以下、全く個人的な見解です。

時々、さほど勉強も していないのに、いつも上位にいるように見えるお子さんもおられます。確かに、受験に限らずスポーツでもビジネスでも、何事においても、そうだと思うのですが、特に苦労せずに、さらっとこなしてしまう方がおられます。

少なくとも、傍から見れば、そういう風に見えます。

そんな時、逆立ちしても、とてもこの人にはかないそうもない、そういう自覚が生まれることがあります。地頭がいいからと思うようなものですね。

もっとも、よく考えれば、多くの場合、何もしないのにできると言うことはあり得ない、ということも理解しています。ですから、おそらく、どこかで大変な努力をしているはずだという事実にも気がつくと思います。

しかし、自分も苦しい努力をしているのに、それにもかかわらず、相手の方が何枚も上手だったりするので、とても自分にはこれ以上はできないと、感じる訳ではないでしょうか。つまり、最後は、自分のかけた労力が苦しいかどうかの感覚的な判断で、比較してしまっているように思います。

何でもできる方は、実は、努力していないのではなくて、努力が習慣・生活の一部になっているため、目立たないだけなのではないかと思います。あるいは、好きなことなので、あえて努力しているとは思っていない、のかもしれません。できるお子さんは、これ見よがしにテキストを取り出して、今から勉強しますと宣言しなくても、実は普段の生活で、いつも考えていたりするように思います。でも、努力しているつもりはない。
だから、良く観察していなければ、そんなに勉強していないのに、と勘違いしてしまう。

ならば、この差はどこから来るかという と、それは集中力なのかなと思います。同じ時間をかけても集中力の差によって結果に差が出てくることはあり得ると思います。勉強している割には、と思う方は一度集中度の確認を行った方が良いのかも知れません。塾に行っているから集中しているとは限りません。自宅で時間を計って課題をこなすだけでも、集中度がわかります。初めのうちは、算国はこのやり方では無理が有るかも知れませんが、記憶系であれば、自分でもこなせるはずです。

有る程度までは、普通の努力によって何とかなるかも知れません。しかし、それ以上になると、イチロー選手にしても室伏選手にしても、大変な努力の上に今の状態が有ることを皆さん認識していると思います。
彼らの集中力は説明するまでもないでしょう。

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さて、一を聞いて十を知るとは、孔子が子貢と顔回を比較して尋ねた時の、子貢の顔回に対する評価の回答であり、孔子も同様に自らも顔回には及ばないと述べられています。この文は、非常に優れた人を喩える言葉としては有名ですが、誰に対して述べるつもりだったのか、その立場によって解釈が微妙に変化するように思います。

十を知ると喩えられた顔回は、知ることにおいては孔子以上であると言わせながら、孔子以上になることがなかったのは何故か。知ることにおいて顔回に劣ることを、わざわざ子貢に質問し、私も実はそうなんだと子貢に明かした孔子が、子貢に考えさせたかったこととは何か。

論語は短い文のつながりなので、多くを解釈することは、推測以上の何ものでもなくなってしまう恐れがありますが、わざわざ孔子が述べているのには、それなりの理由があるはずでしょう。一を聞いて十を知るという能力以上に、何が重要なのか、
子貢と我々を同じレベルで比較するのは不遜でしょうが、研鑽努力することが必要であると言いたかったのではないでしょうか。

とすれば、努力が正しい方向に向いているかどうか、
孔子のように、それを確認するのがご両親の役割かと。しかし、何が正しいかなんて、なかなか難しくて答えようがないですよね・・・

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記憶というのは不思議なもので、いつの間にか、脚色されていたりするようです。
希学園では、塾での活動の一年間を記録してDVDにしていただけます。
意気込んで始まった桜の咲く頃から、いつの間にか梅雨になり、夏の暑い日々を一気に過ごすと、やがて涼しくなる頃には、残り時間を気にし始めるようになっていました。
去年の季節の変化は、今でもはっきりと覚えていますが、思い出すたびに、辛かった思い出でも楽しくなっていたり、心底悩んでいたことも、笑えるような記憶に変化していたりして、驚くことがあります。脳とはどういう構造になっているのでしょうか。単に記憶するだけではなく、変化させるようです。線形代数では解けないのでしょうね。

