あくまで我が家の場合、それも今の時期では少し遅いかもしれない、五年生向けの話で申し訳ありません。
もう少し早く書ければ良かったのですが、今でも失敗したなと思うことの一つに、五年の夏があります。

当時は、年齢的に、せいぜい頑張れるのは一年くらいだろうな、という思い込みもあり、
そんなに早めに仕上がると、残り一年以上あって、息切れしてしまうんじゃないかと考えていました。ですから、個人的には、これでいいのかなと思いつつも、家族全体が、夏休みを、それほど緊張感無く、過ごしてしまっていたと思います(今から思えばですが)。

といいますか、夏期講習は取っていましたので、何かしなければならないという気はあったのでしょうが、来年の本番をにらんだ対策をどのようにとるか、ということを理解していなかったため、特に我が家に合った有効な手段を考えることをしなかった、ということです。
目標と手段の不一致の問題でしょうね。

夏が終わってから、さてということで現状を再確認したところ、一向にレベルが上がらないことを認識して初めて、どうも危なさそうだということが理解できた訳です。そこから、次の手段を本気で考える必要が出てきて、全科目の本格的な勉強が始まった、と言うことです。それまでは、ほぼ算数と国語に特化した勉強方法でした。

ところがです、終わってみれば、一年で追い上げるというのは、これが結構なかなかどうして(副詞の連続ゴメン)難しいものです。ものすごい集中して一年間過ごせれば、それも可能かもしれませんが、六年生は皆さん既に経験のとおりだと思いますが、
いくら集中してやるといっても限があります。その集中を一年間も続けると言うことは、とても難しいことだと気がつきました。そんなにやったことが無かったので、理解できなかったのでしょうね。

さらに、その中で、差をつけていくためには、当然、平均を超えた頑張りが必要になるはずです。しかし、今までできなかったものが、急にできるようになるはずもありませんよね。ウチだけ何とかなるだろうと思うのは間違いでしょうね。

六年の夏以降の本気度合いを考えれば、五年の夏なんて、ぬるま湯につかって、いい気になっていたようなものです(あくまで我が家の話)。
まあ、それから頑張って、ある程度のところに合格すりゃあ、それもいいのかもしれませんが。

一度経験されて、お二人目の方などはよく承知していらっしゃるのでしょうから、五年の夏に六年の感覚を体験させるのに、どういう手段があるのか、綿密に考えていたのだろうと思います。そういえば、ご兄弟のある方のブログというものは、下のお子さんが自発的に勉強しているというのが多かったように思います。気のせいでしょうか?

先んずれば人を制す、というのは、あながちうそでもない。
先んじたほうが、良いポジションが取れるし、
それだけ長くやることになるから、理解の度合いも深くなるはずだ、と考える。後から参入するほうは、追い上げるのだから、かえって、何か一つこれだという強みか、あるいは全般的に押していける基礎体力がないと、先が見えない分、非常につらい。
どのみち、一年間緊張を保つのが困難だとすれば、五年の夏からテーマを決めて、2~3ヶ月間で完了する、短期集中型の、自分のサイクルを作っておいた方が良いかもしれません。特に、夏期講習など、ぎりぎりまで勉強した後は、しばらくの間は反動があるようですので、それを経験させておくのも悪くないだろうと思います。

しかし一方、
早めに仕上がってしまうと後がつらいのも、また事実かと。
絶好調をキープする体力と、追い上げに耐えるだけの精神力が必要だろうと思います。壁に当たっていると思っていても、そこでだめだと思って止めない。成果が出ていないように見えても、淡々と実行していく、そんな能力が求められるのかもしれません。

先行が良いか追い上げが良いか、人それぞれだと思いますが、我が家の中学受験に関しては、早めに仕上がることのほうが、親の精神状態にも良かったように思います。どちらにしても、これから先は入試時期に絶好調が来るように、状態を見ながら調整していきたいものですね。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村
社会、算数ときたので、次は理科ですが、
暗記すると言っても、理科の場合は、基礎と応用が明確に区別されますし、基礎ができていないのに、何となく応用の暗記をしても、なかなか得点力に結びつかないところが、社会や算数とは異なっていたのかなと思います。

