やはり憲法、欲張ってしまう。特に第1問。
規範定立の理由を軽くすまそうとすると、下手したら論理矛盾になってしまいそうで怖い。後から見ると単なる論理飛躍にとどまるので、大丈夫っぽいんだが。
というか、Fをねらうのであれば、あてはめをほとんどしなくていい厳格な基準にすべきだった。どうしてもいつものくせで、中間的な審査基準にしてしまう。
第2問も、論点を1つに絞ったのはまあいいとして、少し厚く書きすぎた。
今まで何の気なしに使っていた「法律の範囲」の判例規範を、実は理解していないことに気づいて、慎重に書いてしまったから。
テキトーに逃げるのが苦手だ。

どうも、憲法はAを取りたいという潜在意識があるような。
実は、最低ラインをクリアした後の第2次目標として、
憲法・商法=A=25点以上
刑法・刑訴=C=23点
民法・民訴=F=20点
という目論見を持っている。
点数は永山先生方式による目安にすぎないが、いちおうこれを合計すると136点以上となり、ほぼ去年の合格点=136.50点になる。
これを意識しちゃってるのかもしれない。まだその段階ではないのに。

まあ、今回の失敗で何となく最低ラインは見えてきたかも。
それで思うのが、憲法は最低ラインをねらって書けるものではないかもしれない、ということ。
G原因を慎重に取り除いていけば、いつの間にかA近い成績が取れるのでは。
それだけ、自滅してる人が多いように思う。再現答案を見ても。
やはり最初の科目の魔力だろうか。
去年の俺は、その魔力がうまく作用してくれて、我ながら神がかり的なひらめきを連発してまぐれでAを取れた。
だから、自滅してしまう心境というのも少し分かる。対策が必要だ。

今日は択一合格発表。
司法試験を楽しみ尽くすという観点から、見に行こうと思っている。そういや今まで見に行ったことないんだよね。
裁判所の本屋でテコギの要件事実の本も見たいし。