7月11日。前夜はホテルへ帰ってから、昼に買ったタルトを食べたきりだったので、起き抜けに Patisserie G へパンを買いに行ったのですがやっていませんでした。仕方なくホテルへ戻り、ビュッフェ・スタイルの朝食を注文しました(9:33a.m.)。フロントで申し込むと若干安くなり税込S$29.98でした。会場は結構混んでいましたが、なんとか座席を確保。料理は、昨年万博へ行った際に泊まった大阪難波駅前のアパホテルのビュッフェに比べると随分見劣りしましたが、目の前でシェフが作ってくれたオムレツは美味しかったし、紅茶がTWGでコーヒーがお部屋にあるのと同じネスプレッソだったのはよかったです(ここでコーヒーメーカーの使い方を聞いたのですが、部屋に戻ったらできませんでした)。


部屋に戻り身支度を整えてから、午前中(と言ってももう11時近かったけれど)はチャイナタウンの方を観光しようと徒歩で出かけました。まず、ホテルから900mの所にあるお釈迦様の🦷が祀られているという Buddha Tooth Relic Temple(牙寺龍華院)を目指します。有名なHawker(屋台が集まったフードコート)、Maxwell Food Centreのすぐ先にありました。11:30到着。



仏陀の歯(レプリカ)は4Fに納められているということですが、あまり記憶にないのです。エレベーターで4Fまで行くと「←展示室」と書いてある案内があったような気もしますが、皆の後に続いて階段を昇り屋上へ行くと小さな庭園がありました。奥にお堂が建っていて、その中にマニ車が据えられていました。時計回りに回転させるとお経を唱えたのと同じ功徳が与えられるそうです。重たかったです。



この仏教寺院から、さらに240m先に今度はヒンドゥー教のスリ・マリアマン寺院というのがあります。土足禁止なので建物の外で靴を脱ぎます。



12:00p.m.ちょうど儀式が始まり、上半身裸の男が松明のような灯りを手にして祈りを捧げると、敬虔な信者の方もそれに合わせて手を合わせていました。



さて、帰り道、この近くに有名なパイナップルケーキのお店 “Kele”の本店があるはずだと探していると、先ほどの仏教寺院へ戻る途中にありました。しかも、なんと観光名所のひとつコナンのウォールアートの隣です。



お店の中に入って試食もさせてもらいましたが、チャンギ国際空港にも支店があるということなので買わずに店を出ました。大通りに出るとすぐのところに中国茶や漢方薬などの乾物を商っている店があったので、ハイビスカスの花茶とシャスミンの花茶を購入。その先の十字路を渡るとMaxwell Food Centreです。中に入ってすぐのところにチキンライスが美味しいと評判の店がありました。



13:07p.m.10分程並んで順番がきました。Aと書いてある所で注文をし、お金を払ってからレシートを持ってBの所でfood collectionをすると書いてあります。朝しっかり食べたのでまだお腹が空いていません。TAKE AWAYにしてもらいました。


ホテルに帰るとシャワーをし、バスローブを着たまま(チェックインの際にその格好でエレベーターに乗る人がいたのでフロントで聞いたらOKだということでした)7Fへ行きLaundryを使わせてもらうことにしました。リゾートホテルというか serviced apartment なので洗濯機付きの部屋もあるようです。同じ7FにInfiniti poolもあるしプールを利用する人にとっては洗濯機は必要ですよね。私は泳げない(昔は背泳ぎだけはできましたが)し嵩張るので水着は持って来ませんでした。Laundryには洗濯器と乾燥機がそれぞれ2台あり、洗剤も置いてあります。洗濯を仕掛けて一旦部屋に戻りチキンライスを食べることにします。14:49p.m.