さて、
志望校別に参加できなかったり、志望校別がなかったりしたらどうするのか。有る意味、受験生にとって厳しいのは、志望校別講座のない学校を目標にされている方だろうと思います。

しかし、志望校別といっても、
入会の時点では、一般的な能力を測る試験をするだけで結果の上位から順に、クラスが埋まっていくだけのことですから、特別に恐れることはないと思います。だから、講座を取れなかったからといって、落胆する必要はないのですが、事実は認めて、不足分を補おうとする努力は必要です。

実際の処、塾で志望校別にかけられる時間というのは、それほど多くないはずです 。その不足分をどうするか、希では宿プリ、早稲アカでは専用テキスト、ということになるのだろうと思います。
つまり、その分は講座とは関係なく、自分で勉強する時間を作らないといけないわけです。
だから、志望校別で成功しているお子さんは、特定の学校だけに通用するために志望校別を取っているのではなくて、レベルを上げようとした結果として志望校別に合格している、と考えた方が無難です。

もちろん、麻布の国語や武蔵の社会、開成の算数のような分野には、それなりの特化が必要です。しかし、それらに特化できる実力を持たないのに、志望校別だからといって、特定の学校向けの問題ばかり解くのでは、かえってレベルの低下を招くように感じます。

志望校別だけに特化していると足もとをすくわれかねません。志望校別は特定の学校向けだから、ないと困るという意識は捨てて、見合った総合力をつけていく、というところに、志望校別のない学校への対応があるように思います。

*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*天使*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*天使*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*天使*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆

これらの事実を前提に、志望校講座のない学校の対策を考えるとすれば、

目標の学校の過去問を10年分くらい、暗記するほど実施する。算数に関しては、今の時期からは、実際に暗記したほうが効率が良いかも知れません。当然、同じ過去問は出題されませんので、過去問だけでは不十分ですから、パターンを体で捉えた後は、通常のテキストから
同じ分野を徹底的に練習する必要があります。何が不足していたのかを捉えて、一つずつ潰していく、志望校別とは、結局そういうことだったのだと思います。

出題傾向を見極めるもう一つの方法は、目的の学校が、どこをライバル視していて、どこを目指そうとしているのかを考えることです。目標とする学校の過去問に近い傾向の問題が出題されることも多いと思っています。

また、実は、冠講座がなくても、
大手の塾では受験する人が多かったり、過去に受験した方がおられたりする場合は、過去問を分析したり、担当だったりする先生がいらっしゃることもあります。表だってではないのですが・・・。また、塾は色々な面で中学校とつながりが有りますので、目標の学校がどういう方針をたてているのか、面談の時に聞けるように前もって話しておくと、情報を集めておいてくれたりします。必ずというわけではないのですが。

情報の確認や過去問の分析は、やはりご家庭のどなたかが主体的に実施する必要があるように思います。それらの情報をもとに、ライバル校を2~3特定して、同じように過去問を潰していく。

実はこれは、息子がどうしても受験したいと譲らなかった、冠講座のない第二志望校に適用したやりかたでしたが、
ただやはり、特定の学校向けではなく、あくまで総合力をつけるつもりで、実施した方が、後々良いだろうと思いました。そのおかげで、結構実力がついたように思います。気のせいかも知れませんが・・・

明日はお休みしますね。
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だいぶ暑くなってきましたので、体調には気をつけてお過ごし下さい。
さて、今頃になると、
そろそろ、各塾の志望校別講座の最終申し込みが締め切られつつあるのではないかと思いますが、どこの志望校別に出席したら良いだろうと、随分悩んだことを思い出します。

