【改訂版印刷用】「後ろの正面」とは?(15完) | アトランティスからの伝言

アトランティスからの伝言

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「鶴と亀が滑った」の暗号を、年(度)内に広く伝えることはできなかった。

 

やはり、一般的な知識の枠内に、「歳差運動」とか「黄道十二宮」といった、科学と天文学に裏打ちされた認識は存在しないようだ。

 

太陽系第三惑星「地球」の首振り運動「歳差」については、単なる偶然、自転に伴う揺れ、自然な物理的現象、といったごく浅い表面的な理解でお茶を濁されているようだ

 

もはや我々の意識の中には、「永遠」「久遠」「不滅」「不死」「永遠の生命」といった言葉は、露ほどにも存在しない、究極の「不信の時代」に突入したのだろう。

 

その代わり数十年といった一瞬の時間的制約の中に、線香花火のような無目的で空虚な一生を閉じ込めてしまう方が理にかなっていると思いたいようにも見える。

 

宇宙とは、そんな空虚で無目的で混沌としていて情も涙も何もない、ただ無限の広がりと闇と謎と恐れに満ちた暗黒がどこまでも続く、殺伐とした場所のことを指すのだろうか

 

そのような宇宙観に囚われているかぎり、人はどこまで行っても孤独であり、内面に生き生きした命の光を輝かすことなどできそうにないと思えるのだが、どうだろうか。

 

宇宙という、永遠の広がりと無限の可能性を秘めた大いなる存在を思う時、そこにあらゆる生命の根源としての、偉大にして崇高な愛を見出せるような気がするのだ。

 

我々の周囲をくまなく取り囲む「宇宙」を、生命のない無機質な真空の連続と捉えるか、あるいは愛なる神の御手(みて)の只中と捉えるかで、その広大無辺な宇宙が全く異なった様相として迫ってくるのではないだろうか。

 

黄道十二宮の捉え方も、同様な考え方が大切なような気がするのだ。

 

すなわち、それは永遠の過去から永遠の未来へと続く、大宇宙に掛けられた巨大な柱時計であり、人々のあらゆる想念波動を記録する想念体の集積と捉えれば、そこに「愛」なる神の働きと姿とが、割とはっきり浮かび上がってくるのではないだろうか。

 

残念なことに「黄道十二星座」と聞けば、すぐに「星占い」「占星術」を思い浮かべ、単なる卜占(ぼくせん)の一種としか見ない人がほとんどだろう。

 

それは「愛」を「星占い」の道具としか見ることのできない、悲しい人間の「性(さが)」なのかもしれない

 

「愛」を人間に利用されるだけの「道具」まで貶(おとし)めようとするのが、所謂(いわゆる)「進歩的現代人」の所業ならば、それは「愛」の上に胡坐(あぐら)をかこうとする悪魔の霊と変わりがない。

 

確かに星の運行と人の運命とは密接なつながりがあるのは認めよう。

 

私もある星の下に生を受け、その星と共に人生を送ってきた。

 

同時に人は自由意志という、魂に約束された神の性質を有していて、それを意志の力として生かすことが期待される存在でもある。

 

決して星に支配されて、ロボットのように操作される生命体ではない。

 

自由とは自由な発想、自由な考察、自由な思想、自由な行動の保障であり、その権利を行使することと結果に対して責任を負うこととが、創世の初めからの創造主との契約

 

だからこそ、生まれつきの星に自らの運命を委ねて、主体的な生き方を放棄してはならない理由がある。

 

自らの信に従い、宇宙の意思に全託しつつ自由を愛の法則の中で生き、その責任を自ら背負う生き方こそ、神の望む被造物への理想と受け止めるのがよいだろう。

 

さて、「歳差運動」と「黄道十二宮」のそれぞれは、宇宙に置かれた巨大な「時計の針」と「文字盤」に相当することはすでに何度も述べた。

 

その読み取り方、測り方、応用の仕方について、遥かな古代人は明瞭な知識を有していた

 

嘘だと思うなら、マヤ人(プレアデスのマヤ星人)に聞いてみたらいい

 

彼らは、われらが遺(のこ)したカレンダー(マヤ暦)を見ればわかることだ、と答えることだろう。

 

