当たり前じゃない当たり前の日常

いつのまにかゴミは片付けてあって

流しに運んだだけの食器は綺麗に茶箪笥にある

朝起きれば朝食の準備がされていて

洋服は洗濯されて畳まれている

そもそも何にも考えずに寝食出来る家があって

それ以上の要求も悪気もなく発する

全部当たり前の事なんかじゃない

どれだけ感謝してもしきれない程のそれらを

当たり前の日常の中で

いつ気が付けるのだろう