志望校別というのは、希の言い方で、WアカではNNということになりますが、いずれにしても、中受における志望校別対策とは、どういう位置づけだったのか、
少し考えてみたいと思います。

多くの塾で、当然のように開講されている、
志望校別対策講座と言うのは、それなりに高度な内容を実施するようで、当然、基礎的なところまで説明する余裕はないのでしょうから、ついてこられる方は来なさい的な、資格制になっているようです。
ですから、我が家でもそうでしたが、志望校を受験できるレベルにあるのかどうか、六年生での志望校別講座に合格することが、踏み絵のように、当面の目標になっていたりします。

塾の方は、可能性の有るお子さんは、一人でも多く鍛えたいわけですから、クラスわけして、何とか拾い上げようとしています。そんな状況の中で、志望校別講座にも参加できないと 、もう可能性もほとんどなくて、志望校を変えたほうが良いのじゃないか、なんて思って悩んだりします。

希学園やNNは、六年の初めから志望校別があるので、さあ受験の年だと気合いが入っても、志望校別選別に入れなかったりすると、結構ショックだったりしますね。まあ、その方が、後まで引き延ばされるよりは、早めに手が打てて良いのかも知れませんが。

しかし、志望校別対策で済むのなら、最初から志望校別対策だけでも良いような。何も塾のカリキュラムに従って、2年も3年も先の見えない勉強をする必要はないように思うのは、私だけでしょうか。

結局、志望校対策とは、その学校の過去の出題傾向に一致した過去問対策と言うことになるのだろうと思いますが、志望校別に参加できたからと言って、それだけで、身に付くと思うと、少し違っていたように感じます。

とりわけ上位の方だったら、どんなに難しい問題でも、それなりに解けるわけですから、志望校でなくても選抜に入れたりするわけです。また、自分で過去問の分析ができないのに、与えられた問題だけ解いていれば、志望校別の能力がつくと考えるのも、無理が有るように思います。ですから、今やっていることが、単に難易度の高い問題ではなくて、本当に志望校に特化した授業になっているのかどうかは、どこかで誰かが確認する必要が有るのではないでしょうか?

我が家では、応用講座に当たると考えていましたので、志望校別講座を最後の仕上げとして、結構な期待をかけていましたが、全てお任せではなくて、自分で対策を考えることも必要だったと思います。単純に、今解いている問題が、何故志望校に必要なのかを考えながら勉強してみると言うことでも良いと思います。

志望校別が、真に志望校別になるように注意する、ことです。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*かたつむり*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*かたつむり*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*かたつむり*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆

ところで、志望校別に設定されるのは、どちらかといえば難関校に部類される学校だけのようですが、その他の学校は、どうして志望校別のコースが設定されないのか、不思議に思いませんか?

どの中学校でも、志望校に設定している人がいるわけですから、需要がない訳ではないでしょうし。また、基本的に同じ偏差値レベルの方で競うわけですから、難易度的に設定する必要が無いと言う訳ではないように思います。

もちろん、有名校の志望校別講座による宣伝効果は有るように思いますが、
冷静に考えれば、集められるのは、せいぜい定員の半分程度ですよね。

だから、もし、塾が、広く受験生を集めたいと考えるのであれば、広く隅々の学校まで志望校別があっていいはずですよね。どの中学校も、特色のある独自の受験問題を作成されているのでしょうから、もし、難関校が志望校別講座が必要だというのであれば、その他の学校でも志望校別があってしかるべきのように感じます。

難関校には志望校別講座がないといけないように思いこんでいるだけかも知れません。志望校別講座が、単純に難易度の高い問題の授業になってしまっているとは言いませんが、そこから何を得るかは、個人で考える必要も有ったのかもしれない、志望校別とは何だったのかを考えながら、ふと、そう思いました。

