養子(婚姻や相続)  正誤判別4問   主に平成8・20・21教材で作成 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

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養子(婚姻や相続)  正誤判別4問   主に平成8・20・21教材で作成

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 養子と婚姻(民法734条)  正誤判別2問  平成8・20・21教材で作成

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 <◯×例題1>

A・B夫妻に実子 C と養子 D がいる場合、

養子 D が普通養子であるか特別養子であるかにかかわらず、

CとDは、婚姻をすることができる(他の要件はみたしているものとする)。

 

 ヒント 

養子と●●の●●●●との●では、●縁(●●学上のリスク)が●●ため、妥当で●●。

●が普通●●でも●●養子でも、●●的な障壁が●●ことに●●●はないから、[  ]

●●婚の●●の趣旨は●●学的配慮であり、●●間の●●に当該配慮は●●なので、●。

 

 解答例  40字

養子と養方の傍系血族との間では、血縁(優生学上のリスク)がないため、妥当である。

Dが普通養子でも特別養子でも、遺伝的な障壁がないことに変わりはないから、正しい。

近親婚の禁止の趣旨は優生学的配慮であり、CD間の婚姻に当該配慮は不要なので、◯。

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 <◯×例題2>

A・B夫妻のもとに長女C と長男D が出生した場合、

CまたはDがよその夫婦の普通養子または特別養子となっているときでも、

C と D は、婚姻をすることができない。

 

 ヒント 

●●婚は●●学的な理由で●●(●または●が●●の●●でも●●)だから、妥当で●●。

●と●は(●●的には)●親等内の●●●●であり、●●学上●●はNGなので、[  ]

●●に行ったり、法律上は●●に●●たりしても、●●学面の●●●は●●ないため、●。

●(普通養子なら●●等のままで●●●●、特別養子でも●の●●●●がある以上●●)。

 

 解答例   41字

近親婚は優生学的な理由で禁止(CまたはDが他家の養子でも同様)だから、妥当である。

CとDは(遺伝的には)3親等内の傍系血族であり、優生学上婚姻はNGなので、正しい。

養子に行ったり、法律上は他人になったりしても、優生学面のリスクは消えないため、◯。

◯(普通養子なら2親等のままで当然ダメ、特別養子でも血のつながりがある以上ダメ)。

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養子と相続  正誤判別2問   平成8・20~23教材で作成

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 <◯×例題1>

A・B夫妻のもとに出生したC がD・E夫妻の普通養子となっている場合で、

AもしくはB または DもしくはE が死亡したときは、

C は、原則として(廃除などの場合を除き)、これを相続することができる。

 

(参考条文 : 民法809条 ・ 887条1項)

 

 ヒント 

●は、●・●の●●子のまま、●・●の●●子の●●も●●しているので、妥当で●●。

●●養子は、●●養子と異なり、●●と●●●●を●●することができるため、[  ]

●●権が●●られる「●」には、●●や●●へ●●養子に●った●も含まれるから、●。

 

 解答例  40字

Cは、A・Bの嫡出子のまま、D・Eの嫡出子の身分も取得しているので、妥当である。

普通養子は、特別養子と異なり、実親と養親両方を相続することができるため、正しい。

相続権が認められる「子」には、養子や他家へ普通養子に行った子も含まれるから、◯。

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 <◯×例題2>

A・B夫妻のもとに出生したC が D・E夫妻の特別養子となっている場合、

AまたはBが死亡しても、C は、これを相続することができない。

 

(参考条文 : 民法817条の2第1項 ・ 817条の9)

 

 ヒント 

●は、もはや●・●●●の●ではない以上、●としての●●権●●●ため、妥当で●●。

特別養子●●により、●●の●●およびその●●との●●関係は●●するから、[  ]

特別養子は「●●●●より●●の●」という制度であり、●・●と●は●●なので、●。

 

 解答例  40字

Cは、もはやA・B夫妻の子ではない以上、子としての相続権もないため、妥当である。

特別養子縁組により、実方の父母およびその血族との親族関係は終了するから、正しい。

特別養子は「生みの親より育ての親」という制度であり、A・BとCは他人なので、◯。

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