最近、下記「」内のご質問をいただきました。

「先生は過去問を解いた際、答案構成(4A)をファイリングしていたと伺いましたが、2回目以上解く際に、ファイリングしていた構成メモは、その都度更新していたのでしょうか?」

私は受験生時代、「2回目以上解く際に、ファイリングしていた構成メモは、その都度更新して」いました。論文本試験と同様の、他人には象形文字にしか見えないであろう殴り書き答案構成に自己添削をしたものと、書いた答案例があれば、連続して26穴の分厚いファイルに綴じていました。

以下、参考までに、その写真をアップします。

問題は、旧司論文刑法H13-1です(4A論文解法パターン(刑法)2-3-1でも扱っていますね)。


まず、初回の答案構成(なぜか右回転して縦に表示できない)。

自己添削しまくり。
初回答案構成


次に、約1年後の答案構成。

すごく見にくいですが、自己添削は全くしてません。

次の写真の答案への自己添削で充分だと思ったからでしょう。
約1年後の答案構成

上記答案構成に基づく答案。

H13-1・2合わせて120分という制限時間なのに、その2問合計で134分かかってしまったようです…時間管理には、論文本試験当日までず~っと悩まされていました。
約1年後の答案(表)
約1年後の答案(裏)

旧司論文H13-1については、ここまでを、上から順に綴じていました。

受験生時代の、4Aの原型が確立されたH17論文直前期の答案(構成)は見当たりませんでした…刑法等で皆さんにオススメしているように、問題文自体を答案構成化していたからかなあ。

おまけ。ファイル冒頭に綴じていた、旧司論文刑法全過去問答案(構成)採用リストです(この内容を転記したのが、記事「刑法過去問答案(構成)採用リスト)。答案(構成)を作ったら、このリストで採用済みの答案と照合していました。

旧司論文刑法全過去問リスト