どんなに簡単な応用でも、基礎、つまり原理を理解していないと、時間内では手も足も出ません。原理さえ記憶していれば、応用は組み合わせになりますので、どの原理を利用するべきなのか、数をこなして単純化して見抜く力をつけることになります。

一方算数は、解法が一つではないことも多と思いますので、公式を理解していなくても
、その場で工夫して、何とか解くことができることが違っていたように感じます。理科は、当然、知らないところは全くできませんでしたので、最後の頃まで結構な穴を残していた様に思います。

逆にいうと、基礎の部分の暗記だけで70~80%は取れるのではないかと思うので、現状、理科が不得意なお子さんは、これから頑張れば、結構なところまで伸びる可能性が高いのではないでしょうか?

と言うわけで、理科の応用を暗記し始める前に、徹底的に基礎部分の暗記が必要でした。やはり、夏休み中に総復習として、何回か回しました。
時間の無い場合は、分野別に基礎から始めて応用まで一気に行く方法でも良いと思います。
さらに、これから先、もっと時間が無くなってくると、先ず過去問など応用を始めて、理解していない基礎に戻るでも、結構な効果があった様に思います。見つかった穴は、この方法で対策しました。

ところで、理科の応用には、反応など、時間内に解くには非常に困難な問題もありますが、その部分に手をつけるかどうかは、志望校をにらみながら考えることになるのかなと思います。反応も、一度理解して、パターンを暗記してしまえば、有る程度応用は利くと思いますが、他の教科との兼ね合いもありますので。

最後に、理科の応用は、原理を使用する都合上、どうしても有る程度似たパターンになると思うのですが、そのパターンを打破するために、各学校の先生が、毎年ユニークな問題を考えておられます。そういう学校特有の部分は、まさしく志望校対策の範囲になりますので、各塾の先生に確認しておいてください。

我が家は、そのユニークな応用問題の部分を対策したことが、奇しくも、第一志望校ではなくて、併願校の対策にもなったのかなと、今になってみれば思います。第一志望校は特にユニークだと思われる問題は出ませんでしたね。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

エクセルなどがなくても、平均値の区間指定を簡単に試してみたいという方のために、群馬大学社会情報学部の青木先生が運営されているホームページに、母平均の信頼区間を推定してくれるJavaプログラムがありますのでご紹介させていただきます。
直接リンクはしませんので、興味のある方は検索してみてください。

あるいは、リンクフリーの Black-Box  WWW でデータ解析ページから、右上のリンクにある "JavaScript統計電卓" を選び "36.生データに基づく母平均の推定" で実行することができます。他にも多くのツールを作成されていますので、私なんかより詳しい方は大変参考になると思います。

ビックリマーク諸注意などビックリマーク

このプログラムのサポートは終了しているようですので、ご迷惑にならないようにお使いください。
本当は、区間推定する前に、データの正規性を確認する必要があるのですが、ここではそこまで行いません。

例えば、直近の偏差値6個を入力したとすると、次のように推定してくれます。データは適当です

56.7
55.8
54.2
56.1
57.0
54.3

サンプル数 = 6
  平均値 = 55.6833
 不偏分散 = 1.41367
90%信頼区間 = [ 54.7052 , 56.6614 ]
95%信頼区間 = [ 54.4356 , 56.9311 ]
99%信頼区間 = [ 53.7261 , 57.6405 ]
----------------------------------------

結果の解釈はご自分の責任でお願いしますが、一般的なところだけ書いておくと、

99%の信頼区間の幅が一番広く出てくると思いますが、これは、例えば、次に試験したら99%の確率でこの範囲に母平均(次の偏差値と考えてほぼ良いと思う)が入りますという意味です。範囲を広げておけば、その範囲に入る確率が高くなるというだけの意味ですので注意してください。わかりづらいかも知れませんが、偏差値推定の場合、この確率が高ければ良いという訳では無いでしょう。

