されたみたいだね~今国会でそのままの内容で可決されるか(修正されるか)はまだ分からないけど、否決する理由までは想像つかないので、他の懸案に押しやられない限り、成立はするでしょう。


とりあえず、来年以降の司法試験を受験する人は、法務省の「第6回 法曹養成制度改革顧問会議」のページ にある「資料2 司法試験法の一部を改正する法律案の概要 」を見ておいてね。


あと、このままの内容で可決されれば、司法試験の受験回数が5年で5回になる関係で、今年から受け控える意味がなくなる(cf.「資料3 司法試験法改正後の受験回数について 」)。


いずれにせよ、今年の司法試験受験生は、何の影響もありませんから、今年合格してしまいましょう!


来年以降の司法試験受験生は、新司・予備試験の短答過去問のうち、憲民刑だけをくり返しくり返しくり返し解いて「完璧」にすることを優先しましょう。

短答対策としては、それで充分です。

確かに、範囲が限定されるため、全体の点数はやや上がるでしょうけど、予備試験合格者が新司短答本試験に実質全員合格していることからすると、司法試験の短答式試験の合格ラインが予備試験の短答本試験の合格ラインを超えることは、少なくともしばらくはないはずです。そして、予備試験の短答本試験の合格ラインを超えるには、新司・予備試験の全短答過去問をくり返しくり返しくり返し解いて「完璧」にすれば足りる人がほとんどです。


ただ、新司の全論文過去問もくり返しくり返しくり返し解いて「完璧」にしたら、下4法の新司・予備試験の短答過去問もくり返しくり返しくり返し解いて「完璧」にすることをオススメします。短答過去問は、下4法の論文本試験を解くために必要な知識が最も効果的に網羅できる“唯一の公式の教材”だからです(cf.動画「こんな勉強法は不合格(ダメ)だ!(前半) 」の6分45秒くらいで使ったフレーズ)。