そもそも、そもそも“カネ”って何だっけ?―――
<1971年の“ニクソンショック”>って言葉を覚えてる?俺も(学生の頃、かすかに聞いた記憶があるなぁ)という程度だった。
ところが、これはメチャメチャ重要な転換点だったんだ。
この“ショック”までは、世界のカネは<金本位制>だったので、カネを金(ゴールド)に替えることができた。
でも今のカネは何の裏づけも無い、単なる数字や紙。
日本の場合は「政府・日銀が発行する、<モノやサービス>との“交換券”」、または「人々の取引を仲介する為の“道具”」ってところか。
<金本位制度>ではカネの量が有限だったが、現在の<管理通貨制度>では無限になった。
「国がカネを使う」って言うと、「私たちの血税を!キーッ!!」って批判する人間がいるけど、これって<年貢>をコメで納めていた時代の感覚じゃないか?
現代のカネは「一部の人間だけが沢山食ってしまったから、無くなっちゃった」ってことにはならない。
日本の財政問題って「有限なカネをどうやりくりして、帳尻を合わせるか」じゃなくて「カネという道具を、いかに適度なスピードと量で循環させるか」だと思う。
個人やイチ企業にとっては“カネ”はとても大事なモノだ。でも、政府(自国通貨使用国の)にとっては“カネ”なんてどうにでもなるモノ、「たかがカネ」程度のモノだ。