二次方程式の解 主に平成14・16教材より(宅建の空欄補足とゴロは平成23教材で作成)
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生徒S:二次方程式って、解が、1つだけとは限りませんよね。
先生T:そうね。 1つだったり、2つだったり、なかったり、するわね。
解がいくつあるかは、判別式で判別できるわよ。
生徒S:「解がない」って、どういうことですか?
先生T:「二次方程式の解を求める」ということは、要するに、
二次関数のグラフで、二次曲線の、矢印の位置を求めることよ。
生徒S:「y(縦軸)が0になるのは、x(横軸)がいくつのときか?」
ということですね。 「y=0」になるxの値を求めるわけですね。
先生T:図1の場合、どちらの二次曲線(赤と紫)も、
2カ所(矢印のところ)で、y(縦軸)が0になっているでしょ。
生徒S:つまり、解(「y=0」になるxの値)が2つあるということですね。
先生T:では、図2↓では、どうかしら?
生徒S:y(縦軸)が0になるのは、1カ所だけですね。
先生T:つまり、解は1つということよ。 いわゆる重解ね。
生徒S:すると、「解がない」というのは、こういうこと(↓ 図3)ですか?
先生T:そのとおりよ。 図3の二次曲線は、いずれ(赤と紫と青)も、
y(縦軸)が0にならない(「y=0」になるxの値がない)でしょ。
生徒S:xにどのような数字を代入しても、「y=0」にはなりませんね。
先生T:だから、解がないのよ。 厳密にいえば、虚数解だけどね。
生徒S:虚数って、虚数単位i(二乗したら-1になる)のことですよね。
だいたい、二乗したら-1になるなんてことが、ありえるんですか?
先生T:虚数や判別式については、さすがに難解だし、私は数学者ではないし、
日常ではほぼ使わないだろうから、あえて、深入りはやめておくわね。
生徒S:日常生活ではほとんど使わないというのは、虚数だけでなく、
関数や方程式も同じですよ。 数学なんて、そんなもんでしょう。
先生T:まあ、そうなんだけど、役立つことも、ないわけではないわよ。
これらの一次関数↓は、何のこと(何を表している)かしら?
y=500万x+500万 y=30万x+30万
生徒S:<40字程度で>ですね(宅建業法施行令 2条の4・7条)。
ヒント
左は●●●●金、右は[ ]金、yは●●、xは●●●者の●●所の数
解答例 38字
左は営業保証金、右は弁済業務保証金分担金、yは金額、xは宅建業者の事務所の数
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最近は、チョコモナカですね。
ゴロ:チョコモナカ、先に食べないと、溶けちゃうよ
聴聞(行政手続法13条)は、不利益処分よりも、先に行う
聴聞は、「瑕疵のある不利益処分を、あらかじめ防ぐ」趣旨だから。
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