ちゃちゃっと手軽に出来ちゃう!サックサクのケベック風ミートパイ
7月21日から1週間、モントリオール在住のR*さんちで一足先に夏休みしてきました!
1週間の
先に滞在中に教えてもらった、ケベック風ミートパイをご紹介!
サックサクの生地にセージ風味のあっさりしたひき肉のフィリングのパイで、この大きな一切れがペロッと食べられてしまいます。
本来はバターをつけて食べるそうですがR*さんのおすすめはケチャップ。
結構たっぷりかけるのが美味しかったりします。
これはチョコ星人くんママのレシピ。
クリスマスとか誕生日とかなにか人が集まるときには必ず作る伝統的な料理だそうで、作るときは一気に10個くらい作って冷凍しておくそうです。
(その量が入る冷凍庫があるのがすごいけど)
それも目分量で!
今回は私がケベック料理を教えてほしい!とリクエストしていたので、1個分の分量を出しておいてくれました。
R*さんがママに教わったときにキレイに仕上げてしまったら、それじゃダメだといわれたとか。
目分量でざっくり作るのが’正しい’そうなので気軽に試してみてください!
ケベック風ミートパイ
材料:24cmのパイ皿(深め) 調理時間:90分
玉ねぎ 2個(350~400g)
じゃがいも 小1個(100gくらい)
サラダ油 大さじ1
豚挽き肉 500g
牛挽肉(本当は子牛の挽肉) 120g
塩 小さじ1/2
粗挽き黒胡椒 少々
セージ 小さじ1/2から小さじ1
薄力粉 3カップ
塩 小さじ1
ショートニング 230g
冷水 大さじ3~様子を見ながら加える
作り方:
1、玉ねぎは粗みじん切りにする。(これもキレイにみじん切りするのは正しくないそうです。)じゃがいもは皮をむいて5mm厚さの半月切りにして耐熱容器に入れ、ラップをしてレンジでやわらかくなるまで加熱し(600wだったら3分くらい)フォークでつぶす。
2、具を作る。
フライパンにサラダ油を入れて玉ねぎを入れて強火にかけ、しんなりするまで炒めたら、挽肉を加えてバラバラになるようにぼぐしながら火が通るまで炒めて、1のじゃがいも、塩、胡椒、セージを加えて混ぜ合わせ、冷めるまで置いておく。
3、その間に生地を作る。
ボウルに薄力粉と塩を加えて混ぜ合わせ、ショートニングを加えてフォークで細かく崩しながら混ぜる。ショートニングが無い時はマーガリンかバターで。その場合は今の時期だと混ぜてるうちに溶けてきてしまうと思うので冷蔵庫で冷やしながら作業すると良いと思います。
こういうぼそぼそっとした感じになります。
そこに冷水(水に氷を入れて冷やしてました)を様子を見ながら大さじ3から5加えてフォークで混ぜます。
水分は行きわたってるけどまだぼそぼそした固まりがある状態です。水を加えて混ぜた時にひとつにまとまった状態だとサクサクとした食感が出なくなりますので注意。
ラップを2枚用意して、生地を2つにわけます。等分にならなくてOK。多くなった方を型に敷く用にして、少ない方を上にかぶせるようにすればいいので。
ラップを閉じて外側から押さえつけるようにして生地をまとめます。
まとまったら麺棒で厚さ5~8㎜くらいの円形にのばす。はみ出るのできちんと円形にならなくてOK。それとふちはぼそぼそと割れますがそれでOK。
4、仕上げ。
大きいサイズの方を型に敷いて(バターを塗ったりしなくて良いそうです)はみ出した部分をナイフで切り落とし、2の具を詰める。もし縁まで生地が足りないところがあれば、はみ出した部分から取って張り付ければOK。
上に小さいほうの生地をかぶせて、はみ出した部分を切り落とす。
ゆびで縁をしっかりと押さえてくっつけるのと同時に縁飾りにする。
縁飾りはこんな感じ。上の生地に数か所ナイフで切れ目をいれ、溶き卵と牛乳をあわせたものか、牛乳を塗る。焼き色をきれいにつけるためなので、無ければナシでもOK。
200度に余熱したオーブンで50分焼いたら出来上がり!
この生地のまとめ方は使えます。
いつも手でやってたけど、これなら手も台も汚れないし、型に生地を敷き込みやすい!
このワザ、お試しください。
焼くのには時間がかかるけど、それ以外はあっという間。
焼き上がりを待つ間にその他の晩ごはんの用意をして、お茶しながらおしゃべりして、というのが楽しかったので、休日に誰かが来たときの晩ごはんに作るのが楽しそうですよ♪
※飛行機が飛ばず帰国が遅れたので旅行中に記事をかきました。
画像の変換が出来ず写真が暗いままですみません!