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先日から少し体調を崩して、鼻の奥から喉が腫れて大変痛い状態になっていました。

もともと扁桃腺が大きく、細菌の侵入はいつも鼻と喉から起こる父さんです。冬の間は、大抵マスクしっぱなし。なので毎度、注意はしているのですが、今回は常備薬で効かないタイプの風邪だったようで、早めに飲んだ薬がまったく効きませんでした。
このク○暑いのにマスクしているわけにもいかないし。

いったい誰がウツシタンダヨォ カゼ  あいつか・・・

たまに、このタイプの風邪が流行ることがあるようで、気がついたときには、本格的にひいている事になります。

後半咳が出て、喉が痛くて気分が最低・・・失礼。

ということで、本当にたまたまなんですが、カミさんがどうしても飲みたいと言って聞かなかった亜麻仁油とやらを、しぶしぶシラー 購入していたのを、これまた、偶然サラダにかけて食べさせられたところ、痛みがす~っと引いて行きました。

もしかすると、亜麻仁油でなくても、オイルだったら良いのかも知れませんね。傷口も空気に触れなければ痛まない、とは聞いたことがあります。
あるいは、本格的に喉が痛いときには効かないかも知れませんし、他の条件があるのかも知れませんが、我が家では、とりあえず三人とも痛みが和らぎました。
カミさんは買って欲しくてそう言ったのかもしれませんが、深く追求すると家庭不和になるので・・・

喉が痛いのは、気分を害し、集中力を落としますので、もし、喉の痛い風邪にかかったら試験前に一度試してみてはいかがでしょうか?

結構高価で、熱に弱く冷暗所で保存しなければならないこと、開封後は、そんなに長持ちしないのが玉に瑕です。どちらかと言えば、ニュートリジョン社のものの方が粘度が高く、クセが有るように感じました。カミさんは、ニュートリジョン社が好きだそうです。息子は日本製粉の方が飲みやすいと言っていました。私は、普段はあまり飲まないので、別にどちらデモね。それだけでは美味しいものではないです。はっきり言って。

AMAZONでも売っていましたが、探した中では下のリンクが安かったようです。沢山買う場合はもっと安いところも有るようです。

もし効果なかったらゴメンナサイね。

★アマニ油186g(お徳用)日本製粉★
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古洞(こどう)先生は書家でした。
やはり先の大戦で戦地に赴き、十一年も陸軍におられたそうです。
無事に復員した後は、著名な書家に師事し、十年近く修行した後で、書を生業とすることを選ばれた。全てが混乱した中で、生きる糧を探すのは大変なことであったと思う。

私が初めてお会いしたときには、多くの戦前の生活様式がそうであったように、書道そのものも経済成長の波にのまれつつあり、どちらかと言えば、その価値を伝統的な分野にしか見いだせない状態になっていたように思う。
書家と言っても、当時は、近所の子供達に教えたり、墓碑や記念碑の銘文の下書きが主な仕事であり、それで生計を立てるためには、よほど有名になる必要があった。
だから、塾生は多くいたが、私には、親がそういう価値観を持つ最後の世代として、やがて衰退していく前の一時期のにぎわいのようにしか映らなかった。

先生が、小学一年生の私に教えてくれたのは、楷書である。
先生は、その時、もう既に壮年を過ぎていたのかと思う。
私は、書のなんたるかを学ぼうとする気は毛頭無く、ただ両親に言われて習いに行っていただけの不肖の塾生であった。しかし、それでも、何年かして少しは賞状の数も増えてきたりすると、いっぱしの弟子のつもりで、先生の筆を返す時に、まるで生きているように動く、その筆の運びと、隙のない文字に、ただただ感心していた。

しかし、年を取るにつれ書道も無沙汰となり、そのうちに、先生も何度か居を移しておられたので、いつしか疎遠となってしまった。
後年、偶然お会いしたときに、私に草書を教えなかったことを悔やんでおられたが、私は、先生が思っておられるほど、熱心な人間ではなかった。

