山陰へヤエン釣り遠征!ヤエン釣りで島根の春アオリイカ捕獲成功【ごんげん丸 アオリイカ釣り】
春イカをヤエンで釣りで狙うべく山陰へ泊りで行って来ました!
デカイカシーズン終盤・・・いえいえ紀伊半島も場所次第では今が真っ只中のとこも有りますが今回は二人でヤエン釣りに島根県まで遠征して来ました。
先ずはアジの調達からですが山陰ではヤエン釣りに使う活きアジの販売はしていないのでこちらで調達してから向かわないといけないので行き道は時間が掛かり大変です。
それでも行く価値は十二分にあるので頑張ります
釣行前に波風見ると南西~西南西~西の爆風 波も有りそうですが今回お世話になる島根県出雲にあるごんげん丸さんはこの手の風には強い
地形的に入り組んだ地形でワンドも深く大社湾が大荒れの時でもこちらは凪の時が多いです
逆に北よりに強風には弱いかもしれませんね
今回も大丈夫だろうけど一応、船頭さんに連絡
大丈夫そうなんで身支度整えてヤエン釣りに山陰目指して出発です
一番船は難しそうなんで二番船に間に合うように安全運転で島根へIN
港で船頭さんに挨拶を交わし状況確認すると予想より激荒れで出来ても昼までが限界と思いますと・・・
マジで~~~~~
っと心で叫んだのは言うまでも有りませんがプロの仰る事ですので仕方有りません。
渡船宿に宿泊するので明日に期待しながら出船しますが港出て外海まで進むとエライ事になってます
風も凄いのですが波も恐ろしいほどスゴイ! これぞ男波って感じです
それでも少しでもマシなところへお客さんを降ろしていきます。
私達もワンドに降ろして貰いましたが風が強くうねりも入ってきています。
ふと冲の方を見るとワンド入口の磯なんて高いところまで波が這い上がっててとてもヤエン釣り日和とはほど遠い感じです。
いつ撤収になるか分からないのでタックルを手早く準備し早々にアジをキャスト!
山陰でのヤエン釣りは期待を裏切らなかった!?
この感じではヤエン釣り出来ても昼までって船頭さんが言ってたが下手したら早まる可能性も大
しかしさすが島根
アオリイカのア・タ・リが来ました!!
磯は
水深が浅く底から藻が大量に生えていて水面下1~2mまでホンダワラのジャングルです。 なかなか難易度の高い場所ですね
アオリイカを獲るのもまぁまぁ神経を使う場所ですが元気なアジをキャストすると一気に藻ジャングルへ突っ込んで2秒で藻掛りです。
アジにコンパチを入れて弱らしてから投げます
思惑通りに水面下1~2m位をフラフラ泳いでいます
出雲は水質良く透明度がいいので偏向掛けると良く見えるんですね
するとアジの近くに潜水艦の様にアオリイカが接近してきました
デカいです
目を凝らして見てるとアオリイカがアジに襲いかかりました!
ロッドには一瞬でアジが絶命させられた挙動が伝わります 「ビクン“” ビクン“”」
ホバリングしながら沈んでいきますが沈まさせる事は出来ません。
即、寄せに入りますが一発目のテンション入力に最大限の注意を払いながら逆噴射を食らわない様に寄せ始めます
1番・・・2番・・・と少しづつテンションを入れていきますが3番にテンションが掛かった時に逆噴射です
テンションフリーにして再度ライン角度、初期テンション入力箇所を補正してアタックを掛けます!!
1番・・・2番・・・3番・・・ロッドは弧を描いて綺麗に曲がります
「よし!」 このままゆっくりと寄せに掛かりますが途中、途中で小規模のイヤイヤをしますが全神経を穂先に集中して寄せます。
藻に潜られたら出すのに一苦労するしアジに掛けてる尾針が藻に引っ掛かると終わりなんで大変です。
一定に寄せてる際に途中で少し重くなる時が有りますがこれはロートから海水を吸い込んで体が膨れてる時ですね
こんな時はその場でロッドSTOPしその状態でロッドを保持します
すると曲がったままの穂先が少し戻り掛けます・・・ロートから海水を吐き出してるんですね
この瞬間を逃さず寄せに掛かります
射程距離に来たのでヤエン投入です。
ここまでジャングルな場所では基本、薄っすらと目視出来るところまで寄せるのがあき式のセオリーです。 藻掛りの感触が無くてもホンダワラの先1本にラインが掛かっている事もあるからですね
さぁ~いよいよクライマックスです。
ヤエンは順調に進んでいきアオリイカの下側に入り込みました
次の瞬間、アジを離して掛かりました!
墨煙が広がり抵抗します。ええ引きで締めてたドラグが滑りますが何とか捕獲成功
苦労しましたが楽しまさせてくれた1ハイです
湾口に目をやると更に悪化してきてます。即、スカリに入れて2ハイ目を狙います。 しばらくすると・・・来ましたね。
キロ少しのメタボを難なくキャッチしアタリが止まります。
暫くダべリングです。 こんだけ荒れたらあかんな~とか言いながら始めますがアタリは来ません。
そうこうしてると船が向かってきます
撤収です あちゃ~~
1日目は終了。アジは大量に余りましたので2日目分と共に沈めて置きます。
船頭さんが大きい方を量ってくれましたが2.4㎏ちょっと位だったかな?
