「後ろの正面」は乙女座から獅子座へ(1) | アトランティスからの伝言

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本文は一昨年8月14日から9月22日にかけて掲載した、「「後ろの正面」はアトランティスだった!」(1~15)を加筆、訂正したものです。

 

 

 

「後ろの正面」だーれ?

 

「かごめ唄」の最後のこのフレーズは、その糸口のつかめない者にとっては「謎の中の謎」といえるだろう。

 

「後ろの正面」とは何のことを指すのか?

 

あるいは誰のことを指すのか?

 

このわらべ歌の真意を探ろうと努力してきた、在野のアマチュア研究者たちにとっては、もう匙を投げだしたくなるあきらめの境地に達してしまったことだろう。

 

「夜明けの晩」「後ろの正面」、その言葉の中には何の意味付けもない、単なる思いつきの戯言(たわごと)に過ぎなかっただけではないのか。

 

そんなあきらめと失望と幻滅に打ちのめされそうになったとしても、最後の最後までご自分の直観を信頼して、夢と希望を持ち続けていただきたい

 

「このわらべ歌には、何かとてつもなく大きな意義と目的が隠されている」、という皆さんの鋭い直観力と感性に、一点の誤りも間違いもないことを、私は強い励ましと共に声高(こわだか)に申し上げたい。

 

自分自身も、「この唄には何かある」、といった根拠不明で漠然としてはいても何か力強い「導き」のような意図を感じ、姿形は見えないながらも、その声なき声に従ってみようと決意し、ただ一人黙々と取り組んできました。

 

このような「探究の旅」「巡礼の路(みち)」は、私のような孤独に慣れた人間にとっても、人跡未踏の獣道を行くような不安と恐れに、ややもすると取り憑かれそうになって自信喪失に陥りがちです。

 

しかし、直観というものは、その根源が不明瞭ではあっても、魂と自分存在にとっては「確固として実在する力」、「ありのままの私自身の力」そのものなので、これは無視も否定もできないのです。

 

たった独(ひと)り、声なき声、心の奥底からかすかに響き来たる声に、持てる精神のすべてを集中する時、どのような他人の声にも勝る、比類ない信頼感と勇気と自信が、豊かな泉のように滾々(こんこん)と湧き出でてきます。

 

巡礼の旅の初めに、心を孤独と恐れを帯びた一陣の空風(からっかぜ)が吹き抜けたとしても、自己信頼という名の豊饒な心の泉の大きさ、力強さの前では、頬を優しくなぶるそよ風の心地よさに変わってしまうのです。

 

それは自分自身との力比べであり、臆病な己心の魔の放逐の戦いでもありますが、その先に見出せるであろう「扉の鍵」の存在に期待できる自分というものが、何にも増して尊く感じられるのです。

 

さて、その結末は、畏怖と畏(おそ)れに縮み上がるほどの神意に満ち、その無限に広がる宇宙空間の只中に打ち上げられたような、誠に不思議な感覚に私をいざなうものでした。

 

「夜明けの晩」も、「後ろの正面」も、両者に共通するキーとなる認識の基本が私になかったなら、他の多くの人たちと同様、探求を放棄していたかもしれません。

 

その結果、「かごめ唄」の解読と謎解きは、さらに後回しになったことと思います。

 

では、謎解きのための決定的な「キー」または「鍵」となる「認識」とは何であったでしょうか

 

 

 

次回に続けます。

 

 

 

 

 

 

 「ムウとアトランティスの分離も、その現象化なのでしょうか」。
 「そればかりではありません。
 西と東、北と南、上と下、赤と白など、さまざまなきっかけで分離対立する構造は、人類の上に存在する男女神の影響を受けている証だと思うのです」。
 正派遣神女は神秘的な話題に、抗いようもなく引き込まれていく。
 「その対立を溶かすことはできないのでしょうか」。
 「地球皇家のみが、夫婦神の子らとして調停し、和解させることができるとあります。
 しかし、彼らが血統と霊統ともに携えて現れるまでには、なお一万年以上もの年月を待たねばなりません」。
 遥かな蒼穹をあおぐ眼で、アガシャーが頭上から降り注ぐオリハルコンの光を見上げ、荘重さのうちに悲哀をのぞかせる声で告げた。
 「われわれ人類も地球も、まだまだ一つになれない。
 一つになるためには、地球皇家を再興せねばならないというのですか」。
 若い最高王は、玉座の前に立ったまま、睫を伏せ、秀麗な風貌に悩みの影を刻んだ。
 「しかし、ムウもアトランティスも、ともに国土の重要な部分が沈みかけています。
 地球皇家どころか、二つの帝国の存続そのものが危ぶまれているのです」。
 白金の霊光の輝きを帯びたウルラは、一柱の女神の荘厳さを込めて、驚くべき言葉を告げた。