それからしばらく経った後で、先生が右腕を切断されたことをお聞きした。さぞかし御無念であったろうと、その心中をおもんばかりはしたが、ついぞお見舞いにも行かず仕舞いだった。

先人の行く道を思う度に、人生とは、いったいどういう巡り合わせなのだろうと、今日の努力は、本当に明日報われるのだろうかと、疑問に感じたりもする。
深淵不慮にして、まさしく人の知るところに能わず、なのかもしれない。

だからといって、努力をしても無駄だと言うのとは違う。
努力しないで諦めてしまっては、一朝の栄達もおぼつかない、ただ、因果は不可思議の内だと思わざるを得ない、と言うだけである。

先生は、だいぶ前にお亡くなりになったが、風の噂で、病気の後も、筆を左手に持ち替えて、益々御研鑽しておられたとお聞きした。
あれほどたくさん書いていただいた御手本も、いつの間にか散逸してしまい、手元には一つも残っていないのが悔やまれる。ただ、先生の達観したような、にこやかな顔と、右手での滑るような朱筆の返しを記憶しているのみである。

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SAPIXが独自の模試を計画しているらしいです。
既に終了組なので、あまり関係ないのですが、情勢の分析として一言。あくまで、個人の意見です。

最近の市場情勢は、少子化、中受の沈静、志望校別模試の台頭、などが有りますが、注目すべきは志望校別模試だろうと思っています。

社会情勢から、顧客の要求として、難易度の高い志望校への合格確率を、事前に高い精度で確認しておきたいという要望が高まった、結果として、志望校別模試をせざるをえない状況になったのだろうと思います。
それほど、顧客は自分の志望校に対して絞り込みを行っている、と考えられます。

志望校別を実施すると言うことは、該当校は、合不合などの一般模試で精度が上がりませんと言っているようなもので、実施する側にとっては、現在の一般模試の一面を否定する可能性があるため、諸刃の剣となりうる可能性が有ります。

志望校別模試を突き詰めていくとどうなるか、考えてみれば理解できますが、参加者の少ない模試は、統計的に成り立ちにくいですね。ですから、参加者を有するためにはどうしたらよいか、という視点を除いて志望校別に参入するのは危険かと思います。その点、問題の出来具合は別にして、四谷が難易度の高い中学校で、志望校別を始めた理由が良くわかりません。現状の合格率から考えると、SAPIXの方が条件的に有利になるのは確実でしょう。
SAPIXが独自模試を実施するのはマーケットリーダーを狙うものとして当然の結果です。

しかし一方で、難関校で、SAPIXの生徒が半数以上を占めるとしたら、SAPIXは自分の教室の中で競争しなければならないことになります。
SAPIXが模試をオープン化しないとすれば、SAPIXの中の順位として、より明らかに結果が出ることになるでしょうが、それが、必ずしも顧客に優位に働くとは限らないように感じます。

塾生は増えても、定員は増えないわけですから、受験前に自分の可能性が、高い精度で決められると言うことを、
SAPIXの生徒は、冷静に受け入れられるでしょうか?あなたのお子さんは、志望校には無理です。と事前に言われたら、どう思うでしょうか。塾として、判定の精度は、有る程度可能性を残したレベルのものの方が、良かったという場合も有るかも知れません。大学入試とは異なり、もう一度受験したら、下位半分は入れ替わると言われている中受にいおて、判定を行うSAPIXの責任は重大ですし、生徒に対するフォローが、模試の善し悪しを決定づけると考えています。

中学受験塾の多様性があるのは、この年代で皆同じ勉強方法では、結局レベルが今と変わらないと考えているご両親がおられるからだと思いますし、
画一的な対応で、生徒に対するフォローを誤ると、静かな問題になる可能性はあると思っています。

