どーんと大きい!卵がたっぷり入った”復活祭のピッツァ”風、ローズマリーとチーズのパン | ヤミー オフィシャルブログ「大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆」Powered by Ameba

どーんと大きい!卵がたっぷり入った”復活祭のピッツァ”風、ローズマリーとチーズのパン

大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆-イースターのピッツァ”復活祭のピッツァ”とは、イタリアでイースターに食べられるお料理のひとつ。
*イースターとはキリストの復活を記念する、キリスト教の祝日です。
ピッツァと聞いて普通に思い浮かべる、薄い生地に具をのせて焼いたもの、ではありません。
卵とオリーブオイルがたっぷり入った、リッチな配合のパンのようなもの。
しいて言うなら、ちょっと塩味にしたブリオッシュって感じです。

生地にはチーズとローズマリーが練り込んであるので、とっても香りが良くて焼いているときからうっとり♪
本来は上にトリュフを削ってのせるようなのですが、それは無理なのでマッシュルームの薄切りをのせました。
これがまた香りが良くて、リッチな味のパンとあわさって贅沢な気分になります。


この”復活祭のピッツァ”は、ボロボロになるまで何度も読んだ内田洋子さんの『食べてこそわかるイタリア』(講談社文庫)というエッセイ本に登場するお料理。

本に書かれている説明をまとめると、
「卵にペコリーノチーズを卸したものと香草を混ぜ合わせ、それを小麦粉とオリーブオイルを練ったパン生地に加えてなめらかになるまでこねて数時間寝かせ、
その間にオーブンに薪をくべてパン焼きの温度まで上げたら、ラードを塗ったオーブン皿に生地を広げて焼き、
食卓へ運んで好きなだけ黒トリュフを削りかけて食べる。」というもの。

薪のオーブンで焼き、好きなだけ黒トリュフをかけて食べる。
ん~なんて贅沢!って、読むたびにうっとり。
そんな贅沢は無理だけど、とりあえず手に入るものでそれらしくそして美味しく!と作ったのがこのレシピです。
(ちなみに今年のイースターは4月8日でした。)

作り方は、温めた牛乳に溶かしておいたイーストとオリーブオイル、卵、粉チーズ、ローズマリーを強力粉に加えてこねこね。
アルミ箔を敷いたオーブントースターのトレーにのせて、暖かいところに30分置いて、あとは15分焼いて出来上がり!
つまり、こねこねしたらのばして放置して焼いてもう出来上がりというお手軽パンです。

イースターのピッツァについて調べると、大きな型に入れて、どーんと大きく作るのが一般的のようなので、私もどーんと大きく作りました。
型には入れなくても大丈夫な生地なので、トレーにそのままどーんと。
なので成型いらずだし、1回の発酵だけいいので、かなりの手間なしパンです。

本物のトリュフをのせた復活祭のピッツァはいつ食べられるかわからないけど、これならすぐに作れます。
こねたり成型したりに時間を取られることが無いので、普段から作れちゃうくらいお手軽。
もちろんローズマリーが無ければ入れなくても。
代わりにひきたての胡椒を入れても美味しいです。

イースターでなくても、パンだけでも美味しいので、ぜひぜひお試しあれ!


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”復活祭のピッツァ”風、ローズマリーとチーズのパン
材料:直径18cm1個分  調理時間:60分
牛乳 50cc
砂糖 小さじ1
ドライイースト 小さじ1
卵 1個
強力粉 200g
★ドライローズマリー 小さじ1/2
★粉チーズ 大さじ3
★オリーブオイル 大さじ3
<トッピング>
ホワイトマッシュルーム 3個
オリーブオイル 大さじ1
にんにくすりおろし 小さじ1/8

作り方:
1、牛乳を耐熱容器に入れてレンジ(600w)で30秒加熱し、砂糖とイーストを溶かしておく(もこもこの泡が出てきます)。卵は溶いて大さじ1を別にする(仕上げに塗る用)。
2、ボウルに強力粉を入れて真中をくぼませ、★と1のイースト入り牛乳、卵を加えて手で混ぜ合わせてなめらかになるまでこねたら、アルミ箔を敷いたオーブントースターのトレーにのせて直径18cm厚さ3cmくらいにのばし、濡らした布巾やペーパータオルをかけて暖かいところに30分置く(すこしふっくらとしてくるくらい)。
3、2に取っておいた卵を塗って、オーブントースターで15分いたら、薄切りにしたマッシュルームをオリーブオイルとにんにくであえてから上にのせて出来あがり!

*トースターは焼きむらが出るので、途中でトレーごとぐるっと回すなどしてパンの向きを変えると、均一な焼き色がつきます。
*焦げそうなときはアルミ箔をかぶせてください。


もしトリュフオイルが手に入ったならば、表面にちょっとひと塗りすると最高!