より確実な範囲を求めたい場合は、90%の範囲を参考にすると、次の試験の偏差値も90%の確率で、その範囲内に入るだろうと推定できます。その範囲から外れる偏差値を取ることは、10回に1回しかない、ということです。

データが多ければ、推定精度は上がります。
平均値の区間推定なので、平均値に影響があるようなデータの場合誤差が大きくなります。一年以内の、短期間のデータが良いだろうと思います。

上限値ばかりに目を向けないで、下限値をとる可能性もあることに気をつけてください。

以上統計のプロではないので、解釈に誤りがあったらご容赦ください。しかしあくまでデータ通りにならないところが中学受験の悩みの種だろうと思いますが。


↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

また、併願校の話です。

併願校の選定は直前にまでもつれ込みましたが、最終的に安全校をやめて、好きなところを受けてもらおうと考えていた頃、改めて偏差値の信頼区間の推定をしたことがありました。
もっとも、受けるという方向にになっていましたので、単にどれくらいの可能性があるのか、こっそり自分の気休め程度に計算したので、家族との話には出しませんでしたが。

いったい真の実力はどの辺にあるのだろうか、当然ながら、偏差値が大きくばらついていたりすると、大変心配になってきますよね。上り調子とはいえ、下降する可能性は無いのか、あるいは、今後上昇する可能性はどうなのか、一応理系の父さんは分析したくなります。

知ってどうなるものでもないのでしょうが、少ない模試の結果を標本として、もし、もっとたくさん受けていたとしたら、分布としてどの範囲の偏差値をとる可能性があるのか
、統計的な推定方法があります。

しかし分布が普通だと、
信頼区間も今までの偏差値の範囲内にあるのが普通です。それを超えて高くなったり、低くなったりすることはほとんどありませんので、併願校の確認にはもってこいだろうと思いました。
今後伸びるはずだという推定には使えませんので、第一志望校には向きません(と思います)。


受験の記憶あるいは親父の説教

この推定方法で行くと、95%の信頼区間、つまり、似たような試験を受け続ければ95%の確率でこの範囲になるだろうという区間が上の図のように出てきます。
本当は横軸に偏差値が入っています。
もっとも、我が家の場合、五校に一校受かればよいわけですから、信頼区間は20%で十分ですって、そんな低い計算もできるの?と思いましたが、可能でした。

まあ、それは冗談にして、
上が希学園三年間の結果で、下が合不合4回の結果です。

合不合は短期間で変動が少ないはずだと考え、平均の信頼区間を、4科A型は長期的な変動を含むはずなので、中央値の信頼区間を採用して推定したところ、当初併願としては危なさ過ぎると考えていた学校が、見事に推定偏差値表の上限いっぱいに入っていました。本当にいっぱいいっぱいデシタ。

カミさんの勘ピュータによる併願パターンも、あながち的外れでは無かったということです。めでたし、めでたし。合不合は、サンプル数が少ないんだから、どう推定しても似たような結果になってしまうんですが・・・まあ、それは黙っておいて。

ところで結果ですが、まさしく統計どおりに、この上限の範囲を超えた学校は全て残念で、この範囲の学校は四校受けて一校落としましたので、まあそんなもんだと思います。良くも悪くも統計的にはサプライズのない息子でした(ケイサンドオリナヤツ、というドロイドの声が聞こえてきそうです)。

もっとも私としては、
データはあくまでデータだと思っていましたから、計算がもたらすであろう結果をそんなには信用していなかったので、実際に95%信頼区間上限ぎりぎりの学校を合格した時には驚かされましたが。本当に、計算が合っていたのか、偶然合格したのか、よくわかりません。