ピンチはチャンスであり、逆に考えれば、他塾はSAPIXを崩す絶好の機会を得たことになると思います。詳しくは書きませんが、その対応が可能になるかどうか。

SAPIXが最大になるとすれば、最大の顧客は内なる生徒になるはずです。内なる生徒を満足させられるかどうか、が最大のポイントになると考えていますが、それは単純な模試の精度で片付けられる問題ではないように感じています。

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「山中の賊を破るは易く 心中の賊を破るは難し」
王陽明が、目に見えることができる山中の賊と不可視である心中の賊を対比して、その難易について指摘したものですが、言わずと知れた、希学園の前田学園長が標榜する人生訓でもあります。

山中の賊は良いとして、では、心中の賊とは何を指すのでしょうか?と息子に尋ねたことがあります。
息子は、しばらく考えていましたが
「遊びたいという気持ち・・・かな」
と答えてくれました。

答えは何でも良かったのですが、何が賊なのか、それがはっきりしなければ、破るための有効な手立てが処方できませんね。
つまり、心中の賊は定義しがたいが故に、破るのが難しいと言うことでしょうし、さらにいえば、心中に賊がいること自体が知覚できないが故に、破らねばならないという気も起きない、となるのだろうと思います。会社でも、見えないもの、存在が認識できないものを破るようにするには、目に見えて存在するようにさせることが必要ですね。見える化ということが有効な所以かと思います。
中受も仕事もやることが変わりませんね。

心中の賊を破るには、先ず自分を見つめ賊を定義することから始めなければなりません。いつも同じ賊がいるとは限らないかもしれませんね。賊が複数いる場合は、どの賊を優先するか、全て破るのか、完膚なきまでに破るのか、とりあえず大人しくさせるだけで良いのか、決めることも必要でしょうか。
賊が定義できれば、それぞれの賊を、どのようにして破るのか、特徴にあわせて手段を考えることができるようになるでしょう。全て同じようにと言うわけにはいかないかもしれませんね。
そして、賊を破った後の自分がどうなっているか想像する、イメージトレーニングは重要です。実際の結果と比較すると、果たして、良かったのかどうか、レベルがわかりますね。

このように考えていくと、心中の賊を破るとは、自分を律し、性格を変えることにも等しいように感じます。当然、それは大変困難なことだと思います。そうすると、それより以前に、賊は破らなければいけないのでしょうか?という疑問も涌いてきます。その人にとって、今の時点では賊だ、と言う定義なのでしょうが、何もかも賊だと言うことにはならない様にも思います。

あっ、この格言はそう言うことについて述べているわけでは無いですね。まったく茶化すつもりはありません。念のため。
ただ、どこまで律するか、程度は考えておいた方が良いだろうし、到底困難であれば、うまく付き合っていく、というのも一つの方法かと、根性のないお父さんは考えたりします。

なかなか難しいですが、前田学園長の場合は、この受験の中で、そういうこと、つまり自らを律するとはどういう事なのか、を考えられる人になってほしい、という願いが込められているのだろうと、勝手に解釈しています。
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さて、ここからが本題です。
夏休みですが、そろそろ計画を立て終わっている頃かと思いますが、この、心中の賊を確認しながら実行することも必要でしょう。お子さんの話ではなく、ご両親の心中の賊ですよ。念のため。

いくら自由になる時間があると言っても、夏休みは限られています。詰め込みすぎては消化不良は目に見えています。今の内に、ポイントを明確にして、項目ごとに達成目標レベルを設定することが必要かもしれません。

塾に頼りすぎて、内容を良く確認していなかったりすると、既にできるレベルの問題ばっかり解いていた、なんてことになる可能性は
否定できません。水は低いところに、人は安き
易きに流れるのです。いやはや、私の心中の賊は増えるばっかりで・・・

P.S.明日はお休みしますね。
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あっという間に六月ですが、各ご家庭のブログを拝見させていただいていると、模試の結果などに一喜一憂されているようで、まさしく、昨年の我が家を見ているようです。