まぁまぁエエ型でした。欲言えばこれ位があと数枚上がれば満足なんですがこの海況では仕方ないですね。
翌日に掛ける事にします。早々に宿に戻りほぼ不眠で来たので横になると知らない間に寝てました
ここの宿は船頭さんのご両親がされてる民宿で一泊二食付の渡船パックで9,500円(渡船3,500円+一泊二食6,000円)
食事もこの料金ではありえん位の品数です
ブリの子とブリホルモンの煮付けたのがあって初めて食しましたがメチャうまかったです!
お腹も満腹になり明日に備えて寝ますが横になったと思ったら一瞬で隣から「グォ~~~~ グォ~~~~
ギリギリ~~カクカク
」
イビキと歯ぎしりで寝て3時間で叩き起こされます
まさに怪物です
あまりの寝相に小声で「お前のアダ名はメカゴジラじゃ~」と言いながらティッシュを細く尖らして耳と鼻に挿入~~~前後にサササ・・・・サササササ・・・起きません
あんまり言うと後が大変なんでこれ位にしておきます
二日目のヤエン釣りは大漁で満足できた!
ヤエン釣り2日目・・・
4:30頃に港に行って準備します。今日は風は残っていますが波はだいぶ落ちてきてます
最終日なので何とか結果を残して帰りたい・・・アジも大量に残っています
先ずは船頭おすすめの磯へ
両サイドがワンドで出入り口付近に突き出た大きな離れ磯の先端部です。 水深も深くて足下のみ藻が群生しておりアジをキャストするとおそらく藻は生えていない場所。
感じ的には湾奥の藻場に差してくる回遊ポイントの様な感じかな?
この様なポイントではタイミングが合えば爆釣するんでしょうが合わなければ全く反応なしなんて事もあるバクチポイント。
相方のアジに重りを打ち沈めても根掛りもなし・・・
朝から昼前までやりましたがキロ超えを1ハイのみでアタリなし。(スズキのアタリは有りましたが・・一応60㎝ない位のを釣り上げました)
ここで粘っても今日は無理そうなんで相方に相談。
私はほぼ磯替えはしませんが今回はなんとか釣ってもらいたかったので磯替えを決行。
電話を掛けて状況説明し迎えに来て貰う事にしました。
船にそそくさと乗り込んで船頭と相談し湾奥のスポーニングポイントはどうかな~と
どうせ変わるなら風裏のスポ場へ行きましょうと
OK
そこは適度な水深で藻畑、足下で竿2位かなその水深が10Mほど続きドンと落ち込んでるポイント
当然、落ち込んでる底にも藻は有ります
ピトンを二人分立てて用意し仕切り直しです。
先ずは一服
磯替えしてから入れノリ!! ヤエン釣りはおもろい
春イカポイントでヤエン釣りスタート
一服したら落ち着いたのでアジ付けてキャスト~〰⋯
スグに乗りました
一連の動作の基、ヤエン投入し無事キロオーバー捕獲です。
そこからポツポツアタリ、一時には入れアタリになります
相方の竿にも乗りました
レクチャーしながら寄せてきますがまだヤエン釣り2回目なので下手くそです。しかし頑張って射程距離に寄せてヤエンを入れてやります。
「あ~して、こ~して・・・あかん、あかん! もっとこーせぇ~」と叱咤激励しながら指導します。
重そうにしてますがまだヤエンは針掛りはしていません。そうこうしてると針掛りしました!
良く引いてます!
顔見ると必死です。思わずティシュを尖らして鼻の穴に入れたろかと思いましたがあまりに真剣なんでやめておきサポートに徹します
まぁまぁデカそうです! 春イカをヤエン釣りで捕獲成功
量ってないですが2㎏オーバーの春アオリイカです。
スカリにポイした矢先に私のロッドにアタリです。
こちらもそこそこのサイズ(上がって船頭さんが計ると2.6㎏)
相方のはそれより少しだけ小さいので2.3㎏位かな
2回目で大型アオリイカ捕獲おめでとう~
アジ管理の仕方がまずく二日目のアジは殉職者多数
16時の迎えを頼んでたのですがちょっと足りない状態。時間は14:30位で残り1匹づつ・・・
入れたらスグに乗りそうでしたが最後の活きアジは15時に使おかと言い合って死にアジ投入します。
運よく私の死にアジに乗りましたササッといなしてキロ超え捕獲。
最後のアジにも2㎏位のアオリイカが乗って捕獲。
相方にもデカいアオリイカが乗りヤエン投入し掛かりましたが針の結び目からビロロ~~~ンとほどけてヤエンごとさいなら~になりました。
あ~~~私のヤエンが~~~~
練習しといてや~~~と言いながらかたずけて迎えの船を待ちます。
ここの船頭さんは釣り客の事を一生懸命考えてくれる船頭さんですね
愛想もよく親切です。 おススメですので少し遠いですが行ってみて下さいね
結局、1日目
2.4ちょい頭に2ハイ
2日目は2.6㎏頭に9ハイ
合計11ハイ。
フィクセル30㍑に入りきらず宿で発砲クーラーを頂き分けて持ち帰りました。
相方がレビュー(振り返り)し楽しい二日間は終了しました。
またいこな~~~