ラグビーW杯の経済効果は大きいようです。

<ラグビーW杯 経済効果「4300億円」に期待 20日開幕:日本経済新聞> https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49960410Z10C19A9EA1000/

来年の東京五輪の経済効果はもっと大きいようです。

<東京五輪の経済効果、全国で32兆円 都が30年まで試算:日本経済新聞> https://www.nikkei.com/article/DGXLZO13742810X00C17A3EA1000/
「東京都は6日、2020年東京五輪・パラリンピックが全国に及ぼす経済効果を発表した。大会招致が決まった13年から大会10年後の30年までの18年間で約32兆3千億円と試算。全国の雇用増加数は約194万人と見積もっている。
東京五輪の経済効果では、日銀が建設投資や訪日観光客の増加などにより、14~20年の実質国内総生産(GDP)を累計で25兆~30兆円押し上げるとの試算を公表済み。みずほ総合研究所は15年度から20年度までのGDP押し上げ効果を累計約36兆円と推計している。」


なるほど。
お祭り気分が盛り上がって、多くの国民が消費額を増やすのは良い事」なんですよね?世の中のカネの流れが良くなり、「経済の好循環」が生じるから、ですね?
東京五輪について日銀とみずほ総研の試算は年間4〜6兆円程度だと。

では、明日からの10%消費増税の『マイナスの経済効果』はどのくらいなのでしょう?
増税は世の中からカネを吸い上げるのだから、「増税による増収分〜兆円」というのが目安になります。おそらくその額以上になると思います。
日銀などによる東京五輪の経済効果は年間4〜6兆円ですから、下手すりゃ?うまくいって?帳消しの可能性さえあります。

それなのに、やっぱり、もう次の増税の話が出ています。

<消費増税、揺れた決断=2度延期、使途変更も-安倍首相>
http://a.msn.com/01/ja-jp/AAI1YPN?ocid=st 
「首相は「安倍政権でこれ以上引き上げることは全く考えていない」と断言している。ただ、財政再建の観点から、さらなる消費増税の必要性を指摘する声は根強く、「ポスト安倍」に難しい判断が引き継がれることになる。」


財政再建の為だ!(消費)増税、歳出削減すべきだ」という話に、ゴールなんてありません。どこかの国と同じですね。