○H16
・1月~
上三法の論文過去問勉強会と並行して、関連する範囲の択一過去問を解いていった。
同時に、完択を自分なりに色分けしたり、間違えた問題の番号・自分なりに調べ考えた理由づけ等を書き込んだりしてた。
論文が趣旨からのキーワードリンクという論証スタイルだったので、趣旨と個々の知識がどうリンクされるかをよく考えた。
択一過去問が、どうすれば最小限の知識で解けるかを考え、できるだけ個々の知識を趣旨などの上位概念につなげ、「一元化」することに努めた。
かなりの効果があったと思う。知識が整理され、まとまってくる感じ。
・2月
択一必勝を期して、郵送で出願。
・4月
択一に専念。
とにかく、S56~の過去問を「完璧」にすることを目指した。
つまり、全ての肢・空欄・並べ替え等について、最短かつ最適な思考回路を辿って、反射的に正答できるようにしていった。
文字通りマシーン化してきて、言動がおかしかったらしい。
総択・全択を受けて、4回中3回が合推ピッタリ~+3くらいだったと思う。
・5月
本試験1週間前から、近年の過去問を年度別で解いてシミュレーション。
58~60点だったと思う。
しかし、マークミス対策をしてなかったのは甘かった。
トラウマになってて、触れたくなかったのかも。
本試験前日には、試験中3時間半の行動マニュアル・問題処理手順マニュアルを作った。もっと早く作っておくべきだったが。
本試験当日、自分のバンドの曲を聞きつつ、マニュアルを見直して試験に臨んだ。
結局マークの訂正をすることはなかったが、マークするときに慎重になりすぎた感がある。「今年択一落ちたら司法試験やめよう」と思ってたし。
あと、試験を楽しもうという感覚や、全ての肢・空欄・並べ替えをやっていた習慣からか、無駄なことをやりすぎた。
自己採点で、憲13民17刑18の48。8割ならたぶん大丈夫だろうと思いはしたが、辰巳の出口調査速報では、48点あたりに山があった。去年の二の舞かという思いをぬぐい去ることができず、少し論文の勉強が手につかなかった。
論文の勉強は、まだつぶしていない過去問の答案構成と解説読み。やはり結構時間をかけていた。1問に2時間以上はかけていたと思う。
・6月
初めて択一に合格!ネットで番号を見つけたときは、メッチャうれしかった。今思うと、これが一番うれしかったかなあ。
自己採点通りで、マークミスもなくてよかった。
さて論文だが、相変わらずのスローペースで、直前答練も一切受けず。
気分もイマイチ乗らず、勉強会に出て気分転換したりしてた。
なんとなく、これじゃ今年は無理かな、という気がしてきた。択一受かって満足してしまったような。
・7月
それでも悪あがきをしてはいた。平成以降の過去問について、統一的に処理できる手順を構築しようと、試行錯誤してた。
でも、ダメ元で好き勝手に書いてこよう、という心持ちになってしまった。
論点などの知識がなくても、現場思考で問題点を発見し、現場思考で趣旨を導き、現場思考で解釈・あてはめを展開すれば、それが正しくなくても潜在能力みたいなものを向こうが買ってくれると思い込んでいた。
で、そのコンセプト自体は、自分が満足できる程度に達成できたので、正直合格を確信していた。
1日目の再現はしておいた。
・8~9月
勉強会で、口述過去問ゼミをやっていた。
でも、一人で勉強する気はあまり出ず。
2日目の再現をしようとしたが、あまり記憶に残っておらず。
・10月
論文不合格。ふーんという感じで、そのときはあまり感動がなかった。
総合A落ちくらいだろう、来年は受かる、と甘く見てたからかな。
で、成績表が来て愕然。総合G。もう自分に呆れて笑ってしまった。
それまで、自分の方法論みたいなものに根拠のない自信を持って、偉そうに語ったりもしてたし。
まずは勉強会の友人に再現を見てもらって、アドバイスを色々と。
とりあえず、今までの自分の勉強法にはっきりとNOが突きつけられた以上、今までやったことのないことをやろうということに。
すると、まずは予備校的なことかな、と漠然と思った。予備校答案っぽく書けるようにしよう、と。
そして、これから180度に近い方向転換をしていく過程は、なんとなく人生の宝になるような予感がしたので、このブログを始めることにした。
これで、当ブログの冒頭に戻るわけです。
