ぎゅぎゅっと詰まった美味しさ♪甘香ばしい、焼き牡蠣のコンフィ

だいぶ春めいてきましたね。
牡蠣の時季もそろそろ終わり。
その前に、ちょっと日持ちするコンフィにしました。

コンフィとは、低温のオイルでじっくりと煮るお料理。
（果物類のコンフィの場合は砂糖で煮たものですが）
オイルで煮るだけなのにうま味を引き出して、それはもう濃厚な味でクリーミーな食感になるのです。
そのとろんとクリーミーな美味しさもステキなのですが、今回はこんがりと焼いてからコンフィにしました。

牡蠣自身から出てくる水分が、香ばしく焦げてくるまでじーっと動かさずにフライパンで焼いて、オリーブオイルを加えます。
そしてフライパンについたおこげをこそげて、オリーブオイルに溶かしこむと、もうそのうま味ったら！！！

生ガキをつるっといただくのもたまらなく美味しいですが、香ばしく焼いたカキの美味しさもだ～い好き！
最初カキを火にかけると水分が出てくるのですが、それがじゅわじゅわと焦げてくる香りったら、もうそれだけでご飯食べれそう(笑)
それをオイルで閉じ込める、というワケです。

コンフィにはハーブを加えるレシピが多いのですが、これはにんにくだけ。
シンプルにうま味を味わいます。

なので、他のお料理へのアレンジもしやすいです。
ただニンニク風味のオイル漬けなので、和でも洋でも中華でも。
まあ、美味しくってついついそのまま食べてなくなっちゃうんですけどね。

カキ自体はそのままいただいて、残ったオイルを色々な料理に使うという手も。
オイルにもうま味がたっぷりついているので、茹でたパスタに和えたり、炒めもの油にしたり、チャーハンにしたり。
炒めものにするとオイスターソースのような風味が加わるので、すごくおすすめ。
にんにくの風味もありますしね。

カキは1週間ほど日持ちしますので、ちょっと多めに作っても。
時季が終わる前にぜひぜひ味わってみてくださいね。


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焼き牡蠣のコンフィ

材料：作りやすい分量　 調理時間：15分
牡蠣（加熱用）300g
にんにく　1かけ
塩　小さじ1/2
オリーブオイル　ひたひたになる量

作り方：
１、牡蠣は塩（分量外）でもみ洗いし、水けをきる。にんにくは薄切りにする。
２、フライパンに牡蠣を重ならないように並べ、中火にかけて出てきた水分がこんがりと焼けてくるまで5分ほど焼く。（反対側は焼かない）
３、火を止めてオリーブオイル、塩、にんにくを加えたら、牡蠣を身が崩れないように優しく混ぜ合わせ、なべ底についたおこげをこそげてから弱火で5分ほど煮て出来上がり！粗熱をとってから保存容器に入れてください。


◎レシピについて◎
・フライパンはフッ素樹脂加工の深型26㎝のものを使用しています。
・分量を増やす場合、材料は人数分にし調味料は気持ち減らすのがちょうどよいです。調味料も人数分にすると味が濃く感じます。