統計の専門家ではないので、こんなことブログに書いていていいのだろうか、と思いながらも書いています。計算の不備はあるかもしれませんので、話半分に読んでくださいね。

統計的にきちんとデータをとれば、恐らくサプライズな受験というのは、それほど無いのかも知れませんが、データで全て決めてしまうというのも、中学受験では違うような気もします。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村


最近、ペタまで手が回らないことがあり、つい見過ごしてしまったりしていますので、もしついていなかったら、ご容赦下さいね。

最近だれている息子向けの記事ですね。

日々を定められたように過ごしてしまっていると、それに慣れて、さも当たり前のように思うことがあります。


当たり前のように学校に行って、当たり前のように塾に行って、当たり前のように中学受験する。


でも、それって誰が決めたの。

当たり前のように朝食ができていて、当たり前のように服がある。
今日と同じように明日も来るだろうと、なんとなく体が思っている。

もし、そういう君がいたら、少し立ち止まって考えたほうが良いかもしれません。

日常の陰で、誰かが決断していることを。

全てのことは、人の意思の結果としてもたらされるものです。


それが、多大な意思を必要とするかどうかはありますが、全ての行動は意思を伴い、その意思を決定するのは、自分自身に他ならないということを、そろそろ気がつくべき時でしょう。


人は全て、瞬時瞬時で決断をしています。

何もしないというのも、一つの決断。

さて、君は今、何をしようとしているのでしょうか?

そして、その決断は何のためなのでしょうか?


人に言われないで、自分の意志を持って実行する、そういうことを意識する時期があっても良いと
思います。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村


相変わらず暑いですが、ここ二、三日で風の音が変わりましたね。

もうすぐ夏期講習の前半も終わりで、そろそろ志望校を確定しておかないといけない時期だろうと思いますが、去年の今頃は、相変わらず、いわゆるケアレスミスに悩んでいました。

いわゆるというのは、本質的にケアレスミスという種類のミスは無い だろうと思っていましたので。
うっかり間違えた問題でも、本質を捉えれば、問題の裏に隠された真意を見落としていたり、当然予想される計算問題に引っかかったり、実力が無いことが、その本当の原因であることが多いと思います。

解き直しの途中で、あっワカッタと本人が言うような問題であっても、深く聞いていけば、理解が定着していなかった、あるいは、解法や注意点を忘れていた、と言うことが見えてくるのかなと思います。

しかし、要するに忘れていただけだと誤解し、
そういったものを、単純にケアレスミス、うっかりミスと捉え、本質的に判らない問題とは違う対策をしている限り、この実力不足の解決策にはならないだろうなと感じていました。

ミスするにはそれなりの理由があるはずであり、それをその問題の注意点として捉えられるかどうかこ
そが、一度間違えた問題を再び間違えないように考えるお子さんとの違いだろう思いますが、息子は、今でもそこまでたどり着いていないのではないか、と思うことが良くあります。

どういう種類の間違いにおいても、間違いは違いなんだという事実を理解してもらうことが必要でしょうが、そのためには本人の自覚が重要です。しかし、それを待つのも、この時期になると結構しんどかったりして、つい声を荒立てしまったりしていました。暑い上に、余計に熱くなってイライラがつのる毎日でしたね。

まあ、それはともかく、80%を90%に上げたいと思っていたら、自分に甘えていては難しいのかなと思います。しかし、本人の自覚は、そう簡単に目覚めそうにない。


そこで、我が家の取った対策は、結局、強制的な絨毯爆撃法ですね。
芸がなくてスミマセン。

1.とにかく全体を把握する。勉強した内容を思い出させることを主眼として、
駆け足で、一通り全体を終わらせました。テスト形式で、時間を計り、普通より少し短めの時間で実施しました。

2.その中で、難しくて、とても判らないような問題は区別し、本人ができたはずなのにと悔しがる問題を、難問集として徹底的に暗記し、再テストしました。
難難難問集くらいまで行って諦めましたが、必要ないくらい
難しい問題は、種類によってパスするか、別途時間を取って解法を詰めるか決めました。結局毎回一問程度でしたので、実施しなかったのも多かったですね。

