建物と境界線(相隣関係) いろいろな記述式4問 主に平成23教材で作成
2020年1月に投稿した1問と、新作3問です。
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甘く・厳しく 会話特定1問 主に平成23教材で作成
A:僕の原則では、50cm以上さ。
B:私は、それを甘くしたり厳しくしたりしています。
63条(旧65条)は、防火地域や準防火地域について甘くしています。
なぜなら、同条のような建築物なら延焼のおそれがほとんどないからです。
一方、54条は、低層住専などについて厳しくしています。
低層住専は、閑静な住宅地ですから、
日当たりや風通しを良くしておきたいのです。
ヒント
建物の●●などから●●境界線までの距離(●●の●●距離)。A●法、B●●●●法。
建築物と●●●をどの程度●すべきか。A●法23●条●項、B●●●●法の●●規定。
解答例 40字
建物の外壁などから敷地境界線までの距離(外壁の後退距離)。A民法、B建築基準法。
建築物と隣地間をどの程度離すべきか。A民法234条1項、B建築基準法の集団規定。
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低層住専 語群作文1問 平成23教材で作成
<語群>
外壁 距離 5 後退 低層住専
こと ない m または
参考条文:建築基準法54条
ヒント
低層住専では、外壁の後退距離を●●●●または●●●●●●と[ ]。
解答例 44字
低層住専では、外壁の後退距離を1m以上または1.5m以上としなければならないことがある。
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接してOK? 条文訂正1問 2021年イーガブで作成
<ウソ条文 : 建築基準法63条(旧65条)>
防火地域又は準防火地域内にある建築物については、
その外壁を隣地境界線に接して設けることができない。
類題:平9宅 問23 肢3 ・ 平15宅 問20 肢4
平23宅 問18 肢4
ヒント
「●●●」の後に「で、●●が●●●●のもの」を加え、「●●●●」を「●●●」に変える。
解答例 43字
「建築物」の後に「で、外壁が耐火構造のもの」を加え、「できない」を「できる」に変える。
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民法234条VS建築基準法63条 空欄補足1問
主に平成8・20~23教材で作成
先生T:「今日開店の号令は船長が異常に話す」で、覚えられたかしら?
生徒S:建物は隣地境界線から50cm以上離すべきなんですよね。
先生T:それが原則よ(民法234条~236条)。
生徒S:でも、市街地のビルは、かなりギリギリに建ってますよね。
先生T:それは、建築基準法63条(旧65条)があるからよ
生徒S:防火地域や準防火地域で外壁が耐火構造ならOKなんですね。
先生T:つまり、< 40字程度 >のよ(平1.9.19)。
平1.9.19(裁判所サイト)
類題:平15行 問9 肢3 ・ 平18行 問8 肢1
ヒント
民法234条1項と建築基準法63条は、●●●●●●で●●●●●●という関係にある
●●たる建築基準法63条が●●●●る場合には、民法234条1項の●●は●●●●る
建築基準法63条●規定●●●●●は、民法234条1項の●●を●●●●ことができる
解答例 40字
民法234条1項と建築基準法63条は、前者が一般法で後者が特別法という関係にある
特則たる建築基準法63条が適用される場合には、民法234条1項の適用は排除される
建築基準法63条が規定する建築物は、民法234条1項の制限を無視することができる
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