かごめのうた (15) | アトランティスからの伝言

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かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ?

 

 

 

本文は今年1月26日から8月3日まで掲載した 「【謎解き】かごめうた」 (1~33) を加筆、修正したものです。

 

 

 

紀元前660年…。

 

その時あなたが何者であったかはともかく、この世界のどこかで誰かを演じ、何かの行為をしていたことは間違いありません。

 

この世界とは地上の物質世界とは限らず、四次元以降多次元霊界の重層構造のどこかに自らの居場所を定め、そこでの使命に取り組んでいたことでしょう。

 

現界霊界のいずれにしろ、魂の親であり創造主である大いなる宇宙根源意識の掌(てのひら)の中で生かされ、存在していたのは紛れもない事実です。

 

ずっとず~っと昔のことなんだから、そのころにはまだ生れていない自分とは無関係と考えて思考停止し、目や耳や口を喜ばす、もっと楽しそうなことに心を移さないように注意したいものです。

 

確かにこの地上世界には、本当に重要で大切な事柄も数多くございますが、魂の成長にはどうでもいいことや、むしろ害毒を及ぼして堕落と破滅に追いやるものも無数に作られていて、この今という瞬間に何を選び取るかが、以後の永遠の生命の行く立てに重大な影響を与えてしまいます。

 

ほとんどすべての方は現世においてなすべき務めを持っており、その内実がいかなるものであっても、やがて天に帰れば明白な結果を手にすることになります。

 

その時点でいくら後悔しても遅すぎますから、貴重な人生の足を自ら踏み外さぬよう、内的なガイドの声に従って注意深く賢明に生きてまいりましょう。

 

さて、話を元に戻して、それではあなたも私も生きていた、今から2678年前に意識を引き戻し、現在のイスラエル国家の南部、当時の南ユダ王国へと目を向けてみましょう。(当時)

 

「かごめうた」執筆のために作成した年表 皇紀元年(紀元前660年)の箇所

神話をあざ笑ったり無視することが、現代人特有の傲慢と錯誤であることの一例

 

紀元前660年、つまり初代神武天皇即位の年とされる、皇紀元年。

 

当時のユダ王国の支配者は、マナセという王でした。

 

彼はヒゼキヤ王の子で、旧約聖書は熱狂的な偶像崇拝者の悪王として描いています。

 

旧約聖書 列王記下巻21章 マナセの「悪事」を列挙している

 

ヒゼキヤ王と同様にマナセ王もまた、アッシリアとバビロニアという二つの大国との関係において、友好的な懐柔策をとらざるを得ない立場だったことは同じでした。

 

その悪行については列王記下21章に事細かに記されていますが、果たして本当にアシェラ像という、先住のカナン人たちが崇めた偶像を至聖所の中にまで持ち込み、自らこれを拝み、ユダの人民にまで崇拝を押し付ける暴政を振るったのか、私は懐疑的にとらえています。

 

 

バアル神の妻アシェラ(アシュタロテ)像

 

というのは、聖なる「契約の箱」とデヴィル(至聖所)内の純金装飾物の一切を、秘密裏に避難させるためには、まさに恰好な条件が出現したことになるからです。

 

話が出来過ぎているのです。

 

アシェラとはアシュタロテ同様、カナン地方の土着神バアルの妻とされる存在です。

 

確かにパレスチナの北方に突如として出現した凶暴な大国に、新王マナセが震えあがり、異教の神々を祭り上げ、その前にひれ伏したとしても不自然とは言えません。

 

しかし、実際バビロニアのネブカドネザル王の軍隊が、南ユダ王国の首都エルサレムを包囲するのは、それから六十年以上経た紀元前598年だったことを考えると、ユダ王国はそれほど切羽詰まった状況に置かれているとは言えなかったと思われます。

 

むしろ、神殿の至宝を運び出すための方策をじっくり考え、万全の備えを模索する好機であったと考えた方が自然な成り行きに思えます。

 

ヒゼキヤ王とソロモン神殿の祭司団は、アッシリアが衰退に向かい、初期のバビロニアが内戦で混乱した時期を捉えて、マナセという悪王を聖書に登場させ、この機に乗じて至宝の搬出計画を実行に移したと考えられます。

 

この大義名分はのちの時代の聖書研究者、キリスト教聖職者によって、「契約の箱」喪失の経緯を説明し得る歴史的出来事だったにもかかわらず、皮肉なことにこの点を指摘できた宗教家は皆無でした。

 