一日約一時間弱で、全体を一回まわすのに、夏休み少し前から始めて、大体40日弱ぐらいかかったと思います。
これを、問題集を変えながら、何回か試験の日まで実施しました。

本人がどう捉えていたか判りませんが、学校によっては、問題のレベルよりも、短時間で多くの問題を解かせることを優先するところも多いと思いますので、どうしても、処理能力をあげる訓練は必要だったと考えています。また、本人が、ケアレスミスだと思った問題を中心に回すことが、得点力(決してレベルアップではなく)につながっていたと思います。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

暑中お見舞い申し上げます。
暑くて暑くて、脳が疲労してきているのがわかりますが、まだまだ暑さが続きそうですのでご自愛下さい。

さて、また併願校のパターンの話です。
実は、ほとんどカミさんが決めていまして、私などは、A校、B校、C校などと言われても、大学の付属などは知っていましたが、他は全くの無知でありました。
中学受験を経験したことがないので、む○○やあ○○という学校さえ知りませんでした。オソロシイものです。

さらに、方向音痴なので、願書などを取りに行ったときも、どこにあるか、何分ぐらいかかるか、どのルートでいけば近道か、全て調べていってさえ結構迷ったりして、関係者の方には、怪しげな親父がうろついていると思われたかも知れません。
それくらい判らなかったので、併願校も、
いくらなんでも実力に近い五校も受ければ、ひとつくらいは引っかかるところがでてくるだろうと初めの頃は本気で思っていました。

偏差値は相変わらず
目標に届くほど良くもなかったのですが、個々の教科のでき不出来はあるものの、全体としては大崩することはなかったので、そんな風に思ったのかも知れません。あるいは、第一志望校をどうやって対策していこうか、そればかりが頭にあったせいかも知れませんが。

夏の暑い盛りで、夏期講習に送っていったあと、迎えの時間までどこで過ごそうか、途方に暮れていた頃の話です。偏差値表を見ながら、スタバで過ごした時間を思い出します。

受験は確率論ではないのは、重々わかっていますが、さりとて、自分ひとりでは競争が成り立たないと同じように、彼我の弁証法的な相互作用が結果を決めるのですから、絶対と言うこともありえません。つまり、母集団によって決まってしまうのだから、自分がこれだけやりましたって言っても、相手がそれ以上の母集団で、かつ募集人数も少なかったら、これはもう、どうしようもないことだろうと思います。

それだから、母集団を見越して併願パターンを決め
ることが、合格確率を上げることになるのでしょうが、第一志望にこだわると、二日目以降は、優秀層と競合する可能性が高くなるだろうな、とカミさんが一人悩んでいました。

どうしようもなくなる前の二日目に安全校を配置し、その後は進学実績に合わせて選んでいくと、四日目が空いていたことを覚えています。
実は
今通っている学校は、最初の併願パターンで話の出た学校でした。ただ、安全校と言うには偏差値が高くて、もし、ここで失敗すると後が大変厳しくなるので、多分無理だろうと思っていました。実際、その後、思うように成績が伸びなかったため、直前まで受けようという話は出ませんでしたね。

そうやって、安全を見ながら熟考していった併願パターンも、直前になって受験票も来ているのに、結局、本人が受けたいところを受ける、ということになってしまいましたので、大変更を余儀なくされました。

苦労して何年も目標にしてきたのだから、その結果を試してみたいという気持ちが勝ったように思います。何のために、色々と我慢してきたのか考えれば、結果はともかく、試さずに終わるのは無意味なような気がしてきた、と言うことです。
併願校を受験するときの問題は、受かる学校ではなくて、受けたい学校だったかどうか、それが、自分の偏差値の範囲内にあるかどうかで、悩んでいるんでしょうね。

