う"〜.........。


じゃま、しゅるな(๑•ૅㅁ•๑)


さっきから しゃしん、しゃしん

うるさい!!



かぞくで ふぇす きてるんだからっ


じゃましないで!!



⭐︎



海斗がご機嫌斜めなのは

さっきから、写真を撮らせて欲しいと若い女の子達が群がってくるから(笑)


もちろん、全部断っている。


智君がUV対策と迷子予防で大きめのハットを被らせている。

そのハット...耳も付いていて

ほぼ体の半分もあるから、どちらかというとポンチョにも見える空色に、黄色い耳...

俺が被れば間違いなく農家のおじさんだけど

海斗が被れば親の欲目としても

そりゃあもう

可愛いい♡

困るくらい可愛い♡


勝手にSNSとか上げられても迷惑だし

何より...

いくら可愛いといっても

他人の子の写真を撮ってどうしようというのか...考えると、あまりよろしくない気がして。


しかも一番人気は海斗と智君のツーショットを撮らせろ、と。


もちろん、お断りする。





智「カイ?何か食べようね。

何がいいかな?

ほら…クレープとかあるよ?」


カ「ちゅるちゅる!!赤いの!」


智「ラーメン?赤いのは辛いから、お醤油にしよ?僕と半分こしよっか?ラーメンとチャーハンも食べる?」


カ「パパカバさん!」


智「シシカバブ?良く知ってたね?じゃあ、それも食べようね」



もう、この会話でさえ、後ろの女子達が悲鳴をあげそうな勢いだ...



海斗がどこでシシカバブを知ったのかは少し考えれば分かる(笑)


チケットを取ってもらったお礼を電話でニノに直接伝えようと海斗が電話をした時に相葉君もそばにいて、テレビ電話に切り替えて何やら楽しそうに話していたから。


木陰でラーメンとシシカバブ、それに智君が作ってきていたサンドイッチでピクニックよろしくまったりしていた。





早起きしてはしゃいでいた海斗は眠そうで。



背中に乗せてコテージに移動した。