富士急行
撮影地:山梨県
撮影日:2022/12
車両詳細:日野 RB10/帝国自工/富士急行
山梨県の山中に置かれていた富士急行の廃バスです。同行者が見つけて、引き返して確認しに行くととんでもない車両がありました。
見た目は傷んでいるように見えますが、ワイパーやライトなどが残っており面影をかなり残している車両です。
ボディを突き抜け竹が生えてきており、バスが置かれてからかなりの年月が経過しているようです。
当時物の貴重なウィングマークが誇らしげです。
マーカーランプは破損していました。
フロントの方向幕上にも3連マーカーが存在。
ウィンカーは無くなっておりましたが、ミラーは残っています。
サイド。当時は倉庫として使っていたのではないかと思いますが、現在はその役目も終わってしまっているようでした。
フロントドアは外れていました。
日野の銘板は残っていますが、下にある跡は「TeikokuBody」と書かれてあった銘板のあった跡と思われ、こんなものまで外していく人がいるんですね・・・。
ドアが倒れているので運転席周りが見えないのが残念です。
ドアの上部には照明がカバー付きで残存。運転席へ反射しないようになっているカバーも残っているのには驚かされました。
こちら側は窓ガラスの破損が目立ちます。中扉の上には方向幕があります。
中には備品が置かれていますがバスと共に朽ちている雰囲気です。
座席などは残ってはいません。
中扉より後方です。
連続窓の後面。その上には方向幕がありました。
リアのテールランプは所謂バス協テールと呼ばれているもの。
後方はかなり崖ギリギリに置かれており、この角度が限界でした。
当時はかなり大量に導入されていたとされる富士急行のRB10。この車両は帝国ボディですが、中には金産ボディの車両もいたそうです。最近は廃バスの撤去も進んでおり、貴重な存在となった車両ですね。
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