と言うわけで、結果的に、五校も受ければというのは、我が家の場合、あながち的外れでもなかったと、自分では思っています。
あまりお奨めはできませんがね、今思えば、我々の作った、安全を見越してと言う併願パターンは、親の意識だったんでしょうね。一生懸命やっている本人にとっては、迷惑だったかも知れません。
何かの考え休むに似たり、でしょうかね。不経済な話だと思いました。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村
社会の記憶には三段階あったように思います。
すなわち、
1.地理、歴史、公民がそれぞれ区別されている単純記憶。
2.地理、歴史、公民のいずれかが主体となって、他の分野も合わせて出題される、連想的な記憶。
3.さらに、記述の構文を加えたもの。
我が家では、3については、受験の予定がありませんでしたので、行いませんでした。


もっとも嫌がったのが、1の単純記憶で、難しいと言っていたのは2の記憶

2の記憶は、1がしっかりしていれば思考能力で何とかなりますが、1があやふやですと、手も足もでないと思います。


歴史年表を主体として、地理と公民に発展させる方法を取りましたが、
息子は、学校でわずかの時間のあるときに、歴史の百科事典を少しずつ読んで感覚を養ったそうです。

1の記憶は、1回30分程度で、希学園の社会プリント4~5ページを実施して、間違いと漢字訂正を暗記してもらいました。


一回目の復習は、なるべく当日中か、翌日に間違ったところだけ実施。

寝る前直前に暗記して翌朝確認というのが効率良かったと思いますが、いつもそうできるわけではありませんでした。
二回目の復習は、一冊終わったころでしたので、おおよそ2週間以内、間違えたところだけ。
三回目は、おおよそ、4週間後、このときには、1のプリントではなく、2の連想も含めた応用問題を行い、間違いと漢字訂正暗記。
それぞれ、一日合計しても、40~60分ていどの実施時間だったでしょうか。たぶん。

社会は、希学園のプリントだけ繰り返し実施して、四科まなどは、ほとんど写真や資料の参考の部分だけにしていました。

一度全部終わってしまってからは、ほとんど、2の問題だけで、間違いの確認にプリントに戻る、というようなやり方でしたね。
とにかく、忘れないように繰り返す、ということに主体をおいた結果、回を追う毎に、復習も楽になっていったようでした。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村
外部模試を受け始める頃には、ほぼ偏差値が安定しているのが望ましいのですが、得意・不得意な部分が残っていると、それに従ってバラツキが発生するかもしれません。

一般的に、偏差値は、時間と共に収束してくる傾向にあると思 いますが、そうならない場合は、まだ努力によって上がる余地が大きい可能性を残していると考えることができると思います。バラツキの大きくなる原因がどこかに隠れているハズですので、見つけられれば、良くなると思います。

社会と理科の偏差値は、当初バラツキが大きかったのですが、
平日に全体的な履修を行うようになって以降は安定してきたと思います。算数は大崩することがなく、どの分野でも、ほぼ安定していて、得点が計算できる科目でした。
逆に国語は、予測できない科目でした。良くも悪くも驚かされる偏差値であり、最後まで目が離せませんでした。国語は、平均取れれば良いとして計画する必要があったのかもしれません。

偏差値だけを見ていると、良かったとか悪かったとか、これを対策するとか、あれを穴埋めするとか、その数値にばかり目がいってしまいがちですが、本番の実力を推定するためにもバラツキの変化の原因についても考えておくことが現実的だろうと思います。

偏差値のバラツキが試験問題に因ることを如実に知らされたのが、一月の埼玉校の受験だったろうと思います。思いのほか良い結果が出て、うれしかったことを覚えていますが、それよりも、一般入試は中間ぐらいの成績、東大選抜は特待という結果に驚きました。
普通は逆でしょう。

この二つの試験で良かったのは算数のできで、他はごく普通だったと思います。
どちらも、算数が得点源となっていましたが、配点が高く、難しい算数で高得点を取れたことが選抜の結果となった一方、算数で差をつけられなかったことが、一般で思ったような偏差値にならなかった原因だろうと思います。

