ちょっとひと手間加えてタイの味!ビールによく合う、ピリッと辛い♪しおからのヤム | ヤミー オフィシャルブログ「大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆」Powered by Ameba

ちょっとひと手間加えてタイの味!ビールによく合う、ピリッと辛い♪しおからのヤム

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TVでライター兼絵描きの吉田潮さんに”料理オタク”と言われましたが、まあ、その通りで、料理を作ることよりも食べること、食べることよりも料理にまつわる歴史やエピソードを知ることが好きだったりします。

旅に出ても観光地や世界遺産には目もくれず、その辺で何かものを食べている人たちがいればじーっと見つめ、話しかけられそうなときは話しかけ、お店の人ならば遠慮なく(日本語で)話しかけます。

そんなわけで、毎回新しい発見をしてはニヤリとするわけですが、今回のタイ旅行で出会ったこの「しおからのヤム」もそのひとつ。

タイの日本料理屋さんによくあるメニューだそうで、塩辛をすっぱ辛いタイ式の味付けにしたもの。
塩辛でありながら、日本食レストランでありながら、まぎれもなくタイの味になっていました。
いやーこれがホント美味しくて、日本に帰ってきてソッコー作ったんですよ~。
しおからのうま味に唐辛子の辛さとさわやかな酸味がとてもよく合うんです。

この”ヤム”と言うのはタイ語で和えるという意味。
たいていナンプラーとマナオ(ライムのような柑橘類)唐辛子、にんにく、砂糖で調味した和え物料理のことを言います。
日本でも有名なタイ料理のひとつにヤム・ウンセンがありますよね。
あれは春雨=ウンセンの和え物=ヤム、ということ。
つまり、塩辛をそのヤムにしたのがこの料理です。

そのまま聞くと、まあ、タイだからね。で終わるかもしれませんが、実はこの”ヤムにする”というのがタイ料理のポイント。
タイでは新しい食を受け入れるときに「とりあえず何でもヤムにしてみる」んだそうです。

日本であればとりあえず砂糖としょう油や味噌で煮る、というところでしょうか。
牛肉をすき焼き、じゃがいもを肉じゃがにしたように。
※牛食は幕末から、じゃがいもは江戸時代初期に日本に入ってきていますが普及は明治に入ってから
じゃがいもをしょう油と砂糖で味付けしたことによって日本人に受け入れられたように、塩辛をヤムにすることでタイ人には受け入れられた(もしくは受け入れやすくなった)という訳です。


ホッホ~う。

つまりは、逆にいえば、
「どんな食材もヤムの味付けにすればタイ風になる」
てこと。

タイ料理を色々と作っているうちに薄々そうかな~ともやもや思っていたので、これはそのモヤッとした部分をすっきりさせてくれた私的大発見!
そして、こうやって食文化ってまじりあっていくんだな~と、新しい食が生まれた瞬間を見たような気がしてニヤニヤ。(←妄想が広がってる・・・)
そのうち日本の肉じゃがのように、しおからのヤムがタイの家庭の定番料理になってるかもしれませんねー。


さて、これでもうみなさんもタイ料理はマスターしたようなものです。
春雨であれ、塩辛であれ、お肉や果物だって、ヤムの味付けにすれば立派なタイ料理という訳です。
混ぜるだけで出来ちゃうタイ料理。
今晩のお酒のおつまみにどうぞ♪


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ピリッと辛い♪しおからのヤム

材料:3~4人分  調理時間:10分
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1本
きゅうり 1/3本
★ナンプラー 小さじ1
★レモン汁 小さじ2
★砂糖 小さじ1/4
★サラダ油 小さじ1
しおから 100g

作り方:
1、にんにくは薄切り、赤唐辛子は種を取り除いて輪切りにする。きゅうりは1cm角にする。
2、ボウルに★とにんにく、赤唐辛子を入れて混ぜ合わせる。
3、2にきゅうりと塩辛を入れて良く混ぜ合わせたら出来上がり!

*1時間ほど置いた方が味がなじんで美味しいです。
*ごはんにも合います。