コワなお話! | (有)篠工房

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ここではカメラやオーディオについて危険な活動を紹介していきます。
あまり真剣に見てると戻ってこれなくなるかもしれません。適当に流して見て下さい。
なお、工房主はこのサイトを見て危険な状態に陥っても責任は取りかねます。

同士からのお問い合わせがありましたのでネタにしたいと思います。
全国に一億は潜伏すると思われるコーワスキーのそこの貴方!


このような組み合わせを見ると気になってしまいますよね!!
半世紀も前に製造されたコーワのSERシリーズ用の交換レンズなんですがレンズシャッター機であった為にフランジバックが長く設定されております。
ボディはニコンのFマウントですが一般普及しているカメラの中ではもっともフランジバックの長い規格となりなかなか他のマウントレンズが利用出来ないんです。
この長い同士でなんとかならんか?と考えて実行に移した結果!


マウント移植ではなくマウントアダプターになりました。
ただし!最後に失敗してしまったのでほんの少し無限が出ないのです。
コレについては再作成すれば改善は可能ですが…最近時間ないな~。
その途中のモノが


コレですわ。
ジャンクで再起不能となったSER機から下ろしたマウントと絞り操作リングに安物M42-Fマウントアダプターです。
ご存じの通り!このレンズは絞りの操作リングがカメラボディ側に設置されておりますのでそちらも取り外す必要があります。
んで、こっからは技術ではなく根気!!


裏側をドンド~ン削っちゃおうね~。
機械強度のギリギリ地点まで削ればFマウントでも無限に到達する事が出来るのです。
ポイントは平行を出す事!ただそれだけです。
努力の賜物!根性の結晶!!マウント移植ではないので


50mm 2や


35mm 2.8なんかの実用的な焦点距離で交換可能になるのです。
ただ、後玉がどうしても大きいのでミラーに接触するレンズも存在します。
50mm1.9とか1.8は駄目ですね~。
あと、ミラーレスではないので実絞りのレンズを絞ってしまうとファインダーがもの凄く暗くなります。
昔を思い出して開放でピント合わして絞り込んでからシャッターを斬るという動作になりますね。
さらにここら辺のレンズは絞り羽根の粘りが出ている事が多いのです。
なかなか言う事を聞かないレンズですがコワな方なら愛でカバー出来る程度でしょう!
ジャンクのボディと安物M42-Fアダプターと鉄鋼ヤスリ、強力ボンドがあればどうにかなるのです。
あ!愛情と時間が大切かもですね~。