偏差値が高くても、それで差別化できるためには、それなりの問題が出題されることが前提です。そして、そこにこそ、志望校別の対策があるのかなと思います。
入試頃になると、皆さん、ほぼ出来上がってきますし、偏差値ほどの差が出ることが少ないのではないかと思いました。ですから、一点差をつけることが重要な意味になってくる。
夏以降は、志望校別講座で、どの教科を得点源にして、どこで点を落としてはいけないのか、そういう感覚をやしなう勉強方法を心がけてあげる必要があった、と思います。

↓受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。先生には勉強以外のことも質問していいんだぞ。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村
前の記事で天王山とは言いながら、勉強方法も書かなかったのは申し訳ないので、少しだけ。
あくまで我が家の場合であって、こんなことをブログで書いてしまって良いのかどうかわかりませんが・・・まあ話半分に読んでください。

エビングハウスの忘却曲線にもあるように、一般的に、記憶が定着するためには、一定期間をおいてフォローすることが必要であるといわれているようですが、まさしくそのとおりだと思いました。

勉強の効率を考えるとき、処理した量の多少に気をとられすぎて、繰り返し定着させることを偶然に頼ることがあります(しかし中受の勉強といえば、多くの方は、どちらかといえば研究よりも定着が主体のハズですよね)。
多量に処理できる能力のあるお子さんの場合は、それでも可能だろうと思います。
しかし、忘却曲線と定着率を考えれば、計画的に繰り返されるようにフォローすることが重要であり、それを効率よくできるのが、わりと時間の自由になる夏休みだったと感じています。

記憶と一言で言っても、単純記憶なのか、連鎖的な記憶なのか、分析応用する記憶なのか、その種類によっても、その人の得意不得意によっても定着のリズムもやり方も異なってくると思います。
平たく言えば、社会の歴史年表の暗記なのか、理科の公式の暗記なのか、算数の記述問題の暗記なのか、国語の読解の暗記なのか、によって結構異なるハズです。エビングハウスは単純記憶の例だったかと思います。

塾では、これを研究して、科目別におおよそのサイクルを作っておられるところもあるようですが、しかし、理解の度合いに応じて、その人にあった復習のタイミングを、細かく指示してあげるというのは、なかなか難しいことであり、そこがまさに問題なのだろうと思います。もう少し年齢が行くと自分で考えるはずですが。

個人と種類の忘却曲線の度合いを特定して、復習を繰り返すことによって、忘れたころに結果が出てくる。あくまで教科によって違うと思いますが、我が家の場合は、おおよそ2~3ヶ月後だったかなと思います。
それが夏期講習の結果がすぐには現れませんよ、といわれる所以ではなかったか、と感じています。

偏差値はあくまで抽出試験の結果でしかありませんが、一度学んで結果が出ないのに、復習を続けるということは、見ている側にとっても勇気がいることだろう思います。しかし、短期的な偏差値だけを見ながら、効果が出ないと勘違いして、そこで止めてしまうと、受験のころは、元の木阿弥状態ですから、そうならないように履修したテキストの出来具合を確認しながらフォローすることが必要でした。

また、夏休みで一度復習のサイクルを作り上げておくと、その後のサイクルが断然楽になると思います。効果が出ているからといって、夏休み後に止めないで、そのまま受験まで続けるべきだと思います。

以上、ここでは感覚的な話で申し訳ないと思いますが、実際に応用される場合は、簡単にデータを取って解析してみることをお勧めします。そういうサービスを取り入れる塾というのは信頼されると思うのですがね・・・私は試行錯誤で、本当に大変な作業でしたので、なかなか難しいかもしれませんね。

この後は、思い出せれば個別の教科ごとに、どのようにフォローしていったかを考えてみたいと思います。ただし、国語だけは最後まで苦手で、今も苦手のようなので、書くに値しないと思っています。英語のように、基本は文法の暗記だと思うんですがね・・・どうも、長い間そういう勉強体系にはなっていなかったようで。

受験生ガンバレ、地道にやればきっとできる。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村