ3つ目・深読みしすぎる)をすれば、
いわゆる「金持ちケンカせず」みたいな感覚で、
「お互いに戦いたくないから、敬遠しあっている」ようにも見えます。
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<12月27日に追記>
ゆうべ、偶然にですが、UR都市機構のテレビCMを見ました。
そこで、YouTube で動画を探したら、UR都市機構のチャンネル↓ を見つけました。
オオスズメバチの動画を探したついでに探しておけば、
手間が省けた(追記せずにすんだ)のに・・・
4つ目の悪いクセ(詰めが甘い)のせいで、
よりによって、本試験当日の投稿が、とんだマヌケな内容になってしまいました。
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