現代人は「科学」と「卜占」を取り違えて、古代人が広く常識としてきた「星の科学」を、「星占い」としてあざ笑うのが進歩した人類だと考えている。

 

それは現代的常識の枠内では、広く一般に埋没できて安心かもしれないが、その囲みの枠というものがいかに移ろいやすく曖昧なものであるかに気付けない。

 

枠そのものを拡大したり縮小したりすると、その人は「常識人」ではなくなり、非常識人あるいは気違い、つまり「狂人」にされてしまう

 

柱時計の読み方を小学校で習うのに、宇宙時計の読み取り方は大学でも教えない

 

一貫して「歳差」と「十二星座」を書き続けてきて、結局のところ徒労に終わったとしても仕方のないことだろう。

 

教育そのものが宇宙の姿をとらえていないのだから。

 

学歴を積み、一流会社に就職し、競争相手に勝つためには、広大な宇宙の何十万年もの時を刻む星座の時計よりも、腕にはめた小さな時計が示す目の前の時間の方がずっと大切だ

 

永遠の生命を生きつつ、人生を数十年の肉体生命に封じ込め、死んだら無に帰すという根拠のない迷信に埋没する方が、ずっと「狂気」にふさわしいと言えないか、と思うのだが…

 

不満を呟いても始まらない。

 

行き着くところまで、同じ内容のブログを繰り返すことが、私の仕事なのかもしれない

 

(一昨年末のブログ記事より)

 

 

 

 

 

 亡き陸戦司令に教えられたことが、つい口をついて出る。
 「たしかに言われてみれば、そうかもしれん。
 人は易きにつくのが常だからな。
 難しい方法よりも、手軽に幸せになれる方を好む。
 受け売りや誇大妄想は、その一番いい例だ。
 自分の本質や過去世は素晴らしいと信じこむことは、気分がいいだろうし、今の自分の醜さと低劣さを正当化する絶好の口実になる」。
 若い艦長は故人の思い出に、再び痛切な記憶を蘇らす。
 ツェクトラは、部下の言い訳や自己正当化を絶対に認めない男だった。
 いかなる過失でも、自分の側にも非があることを認めるまで、決して容赦しなかった。
 被害者の側面だけを強調して叫ぶ兵を、何度も殴り倒す現場を見たことがある。
 詐欺師は悪だが、だまされる方にも油断や無知や欲にそそのかされたという罪がある。
 それが、彼のゆずらない考えだったからだ。
 ツェクトラにとっては、世間知らずもまた一つの罪であった。
 正確に言えば、世間の心を知ろうとしない怠慢と、物事に明敏な想像力を働かせないことが罪なのだった。
 女々しく被害者意識の涙を流す部下を、ツェクトラは「卑劣漢」と呼んではばからなかった。

 

「アトランティス」第1部下巻より抜粋 音声ファイル220_mp3

 

 

 

 

 

 頭上の邪悪な存在に引き出される情景は遠い太古のものであり、メネアース・レクテンの前身、過去世に源を持つことはまちがいなかった。
 《思い出すがよい。
 汝はかつて、地上を三分する高貴なる国の司であった。
 その勢力はあまたの陸海を治め、その名を知らぬ者とてなかった》。
 理性なき牛人の脳裏に、巨大な国家の司政官の誇り高き姿が浮かぶ。
 威厳と魅力に満ちた容貌の人物が、絶大な権力を持ち大勢の人々にかしずかれていた。
 輝かしい影響力と指導性に満ちた彼は、名司政官として一大国家の統治を国民から信任されていた。
 陰惨な嘲笑を飲んだ黒龍の声が、おのれの虜にした成果を得々と告げた。
 《汝は不安定な群衆の心を、ときに応じて元気づけ、あるいは鎮めることのできる強大な念力の持ち主であった。
 もろもろの民の心を引き付け、拠り所となる力ある者と呼ばれていた。
 汝の力に幾億という民が進んで心服し、汝個人に巨大な支配力と権限とを集中して付与した。
 汝は祝福と歓声をもって民から迎えいれられ、その期待に違わぬ栄光にあふれた司政官だった。
 われらは汝に罠をかけ、取り込むことをもくろんだ。

 

「アトランティス」第1部下巻より抜粋 音声ファイル221_mp3

 

 

 

 

 

