自考能力開発講座

自考能力開発講座

自分で考え、自分で行動するには、何が重要か?”考える”ということはどうすれば出来るのか?過去にとらわれ、今に悩み、未来を憂う人に贈る『自考能力開発講座』

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「哀悼」

3・11・・・
日本人の心に深く刻み込まれた日。

1・17・・・
この日も私の記憶に未だ深く残っている。

2つの大震災は現代人の記憶に新しい。

自然の脅威によって人命が奪われ
関わる人々の運命が変わり
残った人たちに使命を与える。

身近な人の死はつらい。
そのつらさは忘れることはない。
残された者は願うしかないのである。

「安らかに眠ってください」
「今まで本当にありがとう」
「何もできずにごめんなさい」と。

東北や阪神淡路のような大震災の前に
人間はなんと無力なものであろう。
祈りを捧げることしか出来ない。
もちろん、科学的モラル的検証は
必要であるが、死者は戻っては来ない。

大切な人、愛する人、かけがえのない人の死。
その無力感、虚無感、喪失感の中で
残された者は何を学べば良いのだろうか?

おそらくそれは死生観なのではなかろうか。
死というものを
どうとらえて生きていくのか・・・。
死は忌むべきことではないのである。
最後の教えと思いたい。

改めて哀悼を捧げたい。
どうか安らかにお眠りくださいと。


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「言葉」

保育園落ちた日本死ね…

国会でも問題になっているブログの件。
内容を見させていただいた。
言葉の表現が”一般的”な感覚から
ズレているとの指摘もある。

ただ、丁寧な言葉使いなら
間違いなく一部の支持で終わり
ここまで波紋を起こせなかったであろう。

女性の社会進出は今の日本にとって
良いことであると考えている。
その反面、待機児童数が増加…。
受け入れ先の増設も間に合わない。
この予測はなかったのか・・・?

言葉に話を戻そう。
確かに今回のブログに使われている言葉は
決して褒められたものではない。
しかし、内容を見てみると
政治家や行政のレトリックに
真正面から本質をついている。
言葉の荒さも手伝って臨場感もある。
正直、抜群の迫力なのである。

そこで自考能力開発と銘打っているので
もう少し考えたい。

野党の動きである。
この「保育園落ちた日本死ね」ブログを
鬼の首を獲ったようにクローズアップしている。

夏に予測される衆参同日選挙・・・。
アベノミクスの成果・・・
沖縄問題・・・
憲法改正・・・
こんな時にこのブログの取り上げる・・・。
まさか”やらせ”ではないだろうが・・・
実に野党にとってタイミングが良い。
与党がこの待機児童問題に
早急な手を打たないと・・・選挙に響く。

サイレント・マジョリティ(沈黙の大衆)は
今や過去のこととなっている。
昨今のSNS時代は個が衆に
モノ申すことが出来るのである。

投稿者の現実の苦衷の果てに発信した
嘆きと怒りのメッセージは
ネット社会を駆け巡った。
そして国会に・・・。

デジタルのメッセージが
アナログの言葉となった時
時はうねりを起こす。

言葉には時を動かす力がある。
それは過去の歴史が証明している。
指導者や施政者達は
本質を突いた言葉の無視は
墓穴を掘る場合が多い。

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「春雨」

春雨やものがたりゆく蓑と笠

与謝蕪村の俳句である。
朝からシトシトと降る雨の中
前を歩む老夫婦なのか・・・
何か語り合いながら歩んでいた。
そんなことでこの蕪村の句を思い出した。

若い頃には気にも留めなかった風景が
齢を重ねるにつれ気になってくる・・・。
あの二人はこの雨中に何を
語りながら歩いているのだろう…と。

人間は経験の動物である。
経験したことが記憶に重なり
過去の記憶と融合し
今の記憶になっていく。

しかし、現象だけの経験で
記憶を重ねてはいけないように思う。
経験を受け取る感性の醸成も
人には必要に思うのである。

それは経験のとらえ方に関わる。
人は生きていく上で様々な経験を得る。
同じ経験でも、受け取る感性が
違うと記憶も違ってくるのだ。

同じ現象であっても
苦くつらく悲しい記憶にもなり
楽しく喜びの記憶にもなる。
さて、どちらが人生に役に立つか・・・?
よくわからない。

蕪村の句は写実である。
正岡子規の写実主義は
蕪村の影響を強く受けているという。
その句を詠み、何を考えるか・・・?
人それぞれで良い。

ただそれぞれで良い・・・は
感性に委ねるから勝手に判断してよ・・・と
言うことである。
改めてあの老夫婦の幾年月に
思いを馳せられない自分に
”まだまだ、未熟やなぁ・・・”との
拙さに触れた春雨の朝であった。

