おこげが美味しい♪ガイヤーン風チキンソテー | ヤミー オフィシャルブログ「大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆」Powered by Ameba

おこげが美味しい♪ガイヤーン風チキンソテー

大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆-ガイ・ヤーン6月2日の朝日カルチャーで試食していただいたお料理レシピ第2弾!
朝日カルチャーの講座は料理の作り方講座ではないので、テキストにレシピを載せるかどうか迷って、最終的に止めたのだけど、知りたい~!!というリクエストが多かったのでこちらでご紹介します。
(次回の講座の時はテキストにレシピも入れますね~。)

ガイヤーンとはガイ=鶏、ヤーン=焼く、という意味。
見たまんまの名前のお料理です。
タイ料理の名前はほとんどが素材+調理方法の組合せなので、いくつか単語を覚えてしまえば、屋台や食堂で好みの料理を作ってもらうことが可能なんです。

たとえば作り方は、
・トム(茹でる・煮る)
・ヤム(和える)
・パッ・パット(炒める)
・タム(叩き潰すしてあえる)
・トート(揚げもの)
・オップ(蒸し焼き)
・チャオ・ジャオ・チアオ・チャウ(揚げ焼き)
・パオ(焼く)
・ヤーン(焼く)
・サテー(串焼き)

食材は、
・ガイ(鶏)
・ムー(豚)
・ヌア(牛)
・クン(海老)
・プラー(魚)
・プー(蟹)
・ホーイ(貝)
・マクア(なす)
・ファクトォーン(かぼちゃ)


これを組み合わせれば、いろいろな料理名になるんですね~。
見覚えのある単語がありませんか?

「焼く」は2種類ありますが、パオは小さな素材を焼くこと、ヤーンは大きな素材をじっくりあぶり焼くことです。

なのでガイ・ヤーンはあぶり焼かなければ本物ではないのですが、おうちであぶり焼きは難しいですよね。
なのでフライパンでも十分美味しくできるレシピにしました。
しかも特別な調味料と言えばナンプラーだけ。
本来はシーズニングソースやシーユーダムなどを使うのですが、なかなか持っている人はいないと思うので、家庭にある調味料で作れるようにしています。

作り方は、ナンプラー、しょう油、オイスターソース、砂糖、にんにくの漬けダレに鶏もも肉を1時間じっくり漬けます。
その後フライパンに漬け汁をしっかり切った鶏肉を皮から入れ、中火にかけてしっかり焦げ目が着くまで焼きます。
この焼き時間は4分から5分。
ひっくり返して蓋をしてさらに5分焼いたら完成です!
あら熱を取って切り分け、ナンプラー、レモン汁、砂糖、一味を混ぜたプリックチーファーというたれをつけて食べます。
辛すっぱ甘いこのタレがまた美味しいんですよね~。

注意するのはつけ込み時間と火加減。
30分くらいつけ込めば十分味がつきますが、ガイヤーンらしいしっかり味には物足りない。
なので1時間以上つけ込んでください。
そして目安時間より先に焦げ付いてきてしまうようなら、それは火が強すぎ。
固く仕上がったり、中が生焼けだったりする原因になります。


火加減の話がでたのでついでに。
よく、フライパンを熱してから材料を入れて焼いたり炒めたりする場面を見かけますが、実はそれはあまりおすすめできません。
(生放送だとどうしても先に温めておく必要があるので仕方ないのだけど。。。)
もちろん中華料理のように油をしっかり熱してから炒める料理もありますが、洋風の料理では香味野菜を炒めるときも、ソテーを焼くときも火にかけたらすぐに素材を入れるのがおすすめ。
先に材料を入れてから火にかけてもいいくらいです。

なぜなら、西洋の料理はじっくり火を通して素材のうまみを引き出すことが多いから。
熱々に熱されたフライパンに材料を入れると、みじん切りにした野菜はうまみを引き出すどころか焦げて苦みが出てしまったり、大きな素材ならば表面だけ焼けて中は火が通ってない、ということが起きてしまいます。
しかも表面が焼き固まったものはなかなか中まで火が通らない!!

今回の講座の試食でもそうでしたが、私が焼いたチキンソテーを食べると「何でこんなに冷めても柔らかいの!?」と驚かれる方が多いのですが、理由は簡単、火加減です。
香味野菜も油が冷たい状態から徐々に火を通していくと、びっくりするくらいうまみを引き出すことが出来ます。

あらかじめフライパンを温めない。

これ、かなり仕上がりに差が出るので、ぜひぜひ試してみてください。


ということで、いつものフライパンでいつもの素材で美味しいタイの味♪
どーぞ召し上がれ!


あら?タイ料理っていがいと簡単につくれるのね~って思ったらクリッククリック!!
大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆
クリックしていただけるとポイントになって順位がアップしま~す。よろしくどうぞ!


ガイヤーン風チキンソテー

材料:4人分(鶏もも肉2枚分) 調理時間:漬け込み1時間+焼き時間10分

にんにく 1かけ
★ナンプラー 大さじ1
★しょう油 大さじ1
★オイスターソース 大さじ1
★砂糖 小さじ1/2
鶏もも肉 2枚(約600g)
サラダ油 大さじ1

☆ナンプラー 大さじ1
☆レモン汁 大さじ1
☆砂糖 小さじ1/2
☆一味唐辛子 小さじ1/4

作り方:
1、にんにくは包丁の腹で押しつぶして芽を取り除き、厚手のビニール袋に入れて★の材料と鶏もも肉を加え、よくもみ込む。口を閉じて1時間置く。
2、フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、汁気をよく切った2の鶏肉を皮から入れる。
3、4~5分しっかり焦げ目がつくまで焼いたらひっくり返して蓋をし5分焼き、あら熱をとって切り分け、混ぜ合わせた☆を添えて出来上がり!

*鶏もも肉1枚の時は単純に分量を半分にしてOKです。
私はいつも2~3枚作るのでその分量にしました。
お弁当にも良いので多めに作っておくと便利です♪