- 「アートの森の小さな巨人 ハーブ&ドロシー」
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郵便局員ハーブと図書館司書のドロシー、
夫婦共通の楽しみは現代アートのコレクション。
選ぶ基準はふたつ。
1 自分たちのお給料で買える値段であること。
2 1LDKのアパートの収まるサイズであること。
慎ましい生活の中で約30年の歳月をかけコツコツと買い集めた作品は、
いつしか20世紀のアート史に残る作家の名作ばかりに!
そんなふたりに、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼がやってきて‥
アートコレクションといったら、お金持ちの楽しみ?!
一般市民の夫婦が、アートへの情熱と秀でた審美眼で奇跡を起こす、
ドキュメンタリー。
売ったらすごいお金になったであろう、コレクション達。
でもふたりは、「1点も売らない」と決めていたそう。
「お金儲けのためにコレクションしているわけではないから。」
「楽しいからやっているのよ。楽しくなくなったらやめるわ。」それがすべて。
お金持ちでなくても、アパートがアートだらけでソファも置けなくても、
ふたりはとても楽しそう。
お金や周りに振り回されず、自分がどう感じるかを大切にできること、
30年も夫婦で手をつないでギャラリーをまわり、
現代アートという楽しみを共有できること、
とてもうらやましい。そうしたい。
たくさんの現代アートが見られて楽しい、
そしてさらに、ふたりの生き方にも考えさせられる、興味深い1本でした。