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「博多」

博多・・・生まれは違うが博多生活が長い。
前職のコンサルタント時代には
全国各地へ出張ばかりしていた。
他所へ行くと
「どこから来たの?」と
必ず聞かれる。
この時、福岡とは言わず
「博多です!」と。
8割がた・・・
「博多!いいね~」と。

博多に転勤になった独身者は
かなりの確率で博多で所帯を持つという。

経済活動もそこそこある・・・
山や海の自然は近辺にある・・・
長距離交通のハブ機能・・・
外食のバリエーションも多い・・・
アジアへの玄関口的要素・・・
祭りがいつもある感じ・・・

昔から思っているが
博多という街は・・・
”かゆいところに手が届く”街である。
たいがいのものが、いつも揃っている。

さらに福岡市は若者(15歳~29歳)の
人口比率が19.2%。
これは政令指定都市でNO1。

若者が集う場所はいつの時代も
活気があるのである。
何故、若者は集まるのか?
それは躍動が常にあるからであろう。
若者は、キャリアが無い分
変化しやすい環境に惹かれる。

さらに年配者は若者が周りに多いと
老けないのである。
それは”刺激”だからである。
「若い連中にはまだまだ負けられん!」と
年配者も頑張るのである。

こんな街だから、いつも動いている感がある。
だから、他所からの投資も盛んだ。
今、博多の街は建設ラッシュ。
まだまだ、博多は止まらないのである。

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「啓蟄」

今年は3月5日が啓蟄。
虫が春の訪れを知らせるかのように
うごめき、土中からもぞもぞ出てくる・・・。
これが啓蟄の意味。
春分とか、夏至などといった
二十四節気のひとつだ。
また、九州では阿蘇の野焼きや
大宰府の梅なども春の使者として
季節を我々に感じさせてくれる。

ビジネス界でも新社会人が
そわそわし始めた頃である。
自分で稼げる!という期待と
稼げるだろうか…という不安。

ルーキーたちに伝えたいのは
スタートダッシュが大事だ!
ということ。

ここでいうスタートダッシュは
業績や会社への貢献などと
言うものではない。

新しい環境での習慣や慣習を
まずは素直にいち早く受け入れる…。
このスタートダッシュである。

人は経験の動物なのだ。
その経験をどう扱うかによって
人生のベクトルが変わってくる。

ある人は・・・反省材料に使い。
ある人は・・・糧に使い。
ある人は・・・愚痴のネタに使う。

人間は経験の動物であるが
異質な環境にも順応する能力を持つ。
素直に受け入れていけば
研修期間の3カ月も要らない。
2週間で慣れるのだ。

ルーキーのスタートダッシュは
2週間の新体験ツアーと思えばよい。

まもなく春分。
そして出発点の頃、
清明という日が来る。
どうか社会人になる数少ない日々を
清々しい自分を取り戻して
人生の本格的航海に臨んでほしい。
健闘武運を祈る。

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「前夜」

プロ野球ファン、ホークスLOVEの私にとって
オープン戦開幕は1カ月の前夜祭の始まり。
日本シリーズ終了後に毎年起こる
”プロ野球ロス”感がこれで解消される。

しかし、前夜祭ってのは何故こうも楽しいのか?
祭りも準備期間が実に楽しい!

