割と最近、「4S受講生は予備試験の一般教養対策をどのようにすればいいのか?」とBEXAに問われてまとまった文章を書いたところ、公開して主に4S受講生の皆さんに共有していただく価値があるような気がしたので、記事にしました。

第1 短答対策
 まず、法務省HPから直近1年度分の問題文(一部、著作権関係で省略されている部分もありますが)をプリントアウトして、本試験と同じ制限時間(1時間30分)内に、全問解い(てみようとし)た上で正答可能性の高そうな方から20問選択してください。
 それを法務省HP掲載の“正解及び配点”に基づいて採点し…
 
1.
 その年度の平均点(→法務省HP「○○年短答式試験結果」pdfにあります)マイナス5点よりも点数が高ければ、『平成30年短答本試験実況分析講義』の一般教養科目部分(著作権者の使用許諾がいただけない英語等の問題を除き、H30の全問の解答プロセスを実況中継しつつ、解法テクニック等を余すところなく伝授しています)を、短答直前期にでも1回受講すれば充分です。1回受講しただけで5点どころか10点以上伸びたという受講生がかなりいらっしゃるからです。
 なぜこういうことが起こるのか?
 …出題者は、一般教養科目の短答式試験を利用して、実は知識よりも法的な能力・テクニックを問うています(cf.記事『事実認定力で解く一般教養(短答)』)。そのため、法律科目で鍛えた法的な能力・テクニックが一般教養科目でどのように問われているのか、そのつながりを把握さえすれば、一般教養科目の点数が一気に伸びるのです。
 
2.
 その年度の平均点マイナス5点よりも点数が低ければ、上記1の対策に加え、法律科目の短答対策と同様、一般教養科目の短答過去問を年度別にくり返し解いて、各年度で選択した20問についてはできる限り「完璧」に近づけたいところです。
 
第2 論文対策
 せいぜい3年度分くらいの過去問(法務省HPで題材文が省略されていないのはH28・26のみ、他の年度の題材文は、受験新報編集部『予備試験 論文式問題と解説』の単年度版には掲載されていたりします)を、本試験と同じ制限時間(1時間)内に答案まで書いてみた上で、これらの年度の答案例や再現答案(ギリギリ合格つまりB~C評価のもの中心)と照らし合わせるくらいで、合格者平均を優に超える対策をしたことになります。
 これ以上の一般教養(論文)対策をするよりは、法律科目の論文対策をした方が、コスパが良いです。
 
 
一般教養対策も、「敵を知り、己を知れば」、他の受験生を上回る対策が効率的にでき、「百戦危うからず」です!