令和元年度宅建本試験 問48・49・50(統計・土地・建物)の感想 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

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文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

2020年8月の投稿(問49の感想)に、問48・50の感想を追加

 

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 令和元年度 宅建試験 問48(統計 / ◯正はどれか)  の感想

 

 最新の統計は、はっきり言って、よく知りません。

地価公示などのニュースや新聞記事は、一応意識しているものの、

具体的な数字や内容については、把握できていません。

 

 かろうじて、「平成23教材では、宅建業者の数は、13万くらいだった」

という点は、覚えていました。 

「10年も経たずに、約1.5倍、6~7万増というのは、ちょっと増えすぎだろ」

と考えて、「業者数は約20万に達している」とする肢3は、×誤と判断しました。

 

 しかし、残りの、肢1・2・4は、判断がつきません。

「上昇したみたいな話を、ニュースで聞いたような気が、しないでもないなあ」

という理由で、肢2を正解(◯正)と判断しました。

 

結果としては、肢2で正解(◯正)でしたが、ほぼ「偶然の正解」でした。

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 令和元年度宅建本試験 問49(土地 / 最不適当はどれか)の感想

 

 肢1

台地や段丘を絶賛している。 これは、だいたい正しいだろう。

台地や段丘は、原則として、宅地の優等生だったはず。

 肢2

宅地の優等生である台地や段丘でも、「小さな谷間」などは、例外だったはず。

肢4に登場する旧河道(昔の川の跡)も軟弱地盤だったはずだし、

もともと水がたまっていた所は、ふつうに考えて、軟弱だと思う。

 肢3

台地や段丘は、肢1が絶賛しているとおり、原則として、宅地の優等生のはず。

前半「水はけ良好、宅地に積極利用」はOKだと思うが、

後半の「自然災害に弱い」が、あやしい。

 

水はけが良いなら、軟弱ではなさそうだし・・・

自然災害に弱い土地を、わざわざ宅地に積極利用するだろうか・・・?

これらの矛盾だけでも、あやしい。

 

さらに、後半の「自然災害に弱い」は、

台地や段丘を絶賛している肢1の「地盤も安定」とも矛盾する。

 肢4

旧河道(昔の川の跡)は軟弱地盤だったはずだし、

もともと水がたまっていた所は、ふつうに考えて、軟弱だと思う。

肢2とも合致する。

 

以上より、「やはり、肢3が最もあやしい」という結論。

 

 結果は、肢3が最も不適当で、正解できました。

各土地についての基本的な知識があれば解ける問題だと思います。

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 令和元年度 宅建試験 問50(地震対策 / 最不適当はどれか) の感想

 

耐震・制震・免震については、いずれも、

まあ、聞いたことくらいはありますが、テキストでは学習していません。

 

知識でダメなら推理しかありませんが、それほど難しくはありませんでした。

各肢を読んで、違和感を感じたのは、肢4の後半だけだったからです。

(肢1・2・3と、肢4の前半は、「まあ、そうだろうな」と、思いました。)

 

結果は、やはり、肢4が最不適当で、正解できました。

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