ということは・・・
仕事にも前夜祭を設ければよい。

成果を出す大切な時を迎えるまで
ビジネスマンは・・・
縁を持ち、提案をし、交渉し・・・
これらのプロセスを”前夜祭”にするのだ。

前提として・・・
”開幕”のイメージを描くということだ。
金額はなるべく後付けの方がよい。
それが先に来ると”祭り”にならない。
極めて無機質な姿しか浮かばない。

相手の笑顔、社内の笑顔、和やかな雰囲気・・・
そして重要な自分の笑顔。

そこから準備作業を楽しみながら始める。
常に”開幕、開幕!”とニヤついて始める。

おかしなもので、人間は嬉しそうに
話す人には近寄りたいものだ。
人間関係は全てそうである。

商品、価格を相手が求めてない時点で
一生懸命説明する人がいる。
ジリ貧の最下位争いをしてるようなものだ。

それよりも相手も前夜祭のメンバーとして
心の中に組み込むことである。

楽しい前夜祭が始まる。
3月は大いにワクワクしていこうと思う。

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「松中」

平成の三冠王、松中信彦選手(42歳)が引退。
ソフトバンクホークスを退団してまで
新天地を求めての直訴行脚は
無情にも、チャンスさえ得ることが
出来なかった。

松中選手は・・・凄い実績の持ち主なのである。
19年の現役生活で、1780試合出場。
1767安打、352本塁打、1168打点、打率296
首位打者2回、本塁打王2回、打点王3回
ベストナイン5度、ゴールデングラブ1回
アトランタ五輪銀メダル、WBC優勝メンバー。
三冠王1回・・・。
凄い選手であった・・・。
今の常勝ホークスの礎を築いた名選手である。

経緯はどうあれ、願わくばホークスにて
1day contract(1日だけ限定契約)を
締結して引退の花道を作って頂きたい。

しかし、松中選手の動きを見ていて
正直、違和感を感じた。
様々なこだわりはあるのだろうが
最後の奮闘に、悲壮感を感じたのだ。
自分の中でこの戦いに感動はなかった。
それは、現役選手として栄光を
損なうまで言わないが、
「松中、もうヨカよ・・」という気がしていた。

人は引き際というものを大切に
しなければならない。
もちろん、精根尽きるまでという美学はある。
しかし、松中選手はまだ42歳。
これからが人生の折り返しだ。

今後は、野球の楽しさや素晴らしさを
教える側に立つて欲しいが、
新しい学びを得る必要がある。
何故なら、教えるというのは難しい。
自分のパフォーマンスが秀でた人ほど難しい。

ビジネス社会でも、スーパー営業マンが
指導する側になった時に苦労している。
”どうして、こんなことが出来ないんだ!”と。
努力が足りない!
根性がない!
素質がない!・・・
他人をそんな眼で見てしまうからだ。
受け取る側は、卑屈になり、
聞く耳を持たなくなる。
そして、指導者としての評価を得られなくなる。

指導者は、”人間研究”が必要なのである。
どうすれば、人は動くのか・・・?
どう言葉をかければ、人は復活するのか・・・?
どう環境を作れば、人は伸びるのか・・・?

是非、松中選手、いや松中信彦氏には
セカンドキャリアでも
三冠王を獲ってもらいたい。
19年間の現役生活ご苦労様でした。
そして・・・
「ノブヒコ----!ありがとう―――!!」
これからも・・・
「ガンバレ――!!」である。

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「卒業」

3月1日・・・
私事ながら娘の高校の卒業式に臨席してきた。
我が子の成長を確認することで
それなりに親として”見届けた”との感慨である。
博多の大スター博多華丸さんが
”ゴーヤとよその子は育ちが早かですもんね”と
漫才で言ってたが、
我が子も早いがな・・・と思う日であった。

さて、卒業・・・。
人は生きていく中で様々なものを必要とする。
その中のひとつに”節目”というものがある。
では、なぜ人は節目が必要なのか?
それは、”飽きるからであり””慣れるからである”