・1月~
上三法の論文過去問勉強会と並行して、関連する範囲の択一過去問を解いていった。
同時に、完択を自分なりに色分けしたり、間違えた問題の番号・自分なりに調べ考えた理由づけ等を書き込んだりしてた。
論文が趣旨からのキーワードリンクという論証スタイルだったので、趣旨と個々の知識がどうリンクされるかをよく考えた。
択一過去問が、どうすれば最小限の知識で解けるかを考え、できるだけ個々の知識を趣旨などの上位概念につなげ、「一元化」することに努めた。
かなりの効果があったと思う。知識が整理され、まとまってくる感じ。
・2月
択一必勝を期して、郵送で出願。
・4月
択一に専念。
とにかく、S56~の過去問を「完璧」にすることを目指した。
つまり、全ての肢・空欄・並べ替え等について、最短かつ最適な思考回路を辿って、反射的に正答できるようにしていった。
文字通りマシーン化してきて、言動がおかしかったらしい。
総択・全択を受けて、4回中3回が合推ピッタリ~+3くらいだったと思う。
・5月
本試験1週間前から、近年の過去問を年度別で解いてシミュレーション。
58~60点だったと思う。
しかし、マークミス対策をしてなかったのは甘かった。
トラウマになってて、触れたくなかったのかも。
本試験前日には、試験中3時間半の行動マニュアル・問題処理手順マニュアルを作った。もっと早く作っておくべきだったが。
本試験当日、自分のバンドの曲を聞きつつ、マニュアルを見直して試験に臨んだ。
結局マークの訂正をすることはなかったが、マークするときに慎重になりすぎた感がある。「今年択一落ちたら司法試験やめよう」と思ってたし。
あと、試験を楽しもうという感覚や、全ての肢・空欄・並べ替えをやっていた習慣からか、無駄なことをやりすぎた。
自己採点で、憲13民17刑18の48。8割ならたぶん大丈夫だろうと思いはしたが、辰巳の出口調査速報では、48点あたりに山があった。去年の二の舞かという思いをぬぐい去ることができず、少し論文の勉強が手につかなかった。
論文の勉強は、まだつぶしていない過去問の答案構成と解説読み。やはり結構時間をかけていた。1問に2時間以上はかけていたと思う。
・6月
初めて択一に合格!ネットで番号を見つけたときは、メッチャうれしかった。今思うと、これが一番うれしかったかなあ。
自己採点通りで、マークミスもなくてよかった。
さて論文だが、相変わらずのスローペースで、直前答練も一切受けず。
気分もイマイチ乗らず、勉強会に出て気分転換したりしてた。
なんとなく、これじゃ今年は無理かな、という気がしてきた。択一受かって満足してしまったような。
・7月
それでも悪あがきをしてはいた。平成以降の過去問について、統一的に処理できる手順を構築しようと、試行錯誤してた。
でも、ダメ元で好き勝手に書いてこよう、という心持ちになってしまった。
論点などの知識がなくても、現場思考で問題点を発見し、現場思考で趣旨を導き、現場思考で解釈・あてはめを展開すれば、それが正しくなくても潜在能力みたいなものを向こうが買ってくれると思い込んでいた。
で、そのコンセプト自体は、自分が満足できる程度に達成できたので、正直合格を確信していた。
1日目の再現はしておいた。
・8~9月
勉強会で、口述過去問ゼミをやっていた。
でも、一人で勉強する気はあまり出ず。
2日目の再現をしようとしたが、あまり記憶に残っておらず。
・10月
論文不合格。ふーんという感じで、そのときはあまり感動がなかった。
総合A落ちくらいだろう、来年は受かる、と甘く見てたからかな。
で、成績表が来て愕然。総合G。もう自分に呆れて笑ってしまった。
それまで、自分の方法論みたいなものに根拠のない自信を持って、偉そうに語ったりもしてたし。
まずは勉強会の友人に再現を見てもらって、アドバイスを色々と。
とりあえず、今までの自分の勉強法にはっきりとNOが突きつけられた以上、今までやったことのないことをやろうということに。
すると、まずは予備校的なことかな、と漠然と思った。予備校答案っぽく書けるようにしよう、と。
そして、これから180度に近い方向転換をしていく過程は、なんとなく人生の宝になるような予感がしたので、このブログを始めることにした。
これで、当ブログの冒頭に戻るわけです。