思想および良心の自由(日本国憲法19条) 空欄補足4問・設問逆行1問 いろいろな年代の教材で作成
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思想および良心の自由(日本国憲法19条) 空欄補足4問
アは平成14・21教材、イ・ウは平成14・20~26教材、エは平成14教材で作成
生徒S:< ア >という、残虐な黒歴史を反省して、日本国憲法19条は、
思想および良心の自由を保障していますね(平15 問3 肢1)。
先生T:そうよ。 そして、その保障は、< イ >保障よ。
生徒S:では、たとえば、あくまでも「例えばの話」で、極端な例ですけど、
A氏が、セクハラについて、「元気があるからいい。むしろ正常だ」
B氏が、特定の思想につき、「生産性がなく、趣味みたいなものだ」
C氏が、一定の人々に対し、「あんな黒いガン連中は一掃しないと」
・・・のように、差別的で非人道的な思想を持っていても、
それを心の中で思っているだけなら、処罰などは受けないんですね。
先生T:そうなるわね。 要するに、実行するかどうかが分岐点よ。
たとえば、A氏が、実際にだれかに対してセクハラを行ってしまえば、
内心の領域(絶対的保障の範囲)を超えてしまっているから、
不法行為などが成立しうるわよ。
生徒S:謝罪広告の強制は、日本国憲法19条に違反しますか?
先生T:< ウ >、違反しないわよ(平21 問5 肢2)。
昭31.7.4 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57386
生徒S:麹町中学内申書事件(昭63.7.15)とは、どんな事件ですか?
先生T:在学中の行動(集会参加やビラ配り等)が内申書に記載されたために、
受験校すべてに不合格になった事件よ。
生徒S:結論としては、それらの記載は、< エ >から、
日本国憲法19条に違反しないとされたんですね。
ア ヒント
●●初期ごろ、●●●●法などによって、国家●●が個人の●●・●●に●●した
●●●●●●法下で、●●警察法などにより、国●が●めた●●以外は●●された
●●●●下で、警察などが、●●の●●を●●・●●するため、●●などを行った
ア 解答例 37字
昭和初期ごろ、治安維持法などによって、国家権力が個人の思想・良心に干渉した
大日本帝国憲法下で、治安警察法などにより、国家が認めた思想以外は弾圧された
明治憲法下で、警察などが、国民の思想を弾圧・改造するため、拷問などを行った
イ ヒント
●●の●●に●●●●限り、●●的な(●●にかかわらず、いかなる●●も●●ない)
イ 解答例 39字
内心の領域にとどまる限り、絶対的な(内容にかかわらず、いかなる制約も受けない)
ウ ヒント
その広告の内容が、●に●●の●●を●●し●●の●を●●するに●●●●●●であれば
ウ 解答例 40字
その広告の内容が、単に事態の真相を告白し陳謝の意を表明するにとどまる程度であれば
エ ヒント
●●の●●であって、●●・●●その●●の●●ではなく、●●・●●を●●●●したものでもない
エ 解答例 45字
行動の記録であって、思想・信条そのものの記載ではなく、思想・信条を明らかにしたものでもない
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思想および良心の自由(表明・調査) 設問逆行1問
平成14・20~26教材で作成
<正解>そのとおり(保障している)。
解説:これを「沈黙の自由」という。
日本国憲法19条が保障する思想および良心の自由には、
「沈黙の自由」も含まれる。
ヒント
憲法は、●●や●●を●●するよう●●●●から●●●●ない自由も、●●しているか。
解答例 40字
憲法は、思想や良心を表明するよう国家権力から強制されない自由も、保障しているか。
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