Mサイズのチキンライスで丁度よい量でした。そして評判に違わず、お肉も、チキンを蒸した際に出た出汁で炊いたご飯もとても美味しかったです(食べかけ失礼🙇‍♀️)。レシートを見るとGST Inclusiveと書いてあるので税込6ドルでした。日本と変わらない、いえ、このクオリティを考えると寧ろ日本より安いかもです。


3時半。洗濯が終わった頃、再び7Fへ行き洗濯物を乾燥機に移動させて時間を40分に設定して部屋に戻ります。戻る途中、履いていたサンダル(コンサート用に持って来ていた)の紐が取れてしまい使い物にならなくなり捨てる羽目に笑い泣き15年も前にフランスのニースに行く時に買ったオシャレ用で気に入っていたのです。その時以来履いていなかったのですが、塩水を被ったことがあるので皮が痛んでいたのですね。コンサートに行く時でなくてよかった泣き笑い


翌日がホテルのチェックアウトなので荷物の整理をした後、再び7Fへ洗濯物を回収しに行きます。大型の洗濯機の上にある乾燥機から洗濯物を取り出すのは、身長156cmの私には至難の業でした。下にある洗濯機の扉を開けて、そこにに足をかけちょっとジャンプして乾燥機の奥に引っ付いていた物になんとか手を延ばして取り出しました。時間設定を短くしたのでまだ湿っていたものもありますが、浴室のタオル掛けに干したり、ブラウスやTシャツなどはアイロンをかけました。向こうは電圧が高いので、あまり力を入れずとも楽にアイロン掛けができて気持ちがいいです。やることはやったのでコンサートに出掛けるまで少し休むとしましょうふとん1


18:00過ぎ、少し早めに出かけます。ホールは目と鼻の先ですが、にわか雨が降るかもしれません。🌂を忘れずに。


Singapore Conference Hall だと思って行った建物には別の名前が書いてありました。


(コンサート後21:28に撮影したものです)

たまたま入り口付近にいた職員(警備員?)らしき人に尋ねると、書いてあるのはマレー語なのだそうです。シンガポールが他民族国家であることを再認識しました。そしてホールの名前も過去に二度改称されたそうです。「今晩コンサートがありますよね?」と確認すると、「エレベーターで3Fまで行って、それから階段で2Fに降りるといいですよ」と教えてくれました。3Fに行くと直径2mもあろうかと思われる大きな太鼓が左右の隅に置かれていて、窓際には見たことのないような楽器(?)が展示されています。

誰もいないので2Fに降りると、Bechstein Music World というドイツの高級ピアノを扱っている店舗がありました。吹き抜けから下を見ると、開場を待つ人たちがちらほら見えます。18:30、1Fに降りるとスタッフが会場の設営をしていました。



受付用(?)の長机の上には写真立てに入れたY氏のポスターとプログラムを読み取るためのQRコード並べて立てかけてありました。


スキャンした内容がこちらです。



机の上には配布用のA3サイズのポスターもあったので1部いただきました(早いもの勝ちだそうです)。


19:00入場開始。日本のコンサートでは20分前くらいにホールに入ると大方の聴衆が座席についていることが多いですが、客の出足が遅いなと思いました。10分前くらいに3人の親子連れが座席を探していましたが、私が一つ右隣の座席に座っていました😅座席番号が右肘かけについていたのです。小学校低学年(3,4年生?)くらいの女の子が私の右に座りました。(演奏中、その女の子が座席の上で体を動かす度に私の座席も連動して振動したので気になりました。小さなお子様はご両親の間に座らせる配慮があってもよいのではと思いました。)

(19:24の客席の様子)

コンサートが始まる前は客席は明るかったんですが、舞台は真っ暗でピアノは肉眼ではよく見えません。開演時間になっても空席が目立つ状況でしたが、19:30定刻にコンサートが始まりました。


Y氏が、いつものややラフな舞台衣装(黒のカーゴパンツに黒のジャケット(インナーは濃い紫色のブラウス)。そして足元は6年前のビルボードライブで初めてお目見えした白のドットが入った黒の編み上げ靴で登場し、英語で自己紹介。そして、観客席を見回し「僕はシンガポールではまだまだ認知されていないのがよくわかりました」と言ってから「今日が新たなレジェンドの始まりです」とご自分を鼓舞するかのような決意表明。それから例によってどこから来たかのアンケート。前の方の座席には50名程座っておられたのでしょうか、”From Japan?”と聞かれて✋をあげた方も多く、もちろんシンガポールの方もいました。私は後ろの座席はあまり振り返って見なかったのですが、台湾や香港から来た人もいたようです。「皆さん、遠いところからも来てくれてありがとうございます」とお礼を述べておられました。