 

「アトランティス」第3部上巻より抜粋 音声ファイル519_mp3

 

 

 

 

 

 「なるべく自然のものを使って治療した方がいいんです。
 たとえば石とか植物とか」。
 イフィシスはエリエノウの出産を機会に、彼女から充分なムウの医学の手ほどきを受けたことを思い返した。
 オッシータたちに同席したのも、ランソロの父親の見舞いに連れ添っただけの理由ではない。
 今年で二才になるエリエノウの子、ヤマ・トの幼い皇子を思い出しながら、イフィシスは眩しげにランソロを見つめて続けた。
 「ですから、治療は色々と自然のきれいなものを利用します。
 薬草は勿論、香りのする樹や草花の芳香や精油を使うんです。
 あとは症状に適合する温泉の湯や、生命力が強くてきれいな場所の海水を、毎日少しずつ飲んだりします。
 ほかにも清浄な土や泥、砂や炭を使って治したりします。
 香りや音も大切な治療の要素だと教わりました」。
 医術上の専門的な知識は、自分が子を受胎した時に困らないように、エリエノウが手とり足とり教えてくれたものだった。
 地球皇家という、人類の中枢たる子孫を産むために、綿密で慎重な妊娠・出産・育児の過程が要求されるからだった。
 いずれはランソロにも、同じ話題について、じっくりと説明する必要があった。
 三年前に比べ、霊的なことについて飲み込みが早くなったランソロは、美しい正派遣神女である恋人を、心からの賞讃をこめて優しく見つめた。

 

「アトランティス」第4部上巻より抜粋 音声ファイル708_mp3

 

 

 

 

 

 「大きな邪念の力が、こちらに向いている…。
 わたしたちの作戦を、阻む者…。
 ストゥルトウの頭が、その青い瞳で見つめている。
 オリハルコンを、地球皇家の血に渡すまいとしている」。
 ディエメテルの深いものを呑んだ言葉とともに、真っ青な深い虚無を抱いた二つの目が、アルナエリたちの意識の底から湧き出し、一同の霊視に映る想念映像として現れた。
 その不気味な目を中心に、次第にはっきりと浮かびあがる一人の青年の顔を認め、一行はあっと声をあげて愕然と身をすくませた。
 若い神官神女たちの脳裏は、驚愕に激しく震撼し、あまりの異様さに麻痺せんばかりだった。
 馬鹿な…。
 邪悪な波動をふぶかせる冷惨な青い視線とその顔は、アルナエリ本人のものだったからである。
 魔のやり口を知悉している神官たちは、相手がアルナエリの姿を模倣した心像を送り込み、内部の攬乱を計っているのを素早く洞察する。
 その強大な憎悪の思念を送りこむ碧眼は、のたうつ異様な暗黒波動の嵐をともない、神官たちの胸裡を瞬時に冷たく暗い悪寒で満たした。
 偽者のアルナエリの発する波動は、執拗に獲物に巻きつく毒蛇のいとわしさをもっていた。

 

「アトランティス」第4部下巻より抜粋 音声ファイル803_mp3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
中学校の体育館に全校生200人が集まったとする。
 
