昨晩から今朝まで、

屋根の雪が落ちるたびにどさどさ音がしてました。


今日は晴れてるので、雪が融けつつあります。

もうびちゃびちゃのぐちゃぐちゃ。


ポトリポトリと、

融けた雪のしずくが落ちて固い何かに当たる音が、

ずっと聞こえてます。





さて。


昨晩、テレビでやってた映画「シュガー&スパイス」

を観ました。


舞台は横田基地のある福生。


山田詠美さんが原作なんですね。

なんだか納得。


主人公のバイト先のガソリンスタンド、

主人公の住むアパート、

主人公のグランマ(おばーちゃん)のやってるBar。


みぃんな、ぜぇんぶ、

細かい一つひとつまで、

ほんっとにとってもアメリカン。


省吾がアメリカで撮ってくるPVのまんま、

もしくは可能な範囲いっぱいいっぱいの「もどき」

(何がしたかったのかはわかる、というような)。


セットのデザイナーさんやインテリアのスタイリストさんが

とっても頑張ったんだろうなぁ。


映像が非常にきれいな映画でもありました。

いろぉんなところに、絵的なこまかぁいこだわりが

いっぱい見受けられました。

そこだけ追って行っても楽しめます、あの映画は。


音楽は全編洋楽。

オールディズや少し前の。

省吾ファンのストライクゾーン内だと思います。

私は好きでした、どの曲も。


ストーリーは、

いつの時代も変わらない、

今風に言うと「コイバナ」ってやつですか。

普遍的な切なさを描いてました。


全編のナレーションを主役の子がやっていて、

その口調と主人公のキャラが

黒板純くん(@北の国から)のまんま。

現代版、純くん。


なのですが。


ここからは思い切り主観で書きます。

そして、あくまでも、昨晩の映画を見た限り、です。


吉岡秀隆さん(黒板純くん@北の国から

をずっと演じてた俳優さん)の

あの年頃の演技と否応なく比べていた私。


あれはそうするなという方が無理。


最後に号泣するシーンがあったのですが。


うーーーん・・・・説得力が足りない。

彼の演技では届かない。


そこに至るまでのセリフの言い方や目線、動きでも、

何度かうーーーーん・・・足りない・・・と思ったし。


誰もが心の中に持っているであろう

普遍の感情をストーリーにしているので、

こちらの経験値で無意識に歩み寄ってしまうところがあるのですが、

この"足りない"の思いは最後まで、

肝心なところになると感じてしまうのでした。


味のある脇役陣を揃えて、

あとは主役の演技だけというところまで

あれほどのお膳立てがなされていた、

監督やスタッフ渾身の(だろうと思えた)映画だと思うんだけど。

この設定は彼の個性に対して、

もしくは現在に対して、

気の毒だったのかもしれません。

・・・との見方もできるのかなと思いました。


ところで、グランマ役の夏木マリさんのカッコよかったこと!

映画では70過ぎのおばあちゃんと言ってて、

それは無理があるわとは思ったけれど。

クリスマスイブのパーティのシーンで着ていた

白のカットソーっぽいのにジーンズ、黒のジャケットが

とっても素敵でした。

あれは中の人、夏木マリさんのワードローブ?

ああいう着こなしが似合う年のとり方をしたいものだと、

つい思ってしまった。


今ののほほんとしたお気楽な、このアタシのあり方、人生じゃ、

ああはならないね。

実際にはね。



あくまでも一視聴者の、ただの感想です。

私にはこう見えた、というだけのもの。

ご了承下さい。