コンサートは観客の動員という点では思うようにいかなかったかもしれないが、香港オタクの反応がすこぶるよく帰国後に発信された情報からご本人も大満足だったようで嬉しい。ただ、せっかくの楽しいコンサート中にひとつだけ不愉快なことがありました。第一部が終わりトイレに用はないものの、座りっぱなしの姿勢が体によくないので後方の扉から2Fの通路へ出ました。机を並べて物販をしているのか、それともVIPのお客さんにプレゼントを手渡しているのかわかりませんが、並んで順番待ちをしている人達がいました。私は1Fから吹き抜けになっている天井の装飾が面白かったので写真を何枚か撮っていました。するといきなり中年の女性が中国語で物凄い剣幕で私に向かって話しかけてきたのです。私はホールの外でも撮影禁止なのかと思い写真を撮るのを止めますが、なおも中国語で捲し立てるので ‘I don't understand your language.’ と言うと、今度は英語で ‘Do you have the ticket?’ と相変わらず怒ったような口調で尋ねます。私がスマフォのQRコードを見せると小さく ‘Ah...’ と言ったきり納得したようにその場を離れて行きました。無銭飲食ならぬ無銭観覧とでも思ったのかしらえー 例えそうだとしても日本なら「失礼ですがチケットをお持ちですか?」とか「すみません。チケット拝見できますか?」と尋ね、所持していたら「大変失礼しました。」とか謝りますよね?私は知らぬ間に何か🇨🇳の法律に触れることをしてしまい警察にしょっ引かれるのでないかとさえ思いましたよショボーン 人のことを犯人扱いして自分が間違っていても謝罪もしなかったことに、後になって無性に腹が立ちましたプンプン 中国人の国民性と決めつけるのは早計かもしれませんが日本ではあり得ないですよね⁉️そもそも私がホールに到着した時(開始15分前)には受付がなかったのですよ。入場開始時に扉の所で受付をしたかどうか尋ねられQRコードを見せただけです。スタッフが足りないのかもしれないけど、人を疑うなら出入口に常時人を立たせるべきですよね?


ホテルに帰るとエアコンをつけても送風だけで暖房にならないので、お風呂に入って温まってから寝ようと思い真夜中過ぎていましたがバスタブにお湯を張りました。日中は🚰からも🚿も熱い湯が出ていたのに湯の温度が低くなっています(40℃位はあったとは思いますが)。入浴後はそれなりに暖かかったのですが、ベッドに入って暫くすると「これでは眠れないな」と思いバスローブの下に長袖のアンダーシャツとズボン下(タイツ)を履いて寝ました。それでも心許ないので余っていた枕を二つ、お腹の辺りに置いてようやく安心して眠れました。


1/12は9時頃起床。この日は前日に申し込んだアゴダの「ビクトリアハーバー サンセット/ナイトクルーズ - スカイラインクルーズ(軽食・ドリンク飲み放題+写真撮影+ライブツァーアンバサダー)と銘打ったアクティビティに参加予定(HKD98がプロモーション割引で税サ込みHKD74.97)。18:30から45分間のツァーです。昼間は予定がないのでホテルから徒歩圏内の香港歴史博物館へ行くことにしました。


前日ホテルのチェックイン前に寄ったスーパーでは果物しか買わなかったので、朝ごはんはレストランで Take away(イギリス英語)したグラタンを食べることにします。冷蔵庫には入れなかったけど室温が低いから大丈夫でしょう。温かい紅茶を飲みながら食べたらまあまあでした(前日の夕方から何も食べていないのでお腹が空いていました)。11日は知らぬ間に17,341歩(11.17km)も歩いていて疲労で胃が受け付けなかったのですね。食べ物を無駄にせずにすみましたウインク


さて、昼過ぎ Google map を頼りに博物館を目指します。ネイザンロードを少し北上し、駅入り口の交差点で右折します。


途中、またもや竹の足場を見かけます

30分程歩いてやっと博物館の裏手に出ます。正門は回り込んで階段(エスカレーターもある)を上がった所にありました。



因みに入場料は、前日の動植物公園もそうでしたが無料です。ただ、ここでは荷物の保安検査があります。入ってすぐのところに習近平主席の大きな顔写真が見学者を出迎え、🇨🇳の国力を誇示するような展示になっています。アメリカを始めとした西欧諸国やオーストラリア、インド(も含んでいたと思う)や日本(なぜか日本は最後に列挙されていた)などの脅威に備えなければいけないというようなことが書かれている。社会科見学で来たらしい学童のグループが、あちらこちらで熱心に話を聞いているのを横目で見ながらそのコーナーを足早に通り過ぎる。


