ごめんなさい。確定している具体的な”不正”はありましたね。


<決裁文書に関する調査について : 財務省>
 
https://www.mof.go.jp/public_relations/statement/other/search_kessaibunsho.htm

<財務省、森友交渉記録「ウソの答弁に合わせ」改ざんと同時に廃棄|ニューズウィーク日本版>
 
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10226.php?t=0 ;

これがどれほどの”不正”になるのか、総理や麻生大臣の責任がどれくらいあるのかはわかりません。
でもこれだけ大量の記録を財務省は「ない」と言い切っていた。「財務省が堂々とウソをつき続けてきたこと」は確定してましたね。
他にも堂々とつき続けているウソがありますが、また後日。
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昨日の党首討論で
立憲民主党の枝野代表は「『”異例の値引きが行われたことに影響を与えていなかった”という立証責任はそちらにある』と断じた」そうです。
あれ?「立証責任」って何だっけ?

『Q. 立証責任とは何ですか。
A.〜刑事裁判では,被告人の有罪を確実な証拠で,合理的な疑いを入れない程度にまで立証することについては,検察官がその責任を負います。これが立証責任です。』
<裁判手続 刑事事件Q&A>より

http://www.courts.go.jp/saiban/qa_keizi/qa_keizi_22/index.html

「枝野代表、多くの国民の支持はあきらめてる説」あり。


この人が問題視している「総理夫人付からの問い合わせ」は27年11月10日ですが、その後52回の面会の記録があります。

『27年11月10日 
夫人付>「社会福祉法人同様、優遇(国有地を定期借地で減額する)を受けられないか」
田村審理室長>「介護施設整備限定のもので、学校施設まで対象とするものではない。」

27年11月16日
理事長>「賃料の減免(有益費支払いまでの間)に関して検討はしているのか?上司に伝えたうえで検討しているだろうな?」
池田統括官>「逐一報告している。ただし賃料の減免に関しては、先日もお伝えしたとおり、認められるものではない。」
〜略〜
理事長>「上司と検討しておくように。」 (後方で副園長が激昂していた)

28年1月6日
副園長>「とにかくあなたたちは優遇措置を適用するという前提のもと我々に話をすればいいのであって、適用できないことに対する弁解を聞くつもりはない。〜お前らはまた人を騙すのか?そんな話は聞いていない。」〜
理事長>「本件は鴻池議員の口利きで進めてきた話である。鴻池議員もそんな話は知らないのではないか?」
(最後に副園長が電話に出て、優遇措置を適用することから議論を始めろ等10分程度言いたいことを言い、一方的に電話を切った。)

28年1月27日
約2時間半のほとんどは、理事長、副園長から、これまでの国の対応に対する不満をぶつけられる状況。
結局、本日、理事長、副園長から国に要請した事項に対して、国は事実上、ゼロ回答であったため、理事長、副園長からの納得は得られないまま終了。

28年3月15日
(賃借料の鑑定評価についても納得していない)

※より                      』

”言った・言わない”といった押し問答が繰り返された後、地下のゴミ問題が発覚して”籠池夫妻ペース”になっていく様子が長々と描かれています。
副園長の”怖さ”を感じ、初めて”財務省の人間に同情”しました。
もし総理夫人が「影響を与えていて」不正な優遇があったなら、この52回のやり取りは何?小芝居?

枝野代表たちが
約○億円分は説明のできない値引きである。これが総理及び夫人が影響を与えた金額(=不正な値引き額)だ」と具体的に指摘する責任があるのでは?

さて、検察はどうでしょうね。検察がちゃんと結論を出してくれることでしょう。