AKB48 小説集* -12ページ目

AKB48 小説集*

オリジナルストーリーです!!事実上関係ありませんのでご安心を^^*



あいつはいつだって知らないんだ。

友が思うあの子への気持ちなんて、


友はあんたが好きだよ。

素直に伝えられないけど、本当は

とっても、とても、好きなんだ。



だから早く気付いて・・?

これ以上自分の気持ちに正直になれないままじゃ、

友もあいつも朽ち果てちゃいそうなの。







「ねぇ佐江~お話しよぅ☆」


相変わらずAKBイチのゲンキング、

佐江ちゃんに夢中になって話しかけるあいつ。


・・本当に好きだよね。




なんだかもう寝ても覚めても佐江ちゃんみたいな

ゆきりんキャッチフレーズ風になってんじゃん。←




てか友がこっち見てること気付いてるくせになんでそうやって目を逸らすの?

そんなに友が嫌いですか。


てゆか、友が嫌いならそっちこそこっち見んなしって話だけど。




「っ・・・佐ぁ江~ちゃ~んっ 大好きー。」


とか言って佐江ちゃんの肩にあごをのせるあいつ。

うん、本当いらいらしてきた。

ゆきりんの腹黒くなれちゃう意味がわかったよ。



もう本当なんだよあいつ。

こっちをどれだけ腹立たしくさせれば気がつくの?



けれど友はあいつがこっちを振り向く瞬間を知ってる。


携帯をとりだして

あいつにメールした。


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 きらい。


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こんな内容であいつにメールをした。

どんな反応がくるのだろうか

けれどまったくわくわくしない

だって友はどんな反応されるかも、もう理解済みだから。




メールを送ってすぐに、

あいつは自分の携帯を確認したとたん

ぷるぷる震えあがった。

隣に居る佐江ちゃんはふっと呆れた溜息をついて

ブラックゆきりんをなだめにいった。←



「ばーか。」


1人で震えているあいつに

一声。



すぐにあいつは振り返り友のところまで走ってきた。

そして友の肩に顔をうずめる。


「・・くすぐったいってば。   智。」


智  河西智美はずっと泣いてる。

ぷるぷる震えていた時からすぐに泣いてるなって分かった。

智はこんな嘘も信じちゃうんだね。


友のそばでぐずぐず泣く智に友はふと溜息をついた。

なんかやりすぎちゃったかなぁって。



けれどね、智は気付いてないんだよ。

だって、こんなとき一番寂しかったのは友なんだもん。


もう佐江ちゃんのとこばかりいかないでよ。

佐江ちゃんの話ばっかして盛り上がらないでよ。



友には聞いてて寂しいことばかり。

友ってばまるで智なしじゃ生きてけないみたいじゃん・・。





けれどまだ泣いてる智の頭に優しく手をおけば

智も友と同じなんだって分かった。






友の寂しい気持ち・・

智なら分かるよね・・?



友の気持ちは、

2人で分け合わなきゃ、乗り越えられない気がする。




これからも友と、何事も分け合いながら

乗り越えていきませんか?(笑)



んーまぁでも、

智は鈍感だから気付かないかな?笑












ドキドキドキドキドキドキ(・Å・) ヲ マ ケ (・д・)ドキドキドキドキドキドキ



久々のオフはやっぱりともちんと2人ですっ

そんな智の今日の私服は・・・




「ちょっと智~!なんでペアルックになってるのさ!!!」



そう、智はともちんの明日着てくる服を聞いて、

こっそりペアルック作戦考えてたんです♪←


頑張って同じ服をあつめてみたょ。



「いいの~」


智は元気よく歩いて首をふった。

不思議そうに首をかしげるともちん。


ともちんは何にも気付いていないなぁ。



智が、ともちんのことを大すきだから

ペアルックだってしたいんだってこと。

なんでもともちんと同じじゃなきゃ心細いんだょ?