演奏が始まり、最初は5,6年前ストリートピアノが全盛の頃によく弾いていた懐かしい曲を演奏しました。Only My Railgunは別にして「夜に駆ける」や「紅蓮華」「残酷な天使のテーゼ」は最近はコンサート会場ではほとんど弾きませんよね?演奏曲目などをチケットを印刷した用紙にメモしていたのですが、荷物の整理をした時に要らなくなったガイドブックのコピーと一緒に捨ててしまったようです。なので細かいことはあまり思い出せないのですが、全体的な印象として最初は聴衆の反応も大人しくペンライトを振る人も多くありませんでしたし、演奏にも硬さがあったかなと思います。演奏が進むにつれ、特に「ハム太郎」でピアニスト自ら聴衆を煽ってからはシャイなシンガポーリアンも少しずつ盛り上がってきました。God Knowsを弾いた時には突然覚醒したオタク達の反応に演奏者自身が驚いたみたいです。こうい曲が刺さるのだとニヤリ


前の方に座っていた男の子が日本語で「よみぃさんのようになりたいからピアノ頑張っています」と言った時には「ケント君?」と思いましたが、よみぃさんが「小さいのに日本語上手ですね。僕は28ですが、チャットGPTに聞いて英語話しているんですよ」と言う場面も。聴衆から「ドンキのテーマソング」をリクエストされた時には「神曲なのは知っているけど...」と言いつつ、その場でクラシック風の変奏曲にアレンジして弾いて大いに受けていました。ちなみにこの曲は、コロナ禍の時に市川由紀乃さんとキングレコードのスタジオでコラボして市川さんが「ドンドンドンドン、ドンッキー」と歌っていましたよね。私の左隣の若者(オタク?)は、最初あまり声を出しませんでしたが(リクエストも1回目は小さな声で)、エーリンが始まると大きな声でコールしていました。私も、「蠍火」をリクエストしましたが、声が小さく聞こえなかったか、残念ながら聞いてもらえませんでした。


今回私が一番よかったと思うのは、20分の休憩の後でYAMAHAの自動演奏ピアノDisklavierとの2台ピアノでの合奏で弾いたクラシックメドレーでした。最初はベートーヴェンの「熱情ソナタ第3楽章」。静かなイントロからの突然の激しい旋律、雷に打たれたように聴き入りました👏👏👏そして2曲目はチャルダッシュ。これは、5年前コロナ禍の時にYAMAHA銀座店で自動演奏ピアノとの合奏の動画が上がっていましたよね。最高BPM220での演奏がありましたが、コンサートではBPM180(?)くらいだったかなと思います。コンサートでクラシックを弾かれたのを私は聞いたことがなかったので感激しました。これからも時々は披露して欲しいと思います🤗


さて、すべてのプログラムが終了して演奏者が退場すると、客席が明るくなり拍手が鳴り止むか鳴り止まないうちにさっと席を立ち出口に向かう人が結構多くいたのでびっくりしました(シンガポーリアンはせっかちなのか?はたまたホールでのコンサートの経験があまりないのか?)。日本では演者が再びステージ上に姿を現すまで拍手をしてアンコールをおねだりするのが普通ではありませんか?「えーっ🫢」と思っていると、後ろの方から再び拍手が沸き起こったのでY氏が舞台袖から姿を現わしアンコールに答えます。再度リクエストを募りメドレーにして演奏終了(確かナイトオブナイツに始まりナイトオブナイツで終わったと思いました)


全てが終わったのが21:25頃。コンコースに行っても香港の時のようにサイン会を催すような様子もなく、皆それぞれ会場を後にします。余韻に浸る間もなく、名残り惜しく後ろ髪を引かれる思いで外に出ると路面が濡れていました。演奏中に降ったのですね。


ホテルに戻ってから、朝、朝食会場で食べきれずに部屋に持ち帰ったヨーグルトとバナナ、それに小さな中華ちまきを二つ食べて夕食に変えました。冷蔵庫に入れて冷たくなっている中華ちまきを電子レンジで温めようとしましたが、これも使い方がわからなかった(他の方もコメント欄で言っていました)のでそのまま食べましたが、ココナツが入っていて意外に美味しかったです。


つづく