予備試験(・司法試験)の短答本試験ですね。
直近1年分だけでもいいので、できる限り短答本試験に近い条件・環境下で、本試験過去問の自主模試をすべきだと思う。
模試を受けた人は特に!うちの模試でもどこの模試でも、それは本試験問題そのものではないので、感覚を本試験に戻す必要があるから。
で、予備試験の受験生から、最近不安で仕方ない…という相談を受けるんだけど。
まずは、客観的なデータから。H23・24と、合格点が270点満点(=30点×法律7科目+パンキョー60点)中の165点(60%強)なので、今年もそうだろう。
これを、主観的に「半分よりちょっと解ければ合格!」と捉えられたら少しは気が楽?
ただ、パンキョーで60%の得点は難しい人が多いと思う(平均点がH23で23.2点、H24で27.2点)ので、実質的に法律科目で70%の得点が必要なんだよね…それでも旧司短答の70~80%の得点まではとらなくていいんだけど、予備(・新司)は科目が2倍以上という負担が…。
こういった客観的な事象は変えようがない。
変えられるのは主観=自分だけ。
結局、“自分なりのベスト”を尽くすことで、自分の中の不安と“戦う”しかない。
これが“ベスト”なんだから、これ以上やりようがなかった、これで落ちたら仕方がない!という開き直りまでできるとすごく楽になるんだけど…人それぞれ事情もあるからね。
でも、仮に良い結果が出なくても、ベストを尽くした経験は、必ずどこかで活かせる。
STORMYHEADSのギタリストとして、1000曲以上のネタを作ったり、苦手な路上ライブを毎週続けたり等々したのにプロデビューできなかった経験を、司法試験受験、修習・実務、そして現在の予備校講師という仕事に活かしている私が保証する(大した保証にならないか…)。
だから、私は、良い結果が出るかどうかなんて、人生においては、実は大した問題じゃないと思っている。
いつでもどこでも誰でも、やるべきことは1つだけだと確信している。
自分なりのベストを尽くせ!
(毎年どこかで同じようなこと書いてるなあ…)