ともちんは鈍感だから気付かないかなぁ笑






そんな2人は結局お互い鈍感だったのでした←




「携帯からちゃんと見たよ。智の撮影したやつ。」


まるで狂って愛し合う人々を避けて河西のそばに来た女性。

彼女も河西と同じく全身黒づくめ。

オシャレが好きなのかネイルもしている。けれどそれは黒。だけどスワロフスキーが

キラリと輝いている。 そしてニッと笑うと見える八重歯。

そんなところは子供らしくも見えた。



「・・見てくれたの? ぁりがと・・・・・」


河西は元気なさそうに言った。

それもそのはずだった。

メンバーが朽ちていく姿を見届けてしまったのだ。

指原だって見捨てた。

今更のように後悔した。

今すぐ戻りたいけど、

それは許されないから。だから後悔することも悔やんだ。



「ねぇ智・・・ 次はどこに行くんだっけ?友、忘れちゃったよ。」


「ともちんってば、いい映像撮れないとまた怒られちゃうよ?次はシアターでしょ。」



全身黒づくめの格好に身を包み、

河西と同じく元気がない彼女。

それは板野友美だった




2人が移動を始めたその時だった。



『きゃああああああああっ!!!!!!』




駅のホームからの悲鳴。

河西の気持ちなど何も知らない板野は

”うるさいなぁ”一言つぶやいてそのまま歩き出す。

けれど河西はホームを見つめて動けなかった。


だってそれは、




まぎれもなく指原の叫び声だったから。


そしてシアターには

まだ正気なメンバーがいる事、板野も河西もこの時

気付いていなかった。























































「フランスロケ1日目しゅうりょうですね☆たのしかったなぁ」


フランスロケを楽しむ渡り廊下走り隊7メンバー

この時未だに、日本の実体を彼女たちは知らなかった。



ホテルの部屋分けは、


渡辺、多田  平嶋、仲川、菊池  小森、岩佐


で分けられている。





「まゆゆ、らぶたんもう眠いよ」


多田は浮かれる渡辺に

呆れてつっこんだ。


多田が携帯を確認すると

時間は夜の12時をまわっている


明日も朝早くからロケなのだ。

更に今日もたくさん歩いたため、

多田は眠くて仕方なかった。




ベットの中にはもぐっているが

ずっと渡辺はフランスに今自分が居れる事が

それほど幸せなのか、笑顔で今日の事を日記にかきこんでいる。


日記をかくだけならいいのだが

渡辺はずっとその文章を喋りながらかいているので、

それも凄く面倒くさい、


たまに、”ねぇらぶたん! ここって、 ~~ました。 と、 ~~でした。 の、どっちがいいかなぁ”

とか面倒な事をきかれるのだ。


それほど渡辺は住んでみたかった憧れのフランスに

テンションがあがっていたのだ。




そのため渡辺はメンバーのメールにもさっきから目をくれない。

ずっと携帯がブーブー震えたりするが、

渡辺は携帯を開くたびに”またメンバーかぁ”とか、”マネージャーかぁ”

と、つまらなそうにつぶやいて携帯をすぐにとじる。


だが多田も同じく

メールは確認していなかったのだ。


それは渡辺と同じで面倒くさいから。



2人ともずっと仕事、公演で

遊ぶ暇もなく力を抜けていなかったのだ。

だけどここフランスロケに来て大分気が休まったため

なるべく少人数の時間を大切にしたいあまりか

メンバーやマネージャーのブログも気にならなかった。





おまけにこの2人以外のメンバーは

携帯すらもってきていない。

携帯のメールに縛られたくなくてもってきてこなかったとか。


多田も持ってこなければよかったなんて後悔したが

すぐにメール無視すればいいんだと立ち直っていたのだ。




それは渡辺も同じだった。


あまりにも非常識すぎる渡り廊下メンバーだったが

それも普通な渡り廊下メンバーだった。





 (まるでかしわぎちゃんみたい。)


