さとちゃん
ごめんなさい

ぼく、さとちゃんがいつも自分の髪や
僕の髪を切ってくれるのがカッコよくって
ずっと…真似したかったんだ…

上手に切れたら、きっといつもみたいに
いっぱい誉めてくれると思ったの…

でも…さとちゃん…プルプル震えてた
泣きそうな顔して…
「なんて事…するの…」そう言ってギューしてくれた。

いつもの優しいんじゃなくて、ギューって。

僕は、ちゃんと分かってる。

髪をヘンテコに切った事じゃなくて
僕が危ない事をしたから、さとちゃん…泣いたんだ…僕が泣かした…

ごめんね、って言ったら
いいよ、って言ってくれるかなぁ…

さとちゃん、ごめんね。

僕ね、さとちゃんが僕に分けっこしてくれた命
ちゃんと大事って分かったよ




あ…うふふ(*´꒳`*)…僕の、でぽちん撫でてくれてるのは
さとちゃんだぁ〜…絶対そう!

綺麗な、おてて。
しょお君の強そうな、おててとちょっと違う優しい、おてて。


パチ目

ほら!やっぱり!!!さとちゃん!



智「カイ…あのね…大好き…

本当にね、海斗の事が大好きなんだよ」



海「おいらもぉ〜!さとちゃん、だーすき!」



ぼくね、"ごめんね" は言わなかったんだ。

だって、さとちゃんが "大好き" って言ってくれたから、僕も "大好き" って言うのがピッタリだと思ったから!!












翔くんは「俺は?ねぇ俺は?俺の事も好き??」と海斗と智に纏わりついていると思います。