まあ、ブログですから、今のところは、面白く書いている人が多いのでしょうが、しかし、この一喜一憂は、来年早々にも現実のものとなります。
であるならば、今のうちにまごつくことは止めて、現在の成績の変化を来年の予行演習だと思いながら、対応してみるのも良いのかも知れません。

受験は始まってしまうと、毎日があっという間です。
その短期間での状況の立て直しは、たとえそのように訓練された人間であっても困難だろうと思います。
状況に応じて人がどう行動するか、今のうちに良く観察しておき、万一に備え、しかるべき手立てを洗い出しておくことが、ご両親の立場だろうと思います。


一喜した場合も、引き続き本命が控えている場合は、どういう対応をとるべきなのか。
あるいは、一憂した場合は、引きずらないで次に望むには、何が必要なのか。

今年見た光景で忘れられないのは、合格発表の後、お子さんをおいて、無言でさっさと駅へ向かうお母さんです。後ろのお子さんは、うつむき加減でついて行ってました。恐らく、お子さんよりも、お母さんのショックが大きかったのでしょうね。
もしかすると、傍から見るより深刻ではなかったかもしれませんし、ご家庭の方針はさまざまですから、それが一番良い対応だと考えていたのかもしれません。
しかし、もしそうでなかったとすれば、私も同じように見られたことがありますので、お気持ちは良く理解できるのですが、そこでなんとしても立て直さなければ、明日が有りません。

寒い時期ですので、体調が悪ければ、悪いなりに、どのように対応するか。

このように考えて、今のうちに行動し、お子さんの反応を確認されると、どの様な助けを必要としているのか、見えてくる物もあるかと思います。
ご家庭の事情は様々ですから、一概に何が必要だとは言えませんが、
直ぐには難しいので、少しずつ徐々に整えて行くことを考えれば、大変よい事前演習になるはずだと思います。
去年はそこまで考えつかなかったのに、ブログに書くというのも何なんですが・・・

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説明会とか行く必要がないと思っていた所為では無いのでしょうが、併願を考える上で見落としていたのが、合格発表のタイミングと最終手続き時間、資金、人員繰りでしょうか。特に資金繰りでは、後半になると押さえの学校に払い込みが必要になりますので要注意です。できれば、計画段階で納得のいく学校に、早めに合格できるようにしておきたいですね。

希でもWアカでも、塾と併願計画を話し合うときには、合格の可能性と本人の特性が主となると思いますので、資金繰りや手続きのタイミングは各ご家庭が主体的に調べておく必要があります。我が家でも、6月頃の併願計画では手続きのタイミングは関係なく、偏差値と試験日だけで決めていました。

年が明けたころから、そう言えば、万一この学校が残念だったらどうなるのだろう、という現実が見えてきて、カミさんだけでは手が回らず、年休の予定を頼んだり、あたふたと手はずを整えた記憶があります。
後で思えば、結構綱渡りな、のんきな計画だったのかなと思いました。

その時に使用した計画表をUPしておきます。
日時と数値は全て適当ですので、項目だけ参考にしてください。
塾から似たようなシートが配付されると思いますが、納付金の額や手続き最終時刻までは記入する処はなかったと思います。

受験の記憶

当初の予定では1日から5日まで、全て計画していました。

一月中に合格した学校の中には、延滞手続きによって納付金を待ってくれるところがけっこう有ります。
せっかく合格した学校をフイにしないためにも、いつまで待ってくれるかを確認しておき、状況によって、すぐ納付できるようにしておきたいですね。あるいは、辞退の可能な日時を書いておいて、入学の可能性がなくなった場合には、他のお子さんのためにも、早い段階でご連絡してあげるべきだと思います。辞退における本人確認の方法は、各学校によって異なりますので確認してください。

