ごぼうがとっても美味しいイタリアンに！バルサミコが香る♪ごぼうのアグロドルチェ

ごぼうがイタリア料理に大変身！
ワインのおつまみにもピッタリな、ごぼうのアグロドルチェです。

もともとこの料理はナスや玉ねぎでばかりをつくっていたのですが、これが何の野菜で作っても美味しい！
レンコンやごぼうもすっごく合うんです。
ごぼうがイタリアンになるってちょっと意外かも？と思って今回はごぼうにしました。（使いきれないこと多いし）

さて、アグロ・ドルチェとは。
イタリア語で、アグロが酸味、 ドルチェが甘いとのことなのでつまり｢甘酸っぱい｣という意味だそうです。

その名の通り甘酸っぱいお料理。
素揚げにした野菜やソテーしたお肉を酢と砂糖で煮込みます。（レシピでは炒めるだけにしていますが）
一般的にイタリア料理には砂糖を使わないので、結構珍しい味付け。
日本の甘酢煮込みの様でもありますが、実は古代ローマ的な味付けだったりもします。
ちょっと気になるでしょ？

お酢はイタリアらしくバルサミコ酢。
熟成された黒褐色色のお酢を使います。（なので出来上がりが黒いんです）
これが香りが素晴らしくて美味しいのですよ～。
大好きな調味料のひとつです。

熟成年数が長いものは甘味とコクがましてそれこそたまらない味ですが、それはまあ、ちょっとお値段が張るので、この料理には一番安いものでＯＫ。
だって煮ちゃいますからね。
私が使ったのは多分298円です(笑)


作り方は、乱切りのごぼうとくし切りにした玉ねぎ、つぶしたにんにくをオリーブオイルで炒めたら、松の実、レーズン、バルサミコ酢、砂糖、水を加えて煮込みます。
ごぼうに火が通ったらみじん切りのパセリを加えて出来上がり！

これはアツアツを食べるより、冷めて味がなじんだ頃が食べごろ。
なのでレシピは作り置きおかずとしてちょっといつもより多めの分量にしています。
でも、美味しすぎて結構たっぷり食べちゃうんですけどね～＾＾;

最初におつまみと書きましたが、パンを添えて朝ごはんやランチの1品にしたり、汁気がないのでお弁当のおかずにもピッタリ。
古代ローマな感じのお料理が、ごはんのおかずにも合ってしまうという♡
野菜がちょっと使いきれないわ、なんて時に一度お試しあれ♪


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ごぼうのアグロドルチェ

材料：4人分　 調理時間：15分+冷ます時間1時間
ごぼう　200ｇ
玉ねぎ　1/2個
にんにく　１かけ
塩　小さじ1/4
オリーブオイル　大さじ1
★レーズン　大さじ1（嫌いなら入れなくても。プルーンを刻んでもよし）
★松の実　大さじ1（なければ砕いたクルミやカシューナッツでも）
★砂糖　大さじ1
★バルサミコ酢　大さじ3（なければおうちにある酢でＯＫ）
水　1/2カップ
パセリ　みじん切り大さじ2

作り方：
１、ごぼうは良く洗って皮をむかずに乱切りにし、水にさらす。玉ねぎはくし切りにする。にんにくは包丁の腹でつぶして芽を取り除く。
２、フライパンに水けをふきとったごぼう、玉ねぎ、にんにく、塩、オリーブオイルを入れて混ぜ合わせてから中火にかけ、3分ほど玉ねぎがしんなりとしてくるまで炒める。
３、２に★を加えて充分煮立ったら、水を加えて蓋をし、弱火で5分ほどごぼうに火が通るまで煮る。火を止めてパセリを加えたら、粗熱をとって保存容器に移して出来上がり！

＊最初にオリーブオイルをまぶすのは、少量の油で炒められるようにするためです。
＊煮るときは焦げ付きやすいので様子を見てください。火が通りにくい素材の場合は水の量を増やすと良いです。

◎レシピについて◎
・フライパンはフッ素樹脂加工の深型26㎝のものを使用しています。
・分量を増やす場合、調味料は気持ち減らすのがちょうどよいです。調味料も人数分にすると味が濃く感じます。



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