体育館の床面積を、仮に1300平方メートルとすると、一人当たり6平方メートル強となる。
 
もしも生徒たちが自分の領域を争い合い、ペンキで境界線を勝手に引き始めたらどうなるか。
 
占有欲の強い者は、他の生徒たちを腕ずくで圧倒しても、自分の領地を広げて確保しようとするだろう。
 
いっぽう皆で仲良く分け合いたいと思う生徒らは、力の強い者たちに押し返され、身動きが取れないほどの狭い面積に閉じ込められてしまうだろう。
 
その結果、広い床を占有してしまう腕力のある学生と、そうではない大人しい生徒が辛うじて確保できる狭い面積に分けられてしまう。
 
皆で仲良く分ければ、各人が6平方メートルの面積を平等に得ることができるのに、争いによって強い者と弱い人に極端な格差が生じ、不公平で住みにくい世の中が出来上がってしまう。
 
この世界は、まさにそのような様相を呈している、異常で不公平な国境優先の住みにくい環境だ。
 
今地上に生きている人にとって、生まれた時から存在する国家や国境は、水や空気と同じようなごくあたりまえで当然の概念として定着している。
 
地球以外の調和された惑星に住む異星人が見たら、この状態はひどい未開世界と映るに違いない。
 
奪い合えば不足し、分かち合えば満たされる。
 
そんな、ごく基本的な常識が、この地球上では堂々と踏みにじられている。
 
世界200か国が国境を取り除き、国家も人種も宗教も超克し、一つとなれるのはいつのことだろうか。
 
それは惑星地球と人類が、銀河や大宇宙の共同体に迎え入れられるための、最低限の条件だ。
 
地球の中心存在である「皇家」が、世に出現するのがその契機となるのか、あるいは全世界の有力者たちがそれぞれの領地的主張を撤回するのが糸口となるのか、それはわからない。
 
国境をなくそうという主張は、あまりにも非現実的で飛躍的な極論と受け取られて、耳を傾ける人すらいないと思われる。
 
剣山に眠る「地球の宝物」が現れるという「かごめ唄」の予言は、ボーダーレスの惑星への階梯のどの辺りに実現するのだろうか。
 
世界が大きく飛躍する時というのは、意外に早く訪れるのかもしれない。
 
その方法は「神のみぞ知る」だろう。
 
 
 
 
 
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*** ご 案 内 ***

こんにちは  ご来訪を心より感謝いたします

このブログの管理人 Hiroshi Onishi です

大切な「音のお知らせ」が届きました

消印は紀元前1万年 つまり今から1万2千年前

ものさしを替えればつい昨日のお話です

時空を超えて送られてきた 玉手箱の中を覗いてみませんか

もしかすると太古の記憶が 懐かしく蘇るかもしれませんよ

合成音声全229ファイル 総計85時間33分 1.74GB

試し聞き、フリーダウンロードは下記よりどうぞ…

https://1drv.ms/f/s!Ag2qwP3EqsFdul9P6f2aq134dw8Z

(マイクロソフト社のクラウドサービス  「OneDrive」を利用しています)

お楽しみいただければ幸いです 

 

 

 

再掲籠目唄(34)

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12275825131.html#ind

 

 

 

 

 

今回の「コロナ禍」は、民間及びNHKによるフェイクニュース報道の、大衆操作の「威力」の恐ろしさというものを嫌というほど見せつけられました。

 

どうして大衆というものは、これほど欺瞞に溢れ悪意に満ちたニュースメディアにやすやすと乗せられてしまうのでしょうか。

 

新型コロナウィルスそのものよりも、自分たちが騙されてこのような意味のない行動に、国家の大号令の下、唯々諾々(いいだくだく)と羊の群れさながらに盲従している姿こそ、本当に恐れるべき核心だということを学ぶ必要があるように思えます。

 

爆発的感染も医療崩壊も、現在の患者数と感染者推定数の推移では、まず起こりえません。

 

メディアの役割とは正しい現状を民衆に知らせることであり、私利私欲のために恐怖をあおり、社会を大混乱に陥れるためにメディアという影響力の強大なシステムを独占することは、明らかな反社会的犯罪であると断言します。

 

どうかテレビや新聞の報道に踊らされることなく、冷静に、冷徹に現状を見つめてください。

 

この主張文は2020年4月22日付け日記「♪かーごめかごめ(4)」以来

内容を変えず一貫して説き続けてきたものです。

今後も連続して掲載を続ける所存です。

 

 

 

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  ありがとうございました