人間は、基本的に怠惰に出来ている。
そこで、江戸時代の武士には朱子学や
広義の武士道、大和魂、現代では侍スピリッツ。

人は怠惰を打破する知恵を経典や概念を
携えることによって補っている。

ビジネス社会でも社是や社訓などが
行動規範として掲げられている。

そこで、思うのだが人は自分で
考えたものや決めたものへの
ロイヤリティ(忠誠心)は与えられたものより
強固である。

依怙地や頑固は厄介になるが
人生哲学や信念なるものは
学んだ方が良いのではないかとつくづく思う。

それは誰かの教えをなぞるのも良し
故事を自分流に翻訳するも良しである。

それらを持っていると”節目”の時に
意外と素直に見直せる気がする。

謙虚に、素直に、朴訥と・・・
そんな気分になれる・・・そのひとつが
「卒業」の時。

若者だけじゃなく、
卒業式は自分でところどころで作れば良い。


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「千変万化」

せんぺんばんか・・・

絶えず変化が起こり一定に定まらないこと。
日々、目の前の起こることが
くるくると目まぐるしく変わる様をいう。

人は約80年の生涯のうち4つの
大イベントを迎えるという。

1つは・・・自分が生まれた時
1つは・・・結婚した時
1つは・・・子供が出来た時
最後は・・・死を迎えた時

起承転結という言葉があるが
まさにこの言葉があてはまる。
人の生涯が”おおまかに”
この起承転結である・・・と。

しかし、現代社会は様相が異なってきている。
どんな時代にあっても”生と死”
これは共通。生命の真理である。

平均初婚年齢・・・
1950年頃・・・男性約26歳、女性約23歳
2013年頃・・・男性約31歳、女性約29歳

半世紀前から比較して男女とも
初婚年齢が5~6歳UPしている。

出生率も半世紀前と比べて約半減。

日本の人口は2060年には9000万人まで
減少すると予測されている。

結婚=出産と杓子定規に
定義するつもりはないが
間違いなく、夫婦が減り子供が増えない。

何故か・・・
将来への期待を感じられないから・・・
という人も多い。

また、恋人作ったり結婚するするのは・・・
面倒くさいという声も聞く。

着眼を変える。
人は常に比較で生きている。
自分の培って来た価値観との比較・・・
他人との比較・・・
様々比較の基準ポイントは違うが
やはり比較で生きている。

そこで現代、面白いことが多いのである。
情報伝達速度が速い現代社会では
恋人と過ごす時間の重みが薄く
家族と紡ぐ時間の価値が淡い
それよりも・・・自分だけの喜びに
時間とコストをかけたい。

ビジネス界もこんな消費者性向に対して
頭をひねっている。
間違いなく1人世帯の世の中が来る。

しかし、人は寂しさを解消しようとする生き物だ。
グループ、サークル、寄り合い、サロン・・・
その時折に自由にいつでも絡めるコンテンツは
そばに置いていたいとなる。

千人万人が個別の楽しみを複数選んで
過ごす時代が来る。
そんな時代は気楽で良いのかもしれないが…。


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「有無相性」

うむそうせい・・・

うむあいしょう・・・と読むことも。
これは老子に出てくる言葉で
森羅万象すべて相対的なことで
起こっており、絶対的なものはないということ。

有は無があって有である・・・
善は悪があって善である・・・
美は醜があって美である・・・

このように今目の前に
起こっていること、見えているものは
完全、絶対ではなく
対極の存在があっての価値である。
全ての価値は時折の相対で決まるということ。

現代で当てはめてみよう。
憲法改正の問題。
日本にとって戦後最大の価値観の変革期を
迎えているのではないかと思う。

占領下の日本においてGHQ主導の
憲法が制定され、それを遵守して約70年。
当時は、それでよかったのであろう。
戦争が出来ない枠組みは
その後、日本の経済復興に寄与した。

ところが戦後、当時同様に疲弊していた
アジアの近隣諸国も今ではそれなりの
国力をつけ、新しい秩序作りに
躍起になっている。
そんな中で、日本の憲法の枠組みでは
看過出来ない出来事が頻発し始めた。

従来の相対性が崩れてきたわけである。
崩れたものを”良”とするのであろうか?
過去成功してきたものが
未来永劫上手くいったことは無い。

これまでのシステムが、
今の環境に合わなければ
当然、変えなければならないのである。

過去の成功は評価してあげたい。しかし・・・
その過去の成功も、その前の価値観を
変革して成功したのではないのか?

過去の成功による受益者の邪魔が
世の進歩を遅らせるのである。
既得権益者の抵抗である。

新しい時代は、新しい価値観が作る。
変わることを恐れてていけない。
心配しなくても大切な真理は
どんな時代をも生き抜いている。
それを”本物”と世の人は言い伝えるのである。



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