「不正統計国会」
「安倍政権が悪い!アベノミクス偽装だ!隠蔽体質だ!ソンタクだ!」って、
(このタタキ方、調理の仕方はモリカケと同じだな)と思いました。
「あの騒ぎ、結局何だったんだ。」という結末まで同じになる?
こうした不正は「2004年ころから」、しかも「2018年1月まではあるべき数値よりも低かった」そうじゃないですか?
ならば「安倍政権だけが悪い」とは言えないし、「安倍総理側の指示による偽装」の可能性は非常に低い。指示していたなら「2018年1月まではあるべき数値よりも低かった」ということにはならないはずだから。
(日本の基幹統計っていくつあるのだろう?)
と思って調べたら、「56」もあるようです。これら全て、本当に必要なのでしょうか?
<基幹統計一覧 総務省>
http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/1-3k.htm
その「56」のうち、今話題の厚労省のものは「9」。
「対面で全数調査するはずだった!」のに、それをやってなかった理由は
「手間や時間、人員的にキツイ、あるいは不可能だったから」
とか?
<統計リソースの現状と統計調査の質の確保について - 内閣府>
www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/.../shiryo_01.pdf
厚労省で主に統計作成業務に従事している職員数は、
平成18年の「331人」から平成28年には「237人」に減らされている。30%近い人員削減です。
「調査の結果に影響はほぼ無いから、現実的な手段をとった」というだけなのでは?
もちろん「法律やルールは守るべき」だと思います。
「統計」は正確であるべきだし、重要です。
そしてその統計を正しく使うことは、より一層重要だと思うのです。
「結論ありき」の結論に「都合の悪い数字」は知らんぷりとかしてないか?
この問題の原因究明にばかり集中するのではなく、「それぞれの統計の意味や目的を確認して、本当に必要かどうか検討」もしたらいいんじゃないかと思います。
正しく使わない統計なら作るのを止めちゃった方がいいし、作ったものは正しく使って欲しいです。