エレベーターで2Fへ行き、さてどっちへ行ったものかとそこに立っていたスタッフの女性に尋ねると ‘Portuguese’ と ‘Gold Rush’ のコーナーがあると教えてくれました。


印刷技術の発展と香港における紙幣の印刷の開始


下は太平洋戦争中日本軍の捕虜となった画家の作品。香港は1941年12月25日から1945年8月の終戦までの3年8ヶ月日本軍の占領下に置かれます。


上はゴールドラッシュでアメリカへ渡った中国人が低賃金でも勤勉に働いたので雇用主に重宝がられ、雇用を奪われた白人に嫌がらせを受けている様子を描いた風刺画。香港は中国と欧米を繋ぐハブとして重要な役割を果たし、Cathay Pacificが最初にPan- Pacificの航空会社として誕生したというような説明もありました。


一通り見学を終えてエレベーター前に戻ると、先程の感じのよい香港美人が ‘Have you finished?’ と声をかけてくれたので ‘Yes, but I haven’t seen some area because of the school children.’ と言ったら「彼らは帰ったから今がチャンスですよ。」と言ってから ‘Where are you from?’ と聞いてきました。 ‘From Japan.’ と答えると、「えっ⁈」と少し困惑したような表情をしたので日本から来たと言ったのがまずかったかと心配しましたが、少し口ごもった後で ‘But you speak English.’ と言うのです。香港でも日本人は英語を話さないというのが定説になっているのでしょうか。文部省も英語教育において表現する力を重視するようになり高校入試でも作文を取り入れるなどしています(Speakingは入試で実施するのは無理がある)が、採点が減点方式(文法のミスをしたら減点)なので自由な表現力はなかなかつきにくいのでしょうね。


それはさて置き、今回この香港歴史博物館で日本占領下の展示が見られなかった(見落としていただけかもしれません)のですが、香港の人達の本音はどうなんだろうと思いをめぐらします。2年前に来た時は日本人に好印象を持っているように感じたのですが、最近はいろいろと中国政府の思想操作もありますから...。


帰りは疲れたのでバスで帰ろうとGoogle mapでルート検索をしバス停に向かいましたが、乗り場がよくわからないのでバス停にいたシニアの男性に聞くと「私の後についてバスに乗りなさい。降りる時教えてあげるから」と言うので ‘Thank you.’と言うと‘Don’t say thank you’と返されました。香港人は人に親切にされてもお礼を言わないのが普通なのだろうか?それとも ‘Don’t say thank you’というのは中国人特有のレトリックで、「お礼を言われる程のことではないよ」とか(親しい間柄では「礼は言うな!」)という意味なのだろうか?そう言えば、英語でも ‘Don’t mention it.’と言う表現がありましたね。香港の英語もシンガポールの英語(シングリッシュ)と同様に本場イギリスの英語とは異なった進化をし特有の言い回しや微妙なニュアンスの違いがあるのでしょうか?


香港文化センターが見えて来て、交差点を右折したので降りる準備をすると、おじさんが声をかけてくれたので再びお礼を言うと、またしても ‘Don’t say thank you’ と言われてしまいました。バス代は$2(シニア料金)。バス停で🚌を待つ間「歩いて帰ろうかとも思った」とおじさんに言うと「バスはたったの2ドル(約45円)だからバスにしなさい。歩くと結構あるよ」と言われた通り2年前からバス代は変わっていません。バスを降り前の日に立ち寄ったスーパー目指します。iSQUARE(国際広場)というビルのB1にあるMarket Placeで、今回はLychee & Berries 味のビール($21.00)、🥭($22.00)×2、スコーン(2個入り)($36.00)、GRANADILLAという見たことのない果物(2個で)($28)を購入。黄色のマンゴーがなかったので店員に尋ねたら陳列棚の上の方にペリカンマンゴーがありました(香港島で見かけた黄色いマンゴーより高かったけど日本より安いと思う)。店を出たのが15:11。


部屋に行く前にホテル1Fのカフェでサンドイッチ($50)を買おうとしたらクレジットカードがないのに気が付き、パスポートや日本円と一緒に貴重品は全部金庫にしまって出て来たことを思い出しました。オクトパスカードと多少の香港ドルは所持していましたが、現金は必要になるかもしれないので💳を取りに部屋に行きます。


