民事系第1問(民法)・第2問(商法)につづき、第3問(民訴法)の
・加工した問題文
と
・答案構成用紙
と
・汚文字答案(閲覧注意?)
を公開します。
民事系第1・2問のボーっと失敗モードを抜け出し、ようやく自分のスタイルを取り戻せた感じがした科目です。
昨年合計5ページくらい→今年合計4ページ半くらいと、答案の分量は少し減った。
でも、設問1・3が多くの受験生が苦手な複雑訴訟がらみ、設問2も多くの受験生の準備が手薄な文提命令(論文式問題の解法パターン網羅を目的とする4A論文解法パターン講義(民訴法)では、もちろん扱ってます!)で、合格ラインが昨年よりかなり下がる(H28くらいのイメージ)と見ていたため、かなり余裕を感じた。
というわけで、民事系の中では初めて私が本領発揮し、制限時間内で得点効率を最大化することを目指して、得点効率が悪いと判断したことはガンガン後回し・無視して書けた答案です。
特に未受験の方には、私が余裕を感じながらも、制限時間内に点数を最大化しようともがき苦しむ様を、是非読み取っていただきたいと思います。
昨年と同様に後日、そのもがき苦しむプロセスを収録・編集した動画もアップする予定です~お楽しみに!ヾ(@^▽^@)ノ
シャーペンで書いたところ(薄い黒)は問題文読み~答案構成段階で加工したもの、ボールペンで書いたところ(濃い黒)はボールペンで答案を書きながら加工したもの。
民法(と手形法)以外は、必要を感じた限度でのみ(関係)図を描く。
本問は“複雑”訴訟なので、一応4A図を描いとくか~と思って描き出したけど、途中であまり必要を感じなくなってやめた。
とりあえず、設問1の課題(1)(2)の前提として、“Bの訴えの訴訟物を明示”することが求められていたので、まず↑のページの9行目まで書き、次いで訴訟要件パターンのうち142条の問題と考え10~18行目を書いた。
で、その先の具体的な検討は、いまいち先行きが見通せなかったため後回しにしようと思い、19行目~2・3ページ目を丸々空けておいて、設問2の答案を書き始めた。
1ページ目の19行目~2↑・3↓ページ目は、設問2を途中まで書いて、さらに設問3を書き終わった後に、戻ってきて書いた。
1ページ目の18行目まで書いた後に、↑このページの16行目まで書いて、その先の処理がいまいち思い浮かばなかったので、17行目~次ページ↓を空けておいて、設問3に進んだ。
↑4ページ目の15~18行目を書いたのは一番最後で、結局あまりアイデアが思い浮かばなかった。
設問3は、一見して多くの受験生の苦手とする複雑訴訟だったので後回しにしたが、書いてみると最も書きやすかった。
主張(ア)について書いたことの分量が少ないと感じたので、まだ書くべきことを後から思いつくかも…と思い、↑のページの14~23行目を空けておいて、主張(イ)の処理↓に進んだ。
主張(イ)は、プレテストで既出の補助参加の利益の問題と考えた(問題文がちょっと不明確かと)。事案もプレテストとちょっと似てたので、割とすんなり書けたと思う…主文中の判断だけで補助参加の利益を表現できるような気もしたが、一応理由中の判断まで使って、大は小を兼ねる感じにごまかしたつもり。
“Cの主張(ア)及び(イ)のそれぞれの当否を検討”するだけでなく、“丙高裁の受訴裁判所がこの控訴の適法性についてどのように判断すべきか”も論じなければならないことに最後に気づき、2行でお茶を濁して終了。
試験時間終了間際に、空けておいて結局使わなかったスペースに“×”を付けて、“特定答案”扱いされるリスクを避けた。