相「あれ?さとちゃん!?」


智「...え?!...

...相葉ちゃん??」


相「こんな所で何してんの??一人?カイは?翔ちゃんは???」


智「え...、と...」


矢継ぎ早に疑問を投げかけてくるのは
大好きな安心する声。
いつも、僕を助けてくれる声

相「とにかく!久し振り!!元気にしてた?」


智「あ、うん...、元気...してた」

相「そっか!で、どこに行くの?」


智「あ、の...病院に...」

相「病院?一人で?松兄の所じゃなくて?」

智「うん...、お見舞い、に...」


相「そっか!じゃあ、俺も一緒に付いてってあげる!で、一緒に帰ろー♪」

智「ぃや、あの...え、と...。そう...今日じゃなくてもいいんだ...、だから...帰ろっかな...」

相「???ん、?いいの?せっかくここまで来たのに?行こうよ?、俺、病室までは付いてかないで外で待ってるよ?」



☆*:.。. oo .。.:*☆


タクシー乗り場を探してたんだけど、やっぱり...勿体無いし、何より時間がない...
駅員さんに聞いてみようかと案内所を探していた...、でも...僕のようにスマホが使えないで困っている人達で混雑してた...

ふぅ〜...今日はもう諦めよう...

翔くん...心配してるかもしれない
そう思って振り返った時、相葉ちゃんとの偶然の再会に...


正直...ホッとした...


智「そうだ...相葉ちゃんの携帯、繋がる?」

相「携帯?バリ3だよ?」


良かった...

僕は相葉ちゃんに翔君へ電話してもらう事にした。そうだ...、嘘はいけないけど...カイにもきっとそう言って育てていくだろうけど...ついていい嘘...もあるよね...だって...翔君に上手く説明出来ないんだもん...