このことをグラハム・ハンコックが自著「神の刻印」で、広く世界に問うたのが最初だったと思われます。

 

グラハム・ハンコックと著書「神の刻印」(上・下)

 

本来ならば、キリスト教の聖書学者たちが、とっくに突き止めてしかるべきところを、元エコノミスト誌の東アフリカ特派員に先を越されるとは、なんともお粗末で情けない話ではありました。

 

聖職者の立場と権威に安住してしまい、旧約聖書を史実として、歴史書として真剣に受け止めていない一つの証左と言えるかもしれません。

 

ここで忘れてはならないことは、預言者と一国の王が計画を練り、これを実行できた背後には、必ず神々の指導と援助があったという隠れた事実です(この場合も「唯一神」ではなく、あくまでも「神々」です)。

 

人間心で考えることは、どうしても自己中心、利益優先に走りがちですが、彼ら神の宮を司る人々は、常に謙虚で信仰心にあふれ、神の御心を第一としてその声に耳を傾け、つき従いました。

 

神託によって導きを得、神の財宝のすべてを手際よく運び出し、天意の示すままの経路をとって、彼ら一行はまず七百年前に辿った出エジプトの足跡を逆に進み、当時は意図的に避けてきた地中海沿岸の商業路を西に向かい、ナイル川が地中海へそそぐ三角州地帯へと進んだことでしょう。

 

合計22トンもの金塊の大荷物を陸路で運搬することは、大変な困難を伴う旅になったに違いありません。

 

あるいはナイル川を帆船で遡上したのかもしれませんが、紅海の奥から船で乗り出したのではなさそうです。

 

なぜならばナイル上流のアスワンにある、エレファンテネ島の遺跡にはユダヤ教神殿の痕跡があり、エルサレムとの間でやり取りされた書簡が数多く発掘されているからです。

 

神殿の内部構造はエルサレムのモリヤ山上にあったソロモン神殿と酷似しており、まさに第二神殿にふさわしい威容を誇っていたと考えられています。

 

バビロンに捕囚されていた南ユダのほんの一部の帰還民によって建設された、通称第二神殿と呼ばれる至聖所が空っぽの神殿は、正しくは第三神殿と呼ばれるべきものだったかもしれません。

 

ゆえに正しい意味で第三神殿なるものは未来の青写真ではなく、イエスの時代ののちローマ帝国によって破壊されてがれきと化した過去のものであったのです。

 

つまり、シオニストの人たちが計画する岩のドーム跡に建設しようとする同名の神殿プランは、青写真の段階ですでに挫折しており、その機に乗じて無国籍マフィア、ニューコートと呼ばれるアシュケナジーユダヤが画策していたハルマゲドン構想はものの見事に的を外し、不発に終わったのです。

 

これに変わり、将来世界平和の象徴としてキリスト教、イスラム教、ユダヤ教が協力して新たな神殿を建設し、パレスチナに平安が訪れることになるのが理想です。


それを第四神殿と呼ぼうが平和の神殿と呼ぼうが自由ですが、古都エルサレムは本来の聖地としての装いを取り戻すに違いありません。

 

そのためには、私たち日本人の血族的な協力が不可欠なのです。

 

それゆえ我々は、敗戦後七十二年間の被占領民として被ったあらゆる洗脳から目覚め、早急に真実を取り戻さねばなりません。(当時)

 

南エジプトのエレファンテネ島に残る神殿跡

 

次回はこれに続く「契約の箱」と内堂の装飾金塊の足取りを追ってゆきたいと思います。

 

ではこれで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崇神天皇の皇女豊鍬入姫および倭姫による、二十数社に上る元伊勢神社創建の目的は、真の元伊勢たる吉佐宮

(現在の籠神社)の存在を覆い隠し、四国に眠る地球皇家の秘宝を救世主顕現の時代まで無事に庇護する為だった。

(コミック書籍の内容とは関係ありません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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*** ご 案 内 ***

こんにちは  ご来訪を心より感謝いたします

このブログの管理人 Hiroshi Onishi です

大切な「音のお知らせ」が届きました

消印は紀元前1万年 つまり今から1万2千年前

ものさしを替えればつい昨日のお話です

時空を超えて送られてきた 玉手箱の中を覗いてみませんか

もしかすると太古の記憶が 懐かしく蘇るかもしれませんよ

合成音声全229ファイル 総計85時間33分 1.74GB

試し聞き、フリーダウンロードは下記よりどうぞ…

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お楽しみいただければ幸いです 

 

 

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