こんにちは。
三上みひろです。
この【プレ妊活】は私の個人的な葛藤を通して自分を知り、自分なりの人生を選んでいく過程を記した日記的なものです。
昨日の記事で「マイノリティになるのが怖い」、さらに「マイノリティになることで共感できない（されない）ことが増えるのがさみしい」と書きました。
さらにぶっちゃけた話をすれば
もし将来的に悩みや不安ができたとして
「自分で選んだんだから自業自得じゃん。」
と言われるんじゃないかと思ってるなーって気がついた。
っていうか、私自身が一番そう思っている。
子なし夫婦を選ぶ上で、なんだかんだ一番怖いと思っていることは
夫くんが将来心変わりして、『やっぱり子供が欲しいから離婚してくれ』って言われること。
いまさらーーーーー！！！！？って思うだろうし、
一緒に決めただろうがぁぁぁぁぁぁあああぁぁ！！！！ってキレそう。
っていうか、キレる自信ある。
ただこれはどうなるかわからないから心配するだけ無駄。
なんだけども。
もし、もしだよ？
そんなことが将来起こったら、さすがに悲しすぎて泣く
悲しすぎて泣いて、泣きまくって…
で、最終的には次に進むとは思うんだけど（再婚したり）
でも確実にその瞬間は悲しすぎて泣く
子供がいてもいなくても離婚するときは離婚するし
お互いが人生に求めるものが変われば離婚するのは当然だと思うし
新しい人生を歩むのもいいかもしれない。
それでも悲しくて泣く
できればそんなことは起きてほしくない。
起きてほしくないけど、起きないとは限らない。
で、私がエーンと泣いているときに
「だから子供産んでおけばよかったのに」
「自分で選んだんだから自業自得だよ」
「自分のわがままで選んだんだから弱音はくな」
とか他人から言われたら…しんどすぎて血吹く
え・・・いや・・・そんなこと言わなくてもゴフっ！！
でも、最初にも書いたんだけど
これ、私が一番そう思って自分のこと追い詰めてるんだよね。
子供を持つ／持たないは本来どっちを選んでもいいはずなんだけど
子供を持たないことを選ぶ人はダメな人って思っている。
ダメな人というか、自分勝手な人って思っている。
だから「自業自得。産んでおけばよかったのに！」そうやって自分のこと責めそう。
「この観念、どこから来たんだろう？」
と思い返していたら、子供の頃の父親の影響だってことにも気がついて。
私の実家は３姉妹で、そこそこ金銭的に苦しかった。
だからなのか父親がよく
「子供のいない夫婦には増税しろ！」
「子供のいる家庭と違って経済的に余裕があるんだから、増税しないと不公平だ！」
「時間の自由が欲しいとかお金の自由が欲しいとか自分勝手な理由で子供作っていないんだから、子供のいる家庭の分も負担すべきだ！！」
とニュースみながら言っていて。
その当時、子供ながらに
「子供ほしくても授からない家庭もあるのに、それはひどいでしょ」って思っていたんだけど、
「でも子供持たないことを選ぶ夫婦はそうしてもいいかもね」とも思っていた。
↑ということを思い出して
ツッコミどころしかないんだけど、子供の頃の観念がそのまま残っていたんだわ。
ここまで思い出したら、自分の中の思い込みがみえてきて
・結婚したら子供を持つべき。大変そうだからやらないは逃げだからダメ。
・経済的に余裕が欲しいとか、時間的な余裕が欲しいとかそういう理由で子供を持たないのはズルイし、ダメなこと。
・ズルイことを選んでいるんだから、何かあっても他人に助けを求めてはいけない。
・その覚悟がないと「子なし夫婦」を選んではいけない。
・みんな大変な思いをしているんだから、私もそうするべきだ。
書き出せば書き出すほど「？？？」となるような思い込みが呪いになっていた。笑
「時間やお金に余裕がある人生がいいから子なし夫婦を選ぶはダメ」の意味がわからない。笑
今世で何に時間とお金をかけたいかは、人によって違って当たり前なのに。
ズルイことでもなんでもなくて、体験したいことが違うだけ。
子育ては超大変だと思う。
でも大変な思いを体験してみたいから子育てしている人なんていなくて。
子育てしてみたかったり、子供が欲しいが先にあって、そうしたら子育ては大変だった…！！ってだけだよね。
「大変なことから逃げている自分ダメ」とか悩み方がおかしい。笑
私の妹が未婚の母なんだけど（未婚の母もマイノリティ）、制度的にも育児的にも大変そう。本当に超超超大変そう！！！！！！
で、その妹に子供を産んだ理由を聞いてみたのね。
そうしたら
「大変だってわかっていたけど（未婚の母は制度的に不利ってことは産んでから知ったけど）、子供が欲しかったから産んだ。」
「結婚はしなくてもいいから子供が欲しかった。」
「キャリアのこともあったけど（妹はキャリアウーマンなのです）、それでも子供が欲しかった。」
と言っているのを聞いて、「単純に人生で体験したいことが違ったんだ
」と思った。
※妹はもうひとり欲しいらしい。
で、ここで「私はわたしに母親になるという体験をさせてみたい？」って声が自分の中から聞こえてきた。
答えは「NO」でした。
今日はここらへんで。
三上みひろでした！