蟹肉(上海ガニ?)入りサンドイッチは食べ応えがあり美味しかったです。その後、早速買ったばかりの🥭を頂きます。ちゃんとナイフで皮を剥いてカットして食べたらもっと美味しかったと思いますが、例の木製ナイフで半分にしてから🥄で食べました。新鮮過ぎて追熟が足りず少し硬めで食べにくかったです。びわみたいな果物🍊はパッションフルーツでした。これはナイトクルーズの後で食べましたが、スプーンで皮をこじ開けると蛙の卵みたいな種(表現がグロテスクで申し訳ない)がびっしり詰まっていて、食べるとほのかに甘くてシャリシャリした食感でした。



食事を終えると翌日の✈️のオンラインチェックインにトライします。受託手荷物なし、機内持ち込み手荷物なし、座席の下に収まる大きさ(45×20×25cm)の小さなバッグだけOKという格安航空券だったので、日本で機内持ち込み手荷物7kgを追加しようとカード決済の手続きまで終えて送信したはずなのに航空会社のマイページでそれが反映されていません。二重に引き落とされると困るので、追加申し込みはしないでそのままチェックインの手続き完了ニヤリ (オンラインチェックイン後は変更不可なので、重量オーバーした場合は空港カウンターで過大な超過料金を払うことになります。)そうこうするうちに夕暮れになったのでナイトクルーズが発着する埠頭に向かいます。香港文化センターの1Fを通り抜けるとすぐ港です。豪華クルーズの呼び込みのお姉さんがいたので🛳️の乗り場を尋ねると ‘Pier2’だと言います。 Pier2に行くとスタッフが「バウチャーを見せて」と言うので写メしたQRコードを見せると「これではない。バウチャーは?」と言うので、もう一度Agodaから来たメールで確認しますが「バウチャーを確認する」のところをクリックしてもQRコードしか出てこなかったのです。「うちの会社でないからPier4へ行ってみたら?」というのでそこでも聞いてみますが、やはり違うと言います。埠頭はPier6まであると聞き右往左往しているうちに出発時刻も過ぎ途方にくれていると、その場を仕切っている(?)スタッフのお姉さんがアゴダからのメールで支払済みになっているのを確認し「19:00にこの乗り場に来なさい。別の船に乗れるようにしてあげる」と言って携帯で船(?)に連絡して乗れるよう手配をしてくれたのです泣き笑い



19:00に乗船開始。揺れる階段を降りて船室に入るとバーがあり皆ドリンクを注文しています。私も ‘Wine, please.’ と言うと ‘White?’ と聞くので、目の前の封を切ってない赤ワインのボトルを見ながら ‘Red one, please’ と言ったつもりでしたが(と言うより早く?)カウンターの下から底に僅かに残っているだけの白ワインを出してグラスに注ぎ瓶を空にしました。新しいのを注ぎ足してくれるかと思ったけど、そのままグラスを差し出すので ‘I said red!’ と言いたかったけど、特別に乗せてもらっている引け目からそのまま黙ってグラスを受け取り窓辺の椅子に腰掛けます。ワイン一杯のことでかえって興醒めする思いでした。私が申し込んだツァーには「飲み放題」で「軽食」もあったはずですが、飲み放題ではなさそうだし、スナック菓子はあったけど有料みたいだった(誰か尋ねていましたが ‘No’と言っていた)ので他には飲み食いしませんでした。



船室で飲んでいた人達が階段を上がってデッキに行ってしまい、誰もいなくなった船室で一人ポツンと移ろいゆく沿岸のイルミネーションを眺めながら旅愁に浸っていると、埠頭で声をかけた覚えのあるお兄さんが私の肩を叩いて上にあがるように手招きします。後ろについていくと写真を撮るジェスチャーをするので持っているスマフォを渡して何枚か撮ってもらいました。夜景の絶景スポットだったのですね。とても綺麗ですが長いことオープンデッキにいると体が冷えるので再び船室に戻ります。私が申し込んだのは45分のツァーでしたが、それよりも長いクルージングで街外れの灯火のあまり灯っていない寂れた所まで行って戻って来ました。暫くしてまた私を呼びに来たのでもうそろそろ下船かと思って上に上がると、ちょうど20:00になっていたのですね。シンフォニー・オブ・ライツが始まっていました。 


