昨年より合格点が10点上がりましたね…ただ、H23年と同じ合格点に戻ったという言い方もできます。
絶対的に点数が取りやすかったことによるのか、相対的な点数分布によるのかは、成績付きの再現答案を比較分析等してみないと、なんともいえません。
合格者数は、1人だけ増えました(昨年初めて400人を超えて、さらに1人でも増えたというのは朗報でしょうか)。
いずれにせよ(以下、昨年の記事と概ね同じ内容です)。
合格された方、ひとまずおめでとうございます!
次の口述式試験に向けて、
何が問われても、法律を使ってコミュニケーションができる
状態に仕上げてください。
口述の合否は、つまるところ、これで決まります。
具体的には、もう時間が限られているので、動画『4A基礎講座 オリエンテーション』の2時間53分あたり~と、その右上「参照ファイル」欄の「講義レジュメ」p21の4-1-1で示した優先順位を上から、時間の許す限りで消化していくことをオススメします。
残念ながら合格できなかった方。
まずは、心を癒してください。
ただ、成績が来るまでに、
・もし万が一、再現答案を作っていないという方がいたら、今からでも絶対作る(再現できないなら、今年の問題を初めて見たフリをして、改めて制限時間内に答案を書く)
・予備H28論文式試験の再現答案を公開してくれている受験生ブログ(今年は少ないか…)をブックマーク等しておく
くらいまでしておくと、来年に向けてスタートダッシュができます。
で、心がある程度回復して、成績が来たら、徹底的に敗因分析をしてください。
自分の再現答案と、他人(不合格者含む)の成績付の再現答案(5~10通くらいあれば、受験生としては普通は充分でしょう…後から市販される再現答案集と併せれば、余裕でそろうはず)を比較して、共通点と相違点を洗い出してください。
そこまで厳密にする必要はなく、感覚的なものでいいですが、答案の内容はもちろんのこと、全体的な答案スタイル(こっちの方が本質的であることが多い)等、全てを比較分析の対象としてください。
その過程で、徐々に敗因≒改善すべき点≒自分の伸びしろが見えてくると思います(もし見えてこないなら、TACでは個別相談の機会に、私が分析をお手伝いできます)。
それに沿って立てた対策こそが、あなたが来年合格するために最も効果的なオンリーワン=ナンバーワンの対策です。
でも、まずは休んで心を癒すのが、最優先の対策ですからね!
矛盾するような表現ですが、“がんばって”心を癒してください。
10/14(金)の20~22時の「全国同時LIVE配信セミナー~論文・短答式問題を解く視点を疑似体験!」でも、予備論文対策に関する質問・相談や愚痴の吐き出し等々、大歓迎です!
ただ、今年は予約が定員に達したため、既に締め切らせていただきました(昨年は予約そんなに多くなかったのですが)…予約がとれなかった方は、TACでの個別相談や、このブログのコメント欄を利用して、質問・相談や愚痴の吐き出し等をしてくださいね。