多田は1人でくすくす笑って眠りに着く。

その頃、多田があざけ笑った柏木由紀でさえも

危機であろうことも知らずに。


多田の携帯にも、渡辺の携帯にも

メールはくるばかりだった。


けれど渡辺は携帯の電源を切る。

多田はこの時すでに携帯の充電がきれてしまっていた。




柏木の必死の助けの求めは

この2人には届かなかった。









今日は1日中ずっとオフ。


チームK公演でも見に行こうかなって思ってた。

パフォーマンスやMC、ダンス、歌い方の研究もしたいし





なーんて思って家でボーッとしながら

TVをつけた。



いつも通り世間の悪いニュースばかりながれるのだろう、

そう悟っていた

けれどそれは大幅にあたっていたのだ。

自分でもあたりすぎてると思ってしまうくらいに




私は自分の目を疑った。


TVでながれた内容はおかしいものだった。




それは銀座駅の様子だった。


女の悲鳴、愛し合う人々、

そして一瞬うつったのだ。




あのメンバーの姿が。


倒れる峯岸、

高城が峯岸の名前を呼び叫んでいる。

指原はパニックのあまり自分の後ろで起きる出来事に気が付いていない。


間もなく高城は寄ってきた男性に瞳を奪われる姿。








彼女はまもなくTVのスイッチを消した。

この変わり果てた日本に言葉を失って立ちつくすことしかできなかったのは

佐藤亜美菜だった。


「やだょぉ!亜美菜はあんなことにはなりたくないっ」


このときの佐藤はまだ大切な事に気が付いていなかった。

自分がAKBを、日本を救う事になることを。






























































(・・カメラ!?)



この時指原莉乃は気付いていた。

1人のカメラマンが私達の姿をとらえている。


そのカメラマンは女性の様だった

女性なら何故助けてくれないんだ と、不愉快にも感じたが

腹ただしさを落ちつかせ、

目の前に現れる男性の顔を見ないようにと

思い切りおしたおした。


何度もしつこかった指原の目の前に現れる男性は

この時、やっと気を失った。

指原の前からはもう誰も来ない

カメラがあったほうを見たが

もう誰も居なかった



そしてこの時思い出す。

峯岸や、高城の声が聞こえなくなっていたこと。




「みぃちゃん!!!!あきちゃっ!!!!!!」


指原は後ろを振り返る。

けれどその時はもう手遅れだった。


見知らぬ男性と指を絡める

高城。

すぐそばで峯岸が倒れていた。



「みぃちゃんっ!!!!!!」


指原は叫んだ。

峯岸をいくらゆすっても目を開かない。


峯岸の胸に耳をあてる。

呼吸は聞こえた。


それだけでも指原はひと安心だった。

この時あえて指原は高城には触れなかった。



あれはもう本物の高城ではないから


「ごめんねあきちゃ・・守れなくてごめん。」



もし高城が正気だったとしたら

「そうだよ!!!」

なんてふくれっつらに怒っていたのだろうか。

指原は自分の不甲斐なさが悔しかった。




そして、指原がさっき倒した男性。

峯岸が時期に起き上がるように

彼もいつ起きだすか分からない。

そしてこの駅に何が潜んでいるか分からないのだ

指原はひやひやしながら

峯岸が目覚めるのを待つのみだった。







































銀座駅のホームをでたところで、

河西智美は泣きじゃくっていた。



髪の毛はストレートにし、

後下の方で軽く結っている。

マスクも深くつけ、

黒いキャップも深くかぶり

その服にリボンは見当たらない。


全身黒ずくめの様な格好だった。





「‥智、もうこんな事したくなぃょ・・・・」


河西は泣きながら

周りを見回す。


周りは愛し合っている者ばかり

河西の知っている人はいない。



そこでさっきの出来事を思い出す。


自分がホームで

メンバーを撮っているところ。

峯岸が倒れる瞬間

高城が狂う瞬間

指原が必死になって男を倒す瞬間



手に握りしめたカメラを見て

また涙がこみ上げる。


さっき指原と目が合った

それはひどい視線だった。


(だって智だって分からないもんね。)


手にもっていた

カメラをそば置き

河西が普段絶対に持たないような

黒いウェストポーチのチャックをジーーとひらくと、

格好に合わない可愛らしい携帯が顔を見せた。



まず河西は指原にメールをおくる。


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:河西です。


さっしー・・?

智を憎まないでね・・っ??


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それだけうってすぐに送信した。

そしてある人からのメールが受信されないかずっと待っていた。

河西は指原からの返信は対して期待もなかったのだ。


だけど2時間前に送ったあの人へのメールの返信がまだこない。

あの人はいま、どこで何をしているんだろう。



(佐ぁ江・・早く迎えに来てよ。)





「智。」


河西の様に

メンバーをカメラに修めて嘆くものは

河西1人だけではなかった。