H30司法論文ガチ書き、ついに最後の系統です!

刑事系第1問(刑法)の

・加工した問題文

・汚文字答案(閲覧注意?)

を公開します。

 

昨年5ページ半くらい→今年5ページちょいと答案の分量が少し減ったけど、今年は答案の分量がそんなに必要ない問題だったし(でも設問3はもっと考えたかった+書きたかった)、前日最後の民事系第3問で取り戻せた「自分の答案スタイル」をほぼ貫けたかな~

 

というわけで、制限時間内で得点効率を最大化することを目指して、得点効率が悪いと判断したことはガンガン後回し・無視して書いた答案です。

特に未受験の方には、私が余裕を感じながらも、制限時間内に点数を最大化しようともがき苦しむ様を、是非読み取っていただきたいと思います。

昨年と同様に後日、そのもがき苦しむプロセスを収録・編集した動画もアップする予定です~お楽しみに!ヾ(@^▽^@)ノ

 

シャーペンで書いたところ(薄い黒)は問題文読み~答案構成段階で加工したもの、ボールペンで書いたところ(濃い黒)はボールペンで答案を書きながら加工したもの。

問題文をそのまま答案構成化しただけで足りたので、答案構成用紙は全く使わず。

 

設問2・3の出題形式がこれまでと変わったので、これまでと同様の出題形式の設問1で、4A論文解法パターン講義(刑法)の名誉毀損罪パターンがほぼそのまま使えることもあり、ガッツリ得点しようと思った。約2ページ使ってかなり厚く書いたつもり。

ひょっとしたら責任阻却事由で検討することを他に思いつくかも…と思ったので、ラスト3行分空けておいたが、やはりこれ以上検討すべきことはないと思った。

 

設問2は、(1)主張・(2)反論に言及しつつ中立的に罪責処理する新形式だったが、答案構成段階で(1)主張・(2)反論と中立それぞれに割り振るネタを結構すんなり思いつけたので、(1)主張・(2)反論を長めに書いてみた(結果、中立的処理はかなり短くなった)。

ある4A受験生に後で聞いたら、「主張・反論は抽象的なことを短く書いた私見MAX答案にしましたよ」といったことを言われて、「あ~本来の『自分の答案スタイル』はそうだった…そうしていたら、設問3にもう少し時間使えたなあ」と反省した。

問題文に振り回されて普段どおりにできなかった…というのはよくある敗因だけど、設問2の内容には結構自信ある…ような…気がする。

設問2の結論、途中で保護責任者遺棄致傷罪にすることも考えたけど、書くことが増えるので時間的に無理だと思い、殺人未遂罪で押し通した。

 

設問3は、答案構成段階では普段の客観的危険説(@実行行為性の判断方法ないし不能犯)でいけると見ていたんだけど、書いているうちによく分からなくなってしまい、ギリギリで具体的危険説に乗り換えて、箇条書き殴り書き。

でもまあ、ほとんどの受験生が混乱するだろう…と見切っていたので、そこまで悲観しなかった。