平成20年代の教材や、こちら↓の記事などを、参考にさせていただきました。
生徒S:宅建や行政書士の教材には、
「インプットとアウトプットは同時進行で」
「過去問はテキストと一緒に学習(並行学習)しよう」
「テキストを1回読み通した後はどんどん過去問を解いていこう」
「テキスト終了後の力試しとして過去問に挑戦するのは得策でない」
「知識完成後に問題を解くのは、試験勉強ではなく単なる勉強だ」
・・・みたいなことが、書いてありますよね。
先生T:過去問は、早めに(学習初期段階から)見たほうがよいだろうね。
生徒S:とはいえ、学習初期段階では、当然、ほとんどの問題は解けませんよ。
先生T:だから、学習初期の段階では、
ムリヤリ考えて解こうとする必要は、ないと思うわよ。
とりあえず、テキストを見ながら解いたり、
単に読む(どんな出題か確認する)だけでも、OKよ。
筆者(投稿者)の学習初期の時の体験だと、
「テキストを見ながら過去問を解いたら、けっこう進んだ」わよ。
生徒S:時刻や時点には、漢字の「時」を使うんですよね。
先生T:くどいようだけど、解けない問題ばかりだからといって、
いちいち、へこまないようにね。
学習初期では、むしろ、解けなくて当然だし、いちいちへこんでたら、
意欲及び自信の低下並びに苦手意識の増大を招くおそれがあるからね。
生徒S:「及び」と「並びに」では、「並びに」のほうが大きい単位ですね。
「又は」と「若しくは」では、「又は」のほうが大きい単位ですね。
「奈良の大仏」 「大また」 と、覚えましたよ。
先生T:月並みな言い方だけど、
「名人も、駒の動かし方からスタートしたはずだ」とか、
「横綱も、入門の時から横綱ではない」のような開き直りも、
ある意味では、必要だと思うわよ。
生徒S:筆者(投稿者)だって、学習初期は、チンプンカンプンでしたよね。
先生T:実際、行政書士試験を、2度(平成20・21)も惨敗してるわよ。
生徒S:学習がある程度進むと、今度は、困るのが、「門前小僧現象」ですね。
何度もやると、問題の解答や解説を、機械的に覚えちゃうんですよね。
先生T:テレビのCMを、別に覚えるつもりなんかないのに、いつのまにか、
なんの商品のCMか覚えちゃってるような感覚よね。
生徒S:だからといって、新しい問題集を買い足しても、何度か繰り返せば、
遅かれ早かれ、門前小僧状態になりますよ。 始末が悪いですよね。
先生T:だから、筆者(投稿者)は、問題を自作するという邪道に走ったわよ。
生徒S:でも、その「問題を自作する」という学習法は、原則として、
あまり得策ではない(やらないほうが無難)んですよね。
先生T:そうね。 だから、過去問や条文などの焼き直しでもいいし、
もっと言えば、学習と無関係な分野(趣味など)でもいいから、
まず、ためしに、得意分野でちょっと作ってみて、その感触次第だね。
生徒S:昔の映画やドラマが、リメークされることも、ありますよね。
先生T:音楽でも、カバー曲やアルバムバージョンがあるでしょ。
生徒S:筆者(投稿者)も、9典型の確立前は、作成の感覚をつかむために、
学習と無関係な(ゲームや魚などの)問題を作ってましたよね。
先生T:過去問等のリメークや、自分の得意分野の問題でも、
うまく作れず、「自分には向いてないかな・・・」と感じるようなら、
やめといたほうがいいわね。
生徒S:筆者(投稿者)は、ほかのことはともかく、
とりあえず、「猿マネの才能」だけは、あったみたいですね。
先生T:これも月並みな言い方だけど、「0からの1」が、最も厄介なのよ。
「0から1を作る」のは、「1から2を作る」よりも、難しいからね。
生徒S:ゼロは、何億倍・何兆倍しても、ゼロのままですからね。
先生T:1は、2倍で2、3倍で3、4倍で4、5倍で5でしょ。
生徒S:2は、2倍で4、3倍で6、4倍で8、5倍で10ですね。
先生T:数学で、指数について、「aのゼロ乗は1」と、習ったでしょ。
生徒S:500億でも9000兆でも、ゼロ乗は、1なんですよね。
先生T:1に、500億を、0回掛ける(1回も掛けない)んだから、
当然、1のままでしょ。
生徒S:1に、9000兆を、0回掛けても、1のままですね。
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