早くも。笑

昨日、憲法H11-1・2を書いたんだが、失敗。
特に第1問。用意していた法律・処分パターンで初めて書いてみたんだが、特別権力関係パターンと事前抑制パターンがからんでいることで、論理展開が非常に難しく感じた。

法律・処分パターンの処理戦略としては、
第1段階:問題文の事情が多い方だけを論ずる。だいたい処分の方か。
第2段階:法律・処分の相互関係は無視して、それぞれ別々に論ずる。
第3段階:相互関係も考慮に入れ、作っておいた処理手順にはめ込む。
というのが考えられると思う。
今回は第3段階でやると半ば決め打ちしたのが失敗の原因。
H11は第2問もかなり難しいことを考えると、第1問は第1段階に留めておくのが戦略的に正解だったと反省。

いや~、やっぱA来たのはマグレだったね。
あと、確実に受かる対策は立てられないと身体で悟った。自信ある科目でも、穴は必ずできる。頭では分かってたんだけどね。
落ちない確率をできるだけ高める対策というものを、辛うじて立てられるくらいだろう。
皆が勉強していることを勉強し、皆が書くだろうことを書けば、自分がはまる穴には皆もはまる。結果的・相対的に、「落ちない」ことになる。
…言うは易し、行うは難しだが。
全てにおいて皆が書くだろうことを書こうとすると、問題文の事情をうまく使えなかったり、論理展開しづらくなったりすることも多い。
大勢に従う「素直さ」と、自分なりの解き方との調和が必要。

あと、「できるだけ高める」という観点からは、やはり優先順位的思考が重要になってくるな。