合格した場合は、合格手続きを取らないと無効になりますが、当日または翌日に手続きを必要とする学校が多かったと思います。

二日以降は、合格発表を見たその足で、押さえの学校に納付金を支払いに行かなければならない状態になることも考える必要がありますので、締切りの最終時間は必須でしょう。納付金は、学校の窓口で直接納付できるところもありますが、専用振込用紙による銀行振込しか受け付けない場合もありますので、銀行の開いている時間帯にも注意が必要です。現金を持ち歩くのはちょっとね。

またその時に、お子さんは、別の中学で受験中だったりするので、どなたかと分担が可能であれば、それぞれの担当を決めて、行動することが必要になるかと思います。
ご両親も、当日は体調不良や急な用事が入ることも考えられますので、前もって綿密に計画し、無理のない様に手配しておいたほうが良いでしょう。

最近はインターネットで合格発表するところも増えて来ましたが、構内でしか発表しない学校も有りますので、学校から学校までの所要時間を確認し、どの学校からどの学校に行くか、順番を決めておくのも必要でしょう。

細かいところは追い追い精度を上げていけば良いので、今の時点では、タイミングを考えることが必要になる場合が有ると思っていてください。願書を入手したら、最終手続き時間まで確認し、無理のないように併願計画を考えてください。
今のところ、なかなかスタートできていないご家庭でも、具体的な学校名を挙げて計画表を作ることによって、お子さんの気分も変わってくると思いますので、楽しみながらやってください。

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目的は、良い大学に行きたいという気持として、まあなんとなく持っている。目標も志望校偏差値として、それなりにある。手段としての、塾や家庭学習も与えてある。日々の計画も、一応立てた。

しかし、結果がついてこない、と言う場合が往々にして有るかと思います。

会社では、どこが悪かったのかと議論を始めて気がつくことですが、実行力の伴わない計画だったりすることがあります。
目的から手段を整えるところまでは、ほとんどの方が理解できる。しかし、そこで終わってしまって、手段を行使するために何が必要かという考えに行きつかない。計画を立てれば、自動的に出来上がるものだと思い込んでいる。あるいは、あえて手を出したがらないのかも知れませんが。

手段を行使するには、どうしても一定の能力、リソースが必要になります。
実は、このリソースと手段の行使とを考えるところに、戦略の本質が有るように思います。
この戦略は実行可能か?と、問いかけることです。あるいは、実行するための条件は何か?でも良いかと思います。実行可能でない戦略は、机上の空論であり、誰でも唱えることができるでしょう。

全ての事象が思い通りに起きるわけではない、しかし、彼我の戦力を分析して、これならば現有のリソースで、実行可能である。しかし、失敗は許されないから、そのための訓練をつむ。そのときは、根性論では有りませんが、やり抜くという信念が必要になる。
有効な手段を手に入れながら、使うことができないために、
同じ計画でも、結果の出る場合と出ない場合が有る。それは行動力の差も一因であるように思います。これらは補完的な関係にあるために、計画が多少ずさんでも、行動力によってカバーすることも可能でしょう。

会社の中でも、この実行力で差がついて、表舞台から退いた人がいます。
実行するのは自分ではなく、部下であるから、キーとなる人間が本気を出さなければ、何事も達成できないことになる。だから、そういう行動できる人を束ねるような関係を、組織として、それとなく、あらかじめ作っておかなければならない。つまり、実行力の有る協力者を見出して、自らの影響力に取り込んでおく必要が有る。それを怠ると、理論は最高でも、行動するものがいないことになる。これでは、実現できない。自分の理論を公表するときには、ほぼ一発勝負である。そのときまでに、色々な経験を積んで、協力者を得たいものである。

話がずれましたが、行動を誘起するように手段を変えると言うことは、思いのほか重要であると考えます。個々のご家庭のケースについて論じることはできないが、理論は正しいと思うのに、結果がついてこない場合は、実行可能な計画になっているかどうか、と言う観点から見直してみることが良いのかもしれません。


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