相「大ちゃん...ごめん!その日は俺...地方なんだ...松兄は俺の非番の水曜だから手術を予定したと思うのに...ごめん!」


智「ううん。謝らないで?前からその日は地方出張って聞いてたんだし。相葉ちゃんにばっかりにお願いして...悪かったよ...負担かけちゃってごめんね。

なんとかするよ...なんとかなる!」


相「本当に大丈夫?ニノと松潤に俺からも頼んでやろうか?」


智「大丈夫(笑)ニノもその日は学生向けの講演だと思うんだ...松潤も...その日は休めないと思うんだよね...」





いい機会かもしれない...


最近は以前ほど暴れたり暴言を言ったりせず、落ち着いているし…

たまには、一人にしてあげるのも良いのかもしれない


ずっと監視してるみたいなのも...良くない...


外には出ない約束は守られないかもしれない

でも...それも...僕に強制する権利もないのだから...仕方ない


危険な目にだけはあって欲しくないのだけれど



⭐︎



智「翔君...。次の水曜日、一人で留守番お願いしてもいい?

その日は相葉ちゃんも来れなくて...」



翔「別に...俺は、一人が嫌だなんて一言も言ってない」



智「うん...そうだね...ごめんね」



翔「...寝るから」



智「...おやすみ」



まだ...だ...


まだ、我慢しろ...




パタン...




翔君の部屋の扉が閉まったのを確認してから




目を閉じて長く息を吐いた...