岡山市内の路線バス200円キャンペーンも残りわずかの期間となり、また、まともなダイヤで運行されるのも今日で最後(明日からは年末年始特別ダイヤ)。もう一度くらいは恩恵に与りたい、それなら今日がラストチャンスと思い、出かけてきました。

 

※タイトルの「納得いかねぇ!!」の件は最後に…

 

行ったことのないところ、ということで中鉄バス沿線の佐山団地を行き先に選択。

まずは自宅近くのバス停から、天満屋まで行きます。

 

今から乗る、大窪経由で佐山団地に向かうバス。

 

 

乗客はぼちぼちいる(10人以上)。日常的な利用者と思われる乗客も多く乗っている一方、ICカードの機械にICOCAをタッチしてエラー音を出す客もちらほら(中鉄バスは基本ICOCA使えない)。そのたびに乗務員が「使えないんですよ」とアナウンスしていたが、こんなしょっちゅうじゃ大変だな…

 

三門バス停。

私は小学校の頃、このバス停(当時の名称は三門関高前)からバスに乗って学校に通っていました。当時は岡電バスが運行していました。毎日の通学なので千数百回この路線に乗った訳ですが、さすがに40年を経過すると沿道の建物がすっかり変わっており、記憶に残っている建物はほとんどありません。

また驚いたのは時間感覚。当時岡山駅からこの三門バス停に至るまで結構時間も距離も長かった印象なのですが、今日乗ってみると思いのほかあっけなく到着。同じ空間でも、子供の頃の方が、大人になってからよりも広く感じる、ということは思ったことがありますが、同じ時間でも子供の方が長く感じるのだろうか。

 

バスはその先で中川橋を右折。狭隘区間もあり、民家の壁がかなり近い。

乗務員は初老のベテラン。運転もアナウンスも柔らかい感じ。

 

佐山団地終点で下車。

乗ってきたバスが写っています。すぐ隣は県営住宅。ここの住民なのか?おばちゃんたちが多数下車しました。

佐山団地は坂が多く、高低差ありますね。

眼下に温室が多数。ただ使用されているのか?錆びていて廃墟ぽい感じもします。

 

この団地の家の築年数は古いもので40~50年に見えます。団地の開発年代は団塊の世代向けかな?

 

北の方にもやや新しめの団地があり、家の年代も若そうだが、この家々の一段上に見える分譲区画は空き地がかなり多い。

 

帰りは楢津経由の天満屋行で帰途につきました。

平津橋付近の車窓。帰りもスムーズでした。

 

岡山駅からは両備バスで帰宅。

なんか新入社員ぽい人が前ドアのとこに同乗してた。研修かな。それもあって?乗務員はもう過剰なくらいに丁寧。

 

さてタイトルの「納得いかねぇ」ですが、

今日は自宅を出てバス停(岡電バス)に向かう途中で、バスビジョンのアプリを確認していました。すると、もう定刻(定刻は某時40分台)まであと数分だというのに、まだ「発車前」の表示。

始発バス停からここまで15分程度かかるというのに、まだ発車前?

 

そのままバス停で待機するも、乗車予定のバスが現れない上に、該当の便自体の表示がアプリから消えたのである(「現在運行されていません」と表示、そんな訳ねぇだろ)。

多分、このまま待っていてもバスは来ない。そこでバス停に記載された営業所の電話番号に電話してバス停の名前や状況を説明してみると、おそらく事務員はアプリの状況などを確認した上で、「ああ、そうですね、ああ3じゅう…」

 

その後の説明では、バス車体側の設備のトラブルでアプリ表示が異常であること、バスは定時にこのバス停を通過したことを伝えられる。しかしアプリ表示のせいでバスがまだ来ないと思ってゆっくりバス停に到達し、乗れなかったことは腹立たしい。最後は少し怒気を含めて「わかりました!」と言って電話を切ったが、どうも納得いかない。

 

確かに私はアプリ情報からバスが遅れていると思って、定刻にバス停にはいなかったが、バス停のすぐ真横の交差点にいたのである。ここは見通しが良く、もし本当に定刻にバスが来ていたら、気づいた可能性が相当に高い(残念ながら100%とは言えないが)。

 

これは邪推だが、事務員の「3じゅう…」という発言から

「バスは30分台に早発。早発がゆえにアプリの表示も「発車前」と表示されたり、消滅したりといった異常が発生した」のではないか?

…アプリの仕様が分からないので邪推にすぎませんが。

 

結果的には、別のバス路線のバス停まで走ったおかげで、今日予定していた行動はできたのですが、正直強い疑問の残る出来事でした。