下船後撮影した私の乗ったクルーズ船


2年前に滞在したホテルでは部屋の窓からでも見えた筈なので、ベッドでうたた寝をして寝過ごした時にはとても残念に思ったのですが、実際に見てみるともっと華々しい音と光の競演をイメージしていたので少し物足りなさを感じました(休日とか観光シーズンにはもっと盛大なショーになるのかもしれませんが、その日は月曜日でした)。でも贅沢を言ったらバチが当たります。船に乗せてもらえただけでもラッキーと思わなければ🙏それに、もし18:30のツァーに参加していたとしても19:15から20:00までショーが始まるの待ってはいなかったでしょう。船の上で Symphony of Lights を見る経験ができただけでも儲けもんです。今回は「災い転じて福となす」の言葉通りとなりました。


20:10、ショーが終わると同時に船が接岸し下船となりました。いろいろ気を配ってくれたお兄さんや船の手配をしてくれたお姉さんの姿がなかったので、そのまま埠頭を後にし翌朝のエアポートバスの乗り場を確認してホテルに帰りました。


文化センター裏にある時計塔(1915年建設の駅舎の一部)


翌朝は7時起床。紅茶を入れスコーンを1個と🥭を食べる。前日の朝、トイレの排水管が詰まっているようだったので、丁度お掃除に来た人に伝えたのですが相変わらず流れが悪い。出発間際にトイレの水が溢れたらカオスですから用心しながら流します。


9時過ぎに部屋を出てフロントに行くとチェックアウトする人が結構並んでいましたが、清算が済んでいたのでキーを返すだけでOKでした。エアポートバス(シニア割引で$17)もすぐに来て、途中観光客を拾いながら機場まで走ること50分。前回はバスを降りてから空港ビルまで少し歩きましたが、今回はビル入り口の真ん前で降ろしてくれました。リニューアルしたのですね。トイレもピッカピカ🌟 手を洗うところも、💦やハンドソープが自動で出てくるだけでなく、ハンドペーパーも自動で出てきましたびっくり


チェックインは済んでいますが Boarding Pass を発券しなければいけません。係員に聞いて(パスポートを機械にかざすだけだったかな?)無事終了。心配していた手荷物の重量も測らずそのままスルー。機内食も、夏に貯まったCathay Pacific のマイルを提携子会社の香港エキスプレスで使えるように手続きし、食事のオプションを付けて「マイルで支払う」の設定にしても反映されなかったので、搭乗口近くのベーカリーでソーセージのデニッシュ($50)とオレンジジュース($32)を買って食べました。デニッシュはかなり脂っこかったけどジュースは濃厚で美味しかったです。パンを$50紙幣で、ジュースを紙幣とコインで買ったのですが硬貨を間違えたらしく返してくれました。そこで香港の紙幣と硬貨はほぼ使い切ったのですが、オクトパスにチャージした分だけ残高が残ってしまいました(オクトパスで買い物をして現金を残しておいた方がよかったかも)。また次回があればオクトパスも無駄にならないのですが...🤔


13:00香港国際空港を飛び立って18:05成田到着の予定でしたが20分程早く着きました。帰りは偏西風に乗って往路よりずっと速かったです。座席は窓側を指定したのですが、日本に出稼ぎに行くと思われるがたいのよいバングラディッシュ人(?)が隣に座ったのでトイレも1回しか行きませんでした。飛行機を降りる際、出口付近で若い男性のCAが手を差し出すので「なんで?」と思ったら機体と地上の通路の接続部分に少し段差があったのですね。嬉しい反面、私は疑うべくもない高齢女性に見えたのだと思い知らされた次第です。(前回同じ航空会社で、座席の上の棚に7キロの荷物を持ち上げるのも頼めないようなCAに当たってしまいましたが、LCCでもおそらく人によってホスピタリティには差があるのですね。)成田に着くなりトイレに直行しましたが、香港空港のトイレに比べるとかなり見劣りしました。


今回も4日間の旅行でかなり歩きました。歩数の平均12,402歩。距離の平均は7.97kmでした(最高は1/11の11.17km)。推しに会いに行く時は俄然元気になります。

         (普段いかに歩いていないかがバレてしまいます)

帰国後の配信で今年は海外に目を向けて活動するようなこと言っていましたが、是非若いうちにいろいろチャレンジして下さい。異文化に触れることで世界観も変わることでしょう。世界の様々な人や物に触れて一回りも二回りも大きくなって欲しいと思います。(私的にはイギリスやスペイン、あるいはアルゼンチンのようなラテン系の国にも行って欲しいなウインク)そして、もし再び香港でコンサートをするようなことがあったら今度はマカオの方へも足を延ばしてみたいと思います(それと『大館』も見学したかった)。