 今回の地震での推定死者数は全州で二十万人、罹災者は約六百万人に近いのではないかと言われている。
 イフィシスの傍らで見た過去世幻視の残像も覚めやらぬまま、彼は寒気に身をかがめ、巨大な白亜の石柱に背中をもたせかけた。
 父親のサエリが、今回のこの事態にどのように身を処すのか興味を覚えるが、今はそれよりも目前の任務を遂行することが大切だった。
 黒塗りの自走機の最後の一機が、傍若無人な速度で門の石柱の間を通り抜けて去った。
 人の背丈の十倍はある二本の大理石の柱の表面には、
エプカの智慧を崇めよ、形を崇めるなかれ。
 大神を信ぜよ、人知を頼むなかれ。
 の二句が、それぞれ刻みこまれている。
 彼は自走機の慌ただしい加速ぶりを見送ると、不意に静まり返った白亜の神殿に目をやり、そのまま頭上の闇の空を見上げた。
 人気の絶えた駐機場の空に、吐く息が白々とひろがる。
 頭上を振り仰ぐと、またたく青白い星光の美しさと、暁の明星の白金色の眩さが感動的だった。
 星の美しさに感じいるなど、これまでの彼の生活には縁のなかったことである。
 つい二十分前に見た不思議な巨岩との対話の幻が、彼の感性に大きな変化を与えていた。

 

「アトランティス」第1部下巻より抜粋 音声ファイル223_mp3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
今日も黙々と種蒔きを続ける百姓でございます。
 
耕すに時があり、種を蒔くに時があり、草取りに時があり、間引きに時があり、収穫に時がある。
 
期待せず、落胆せず、今日もただ種を蒔くだけ。
 
お天道さん、ありがとう。
 
私は最後まで、このことを為し続ける。
 
天と地に誓って、そうし続ける。
 
命尽きるまで。
 
すべての時が終わるまで。

 

 

 

 

 

 

 

崇神天皇の皇女豊鍬入姫および倭姫による、

二十数社に上る元伊勢神社創建の目的は、

真の元伊勢たる吉佐宮(現在の籠神社)の存在を覆い隠し、

四国に眠る地球皇家の秘宝を

救世主顕現の時代まで無事に庇護する為だった。

(コミック書籍の内容とは関係ありません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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*** ご 案 内 ***

こんにちは  ご来訪を心より感謝いたします

このブログの管理人 Hiroshi Onishi です

大切な「音のお知らせ」が届きました

消印は紀元前1万年 つまり今から1万2千年前

ものさしを替えればつい昨日のお話です

時空を超えて送られてきた 玉手箱の中を覗いてみませんか

もしかすると太古の記憶が 懐かしく蘇るかもしれませんよ

合成音声全229ファイル 総計85時間33分 1.74GB

試し聞き、フリーダウンロードは下記よりどうぞ…

https://1drv.ms/f/s!Ag2qwP3EqsFdul9P6f2aq134dw8Z

(マイクロソフト社のクラウドサービス  「OneDrive」を利用しています)

お楽しみいただければ幸いです 

 

 

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  ありがとうございました

 


 

 

今回の「コロナ禍」は、民間及びNHKによるフェイクニュース報道の、大衆操作の「威力」の恐ろしさというものを嫌というほど見せつけられました。

 

どうして大衆というものは、これほど欺瞞に溢れ悪意に満ちたニュースメディアにやすやすと乗せられてしまうのでしょうか。

 

新型コロナウィルスそのものよりも、自分たちが騙されてこのような意味のない行動に、国家の大号令の下、唯々諾々(いいだくだく)と羊の群れさながらに盲従している姿こそ、本当に恐れるべき核心だということを学ぶ必要があるように思えます。

 

爆発的感染も医療崩壊も、現在の患者数と感染者推定数の推移では、まず起こりえません。

 

メディアの役割とは正しい現状を民衆に知らせることであり、私利私欲のために恐怖をあおり、社会を大混乱に陥れるためにメディアという影響力の強大なシステムを独占することは、明らかな反社会的犯罪であると断言します。

 

どうかテレビや新聞の報道に踊らされることなく、冷静に、冷徹に現状を見つめてください。

 

この主張文は2020年4月22日付け日記

「♪かーごめかごめ(4)」以来

内容を変えず一貫して説き続けてきたものです。

今後も